のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

FUSEE SLX23さん  

お客さんから ローヴァルのフュージーSLXをお預かりしました。
DSC05923amx5.jpg
DSC05929amx5.jpg
期間的には そこそこ使っているそうなので、点検をご希望です。
振れもセンターずれも少しありました。
スポーク比重65%くらいの丸断面スポークでそれなりに張っているので、
ニップルを回すのが一苦労です。
これが扁平スポークだと また違うのですが。

DSC05924amx5.jpg
↑ホイールの名前を失念しても大丈夫用画像

DSC05925amx5.jpg
リムとの接触面を特殊な形状にしているとは思うのですが、
形式的には 汎用ニップルを逆さにしたものと ほぼ同じです。
リム高が低いのでリムテープを張る面とツライチ近いのが ちょっと危ういですね。

DSC05930amx5.jpg
後輪は2:1スポークですが、
横から見て フリー側の最終交差の上を
反フリー側のラジアル組みのスポークが通る「Ж(ジェー)」組みではなく
通らない「XI(エックスアイ)」組みとなっています。
これがもし左右同数スポークで 左右のスポークテンション差を近くしたいのであれば
XI組みでもいいのですが、2:1組みで これをやると
フリー側のスポークの角度が Ж組みよりもラジアル組みに近くなるので
反フリー側のほうがスポークテンションが高くなる、という状態になります
(計測しても実際にそうなっています)。

あと このハブ、フリー側のフランジ径が大きいことで
けっこうなハイローフランジに見えますが
DSC06147amx5.jpg
スポークヘッドの位置の間隔は不均等です。
DSC06148amx5.jpg
ここからスポークを内側に延長してやって
スポークヘッドの位置の間隔が均等になる位置で見れば、
スポークの角度の性質だけは同じな 仮想スモールフランジが現れます。
実際は仮想スモールフランジのハブで組んだ場合より
フランジ径が大きくてスポークが短いので、同じスポークテンションなら
スポークの変形量はラージフランジのほうが少なくなりますが。

DSC05926amx5.jpg
スターラチェットの中身も見てほしいということなのでバラしました。
純正グリスが汚れてしまっています。
DSC05927amx5.jpg
↑奥のほうでは かすかにピンク色を保っていました。

DSC05928amx5.jpg
洗浄したあと 純正グリスを塗りました。

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2015/11/26 23:36 | edit

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