のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

タイムのヘッドパーツの玉当たりを調整する工具を作りました  

タイムのフレームのヘッドパーツの玉当たり調整ですが、
DSC06662amx5.jpg
こういう棒がフレームセットに付属していて、
DSC06661amx5.jpg
それでこのように挿して 締めこむようになっています。
ただこの棒、長さが短くてあまりしっかりと締め込めません。
私が やったわけではないですが
金属製のカニ目レンチのようなもので回したがために
傷が付いてしまった例を見たこともあるので、
安易に純正以外の手段を試すのもいけません。

しかし短い棒では調整がしにくいのは事実なので、
ヘッドパーツを傷つけること無く
ここを回す工具を いつも自作しています。

この棒の直径は3mmなので、
DSC06645amx5.jpg
なるべく長い3mmの鉄ボルト、
それとステンレスとプラスチックの3mmナットを用意します。
DSC06646amx5.jpg
長いものを用意したのは、ある程度以上の長さになると
首下部分が ねじ山で痩せていない径となるからです。
この部分の直径は、純正の棒と同じです。

DSC06663amx5.jpg
そのボルトに、プラ→ステンの順にナットを通し
どん突きでダブルナットをかけます。

DSC06647amx5.jpg
それとは別に、ヘッドパーツの穴の深さを調べておきます。

DSC06648amx5.jpg
そーっとナットを回していって
突き当たったところから先が 穴の深さになります。

DSC06649amx5.jpg
先ほどのボルトの頭を飛ばし、シャフト部分の長さを
調べた穴の深さと同じにしたものを
ピンバイスで固定しました。

DSC06650amx5.jpg
ピンバイスはタミヤのもので、
3.2mm径まで つかめるものを使っています。

DSC06651amx5.jpg
これだと、締め終わりあたりに「キュッ!」と締めるのが
純正の短い棒より かなり楽です。

DSC06652amx5.jpg
先ほど「いつも自作している」と書いたのは、
当店でタイムのフレームを組んだときに
これを お客さんに渡しているからです。

DSC06653amx5.jpg
ヘッドパーツに当たる側を プラのナットにしたのは
傷付け防止のためです。
このZXRSにナメ跡があるのは私がやったわけではありません 念のため。

DSC06654amx5.jpg
タイムのヘッドパーツですが、
下側のベアリングが(おそらく自社規格の)
特殊なものになっていまして、

DSC06656amx5.jpg
ベアリング球が、軟質な半透明の素材に包まれたリテーナーから
ほんの少し露出しているという構造になっています。
露出している部分はもちろんボールレースとの接触箇所です。
このベアリング球の径が小さいからか、
タイムのヘッド調整は非常にシビアで
「ちょっと締めるとハンドルが重い、かと言って ちょっとゆるめるとガタが出る」
という感じになっています。
ガタが無くなった瞬間の締め込み具合ですら ハンドルの切れが少し重いので、
そういうものだと思って仕方なく乗っている人も多いかと思います。

それはそうと このベアリング、何かに似ている気がするのですが
それが何なのか 思い出せません。
















DSC06660amx5.jpg

category: その他 機材の話

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2015/12/23 00:26 | edit

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