のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

初代レーシングゼロの後輪のリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC06950amx5.jpg
お客さんから初代レーシングゼロの後輪をお預かりしました。
元々の要件は振れ取りだったのですが、
リムが反っていて振れ取りできず要交換です、と お伝えしたところ
交換でもいいということなので リムを取り寄せることになりました。

DSC06951amx5.jpg
初代レーシングゼロなので、
ネクタイスポーク(と私が勝手に呼んでいるスポーク)仕様です。
これがカンパニョーロのホイールといい棲み分けになっていたので
なぜかやめたのは惜しいです。

DSC06952amx5.jpg
リムが届きました。
ステッカーはすでに貼ってありますが、これは
「レーシングゼロのリム」だからです。品番でいうと
R0R-CRR(レーシング ゼロ リヤ クリンチャー リム レッド)です。
これのあとに出た黒いバージョンの同じリムは
R0R-CRB(レーシング ゼロ リヤ クリンチャー リム ブラック)ですが、
リムに仕様変更があるたびにCRB01、CRB11という風に末尾が変わり
現行モデルはCRB11となっています。

レーシングゼロのリムがCRB11品番の世代の
レーシング1のリムはR1R-CRB11となるわけですが、
この世代(2011年)ではレーシングゼロと1のリムに
重量的な差異が見当たらず 何が違うのか分かりません。

2013年では ついに開き直ったのか、レーシング1のリムも
R0F(またはR0R)-CRB11となり リムが共用となりました。
リムのラベルキットは別売りなので
「レーシングゼロと名乗ればレーシングゼロ、レーシング1と名乗ればレーシング1」
といった感じです。
この世代のレーシングゼロと1の違いは ベアリングの仕様だけなので、
差別化が苦しいと思ったのか 2015年からレーシング1はカタログ落ちしました。

初代レーシングゼロが出た時点では、リムの仕様は
レーシング1と明確に違います。
というのも、
DSC06966amx5.jpg
レーシング1はしんちゅうニップル(上の画像 左)、
レーシングゼロはアルミニップルで(同 右)、
DSC06967amx5.jpg
工具の つかみ幅が
しんちゅうニップルは5.5mm、アルミニップルは6mmとなっており
リム穴に通る部分の径(こちらは私の実測です)が
しんちゅうニップルが6.1mm、アルミニップルは6.6mmとなっているので
リム穴の径が違うからです。

DSC06974amx5.jpg
あと当時は ハブにも違いがあり、レーシングゼロのハブ胴は角ばっている感じですが
レーシング1では ゆるやかなカーブとなっています。

DSC06954amx5.jpg
ちなみに、初期のアルミニップルは
しんちゅうに似せた色の表面処理がしてありますが
これと同じような色をしたカンパニョーロのBBカップと同じく
ボロボロと剥がれてきます。

DSC06965amx5.jpg
なので 組み換えに際してアルミニップルも全交換しました。

DSC06958amx5.jpg
ハブはついでにオーバーホールします。
洗浄して
DSC06959amx5.jpg
再組み立てしました。

DSC06960amx5.jpg
バテッド無しの旧仕様のアルミシャフトです。
当時は無かったシマノ11S仕様のフリーボディに交換されていましたが、
ベアリング直下の部分に もらい錆びなどが無いので 状態は非常にいいです。

DSC06963amx5.jpg
組めました。

DSC06961amx5.jpg
反フリー側のスポークが7本なので 7通りの位相からしか選べませんが、
バルブ穴から覗いてフルクラムのロゴが 最も正面に来る位相を選んでいます。

ところで このレーシングゼロのリムですが、
現行モデルより かえって軽いのです。
DSC06968amx5.jpg
別件で いま当店にあるレーシングゼロ(非2WAY-FIT)のリムの
切削ありと無しの箇所のリム高を調べました。
方法は、リムを上下から ノギスで はさんだだけです。
上の画像のリムがどちらも同じ(CRB11のステッカー違い)で
27.4/29.5mmでしたが、
初代のリムでは23.8/26.0mmだったので、
初代のリヤリムの切削前の高さは
現行のリヤリムの切削後の高さよりさらに低い
ということになります。

DSC06969amx5.jpg
DSC06970amx5.jpg
↑ステッカーの縦幅から見ても リム高が全然違う

現行のレーシングゼロが 初代レーシングゼロに対して
とびぬけて硬いということはおそらくありません(理論上は硬いとは思いますが)。
それが仮に体感できるとしても、初代の段階で
汎用の手組みホイールが出せる硬さを超えており
ほとんどの人にとって必要十分、または剛性過多だと思いますので
ある硬さの閾値を超えているのであれば 外周部が軽いほうが
ホイールの性能にとって大きな要素になると思います。

何が言いたいかというと、初代のほうがリムが軽いので
多くの人にとっては 初代のほうがより良いホイールになるのでは?ということです。
そのリムの実測重量ですが、
レーシングゼロカーボンと大差が無かったので
「現行のアルミリムのレーシングゼロ一家は
その対比のためにあえて重たくしているのでは?」
という邪推を生みかねないので ここには書けません。













DSC06987amx5.jpg
オ待タセシマシタ!赤イ蟹光線デス!

おうちのかたへ:蟹光線が「赤い」ことと 立ち位置が「左寄り」であることに
政治的な意図はありません。
両手が鎌とハンマーになっているのはアタッチメントの一種であり、
これらについても 何らかの含意はありません。

DSC06955amx5.jpg
DSC06956amx5.jpg
コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

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2016/01/11 22:57 | edit

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