のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ピナレロ ドグマF8 ディスクについて(同業者さま向け記事)  

ドリルがうなる!
注:この記事は同業者さま向けです。
こんな零細クソブログを見ている同業者さまは
そんなにおられないと思いますが、一応書いておきます。
仮におられたとして、それが閲覧者全体のうち
どれくらいの割合になるのか 正確に判別する方法を思いつきました。
それについては後ほど。

当店で いまピナレロのドグマF8ディスクを組んでいるのですが、
付属のフレーム小物がどう考えても合わないので
今朝ピナレロジャパンさんに直接寄って(家から自転車で10分)訊いてきました。
おかげで解決したのですが、今回はそれについて。
DSC06362amx5.jpg
ピナレロのドグマF8フレームですが、
F8がキャリパーブレーキ仕様、F8ディスクがディスクブレーキ仕様で、
どちらの場合もシフトは 機械式とシマノ電動と
カンパニョーロEPSの3つに対応しています。
これらはフレームに付属の小物パーツを交換することで
対応するのですが、それを取り付ける位置がゾーン1から6まであります。
ゾーン1は左トップチューブ、ゾーン2は左ダウンチューブ、
ゾーン3は右ダウンチューブとなっています。

DSC06322amx5.jpg
ゾーン4はBB裏になります。
フタのワイヤーリードの有無が違います。

DSC06372amx5.jpg
ゾーン5はリヤメカ、
DSC06368amx5.jpg
ゾーン6はフロントメカ用の穴ですが、
これらは汎用品のグロメットでもいいので 問題ありません。

DSC06363amx5.jpg
F8ディスクのフレームの場合、
リヤキャリパーブレーキ用のアウター受けが不要なので
ゾーン1がフレーム側にありません。
DSC06323amx5.jpg
よって 付属しているゾーン1用の小物も使いません。

DSC06324amx5.jpg
残ったこれらの小物が ゾーン2またはゾーン3用となるわけですが、
左右の判別用に 裏にRまたはLの表記があります。

DSC06325amx5.jpg
↑これですね。

DSC06326amx5.jpg
Rが4つ、
DSC06327amx5.jpg
Lが1つです。

DSC06329amx5.jpg
R その1
ねじが切ってあるので、これはEPSのコネクタに対応しています。
なのでEPS用です。

DSC06330amx5.jpg
R その2
機械式コンポのアウター受けです。

DSC06331amx5.jpg
R その3
ディスクブレーキの油圧ホース(もしくは機械式ディスクのアウター)の穴と
機械式コンポのアウター受けです。

DSC06332amx5.jpg
R その4
単なるフタです。

DSC06333amx5.jpg

単なるフタです。

今回はシマノ電動コンポ+油圧ディスクブレーキで組むのですが、
これらをどう組み合わせても合いません。

DSC06337amx5.jpg
見やすいようにテープを貼った上から
RにはR、LにはLを赤字で書きました。

ピナレロジャパンさんから今日教えてもらったことですが、
この小物はテーパーがかかっている形状になっていて
幅が狭いのが上側、広いのが下側になる
ということです。

DSC06338amx5.jpg
↑狭い側
DSC06339amx5.jpg
↑そのままひっくり返して 広い側
・・・あれ?

DSC06340amx5.jpg
実は この小物、金型がテキトーなので
RとLが一部間違っています。

間違っているものを青字で正しく書き直しました。
完全に逆というわけでもなく、正しいRが1つ混じっているのも罠です。

と言いたいところですが、ピナレロでも 後からこのことに気付いたようで
DSC06359amx5.jpg
説明書では
ゾーン2(左側)に「R」表記の、
DSC06360amx5.jpg
ゾーン3(右側)に「L」表記の小物を使えと書いてあります。
なので、先ほど青字で書き直したものが実は正しく、
書き直さなかったRの小物が間違っているということになります。

結論は
「Lは右に、Rは左に使う。Rのうちひとつは 実はL」
という ややこしい話になるので、裏の表記に惑わされずに
「テーパーの幅が狭いほうが上側」という点だけで判断すると
間違いがありません。
DSC06321amx5.jpg
↑間違った場合 小物がフレームの形に沿わないうえ
ねじ穴の位置も合いません。

これとは別に、シマノの電動コンポ+ディスクブレーキの場合
もうひとつ問題があります。
DSC06342amx5.jpg
たったひとつしかないディスクブレーキ用の小物に ホースを通しました。
(XTRで組むわけではありません。撮影用に手近にあったものがこれだっただけです)

DSC06343amx5.jpg
↑そうすると、もうひとつの穴は機械式変速のアウター受けになるのです。
LR問題は別として、こちらが私が「組めない」と思った理由になります。
これについても今日 解答(言質ともいう)をいただきました。
ドリルでぶち抜いていいそうです。
それだけなら簡単ですが、機械式コンポで組む可能性を潰さないように

DSC06344amx5.jpg
↑ここに穴を設けることにしました。
画像の状態は下穴です。

DSC06346amx5.jpg
↑5mmで本穴をあけた状態を裏から見たものです。
テーパーの下側は肉厚なので問題ありません。

DSC06348amx5.jpg
電動のコードも通りました。

DSC06358amx5.jpg
↑出来ました。

~同業者さまへ~
元の穴を拡張してぶち抜くだけなら簡単ですが、
このように穴をあけてくれと お客さんに言われた場合
是非そうしてあげてください。
しくじったら一発アウトなので、自信が無ければ
やめた方がいいと思いますがアクサンシルコンフレクスアクサンシルコンフレクス(※)

※「やめたほうがいいと思いますが^^」の誤変換です

DSC06350amx5.jpg
ゾーン3(右側)の穴は最低限の小さめのものですが、
DSC06355amx5.jpg
ゾーン2(左側)の穴は かなり大きいので
小物に横穴があけられました。

DSC06366amx5.jpg
BBの穴ですが、電動コードの配線を
上ジャンクション→ダウンチューブの穴
内蔵バッテリー→シートチューブの穴
リヤメカ→チェーンステーの穴
フロントメカ→シートチューブまたはチェーンステーの穴
から出すと 作業がしやすいのですが、
全てダウンチューブから出すことで
DSC06367amx5.jpg
配線後にBB穴にコードが這わないようにできる
構造だったので そうしました。

私ではないですが、ウルトラトルクのクランクを勢いよく突っ込んで
EPSのコードをダメにした奴もいるので
無用のトラブルを避ける意味でも
なるべくならBB穴にコードを這わせないほうがいいです。


この記事の拍手ボタンですが、
押すのは同業者さまだけでお願いします。
一般の方はご遠慮ください。
いいか!押すんじゃないぞ!

追記:↓同業者多すぎだろ!!

category: ドリルがうなる!

tb: 0   cm: 2

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2015/12/07 19:49 | edit

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2015/12/08 09:51 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/2390-febdc9a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター