のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

スポークの磁性について(コメントのお返事)・後編  

ひとつ前の記事の続きです。
DSC08714amx5.jpg
星スポークの スターブライトとステンレスを買ってきました。
さっそく試してみます。

DSC08702amx5.jpg
磁石にくっつきます!
往時のスターブライトほどではないですが、
DTよりは くっつきます。
というわけで、いただいたコメントの
「星のスポークは磁石につきます」という点は
正しいということになりました。
お詫び申し上げます。

DSC08705amx5.jpg
つづいてステンレスですが、これもかすかに磁石にくっつきます。
そっと注意深く釣れば画像の状態にもなります。
これは おかしい。
なぜかというと、かつてのステンレスは磁石に対して
全くといっていいほど反応しなかったからです。

今回買った2つのスポークの、磁石への付きやすさをまとめると
・スターブライト 激強→強
・ステンレス   ゼロ→弱
と変化しています。

さらにややこしいことに、
DSC08709amx5.jpg
DSC08708amx5.jpg
どちらもスポークヘッドの印字がHマークになっているのです。
新品の束同士であれば、スターブライトとステンレスは
色が若干異なるので判別は可能ですが、スポーク単品の状態や
ホイールに組んでから汚れてしまったりすると判別が出来なくなります。

じゃあ今まで私がクソスターブライトと呼んでいたのは
今回仕入れたステンレスと同じものかというと、それもまた違います。
Hマークで磁石に無反応なスポークが存在したのは間違いないからです。
何度も現認しています。
では、それは「☆マークの旧ステンレスの性質で Hマークのもの」だということにすれば
解決するかというと、解決しません。

なぜなら、以前に Hマークのスポークで
磁石に無反応なものがあるという記事を書いたときに
「あるショップでスターブライトとして買ったスポークが磁石に全く反応しないのですが、
これはスターブライトでは無いのでしょうか?」という
コメントをいただいたことがあるからです。
ここから考えられる可能性は
・磁石に無反応なHマークのスターブライトが実在する
・そのショップがHマークのステンレスを
スターブライトと間違って(あるいは偽って)売った
の2つです。ああ ややこしい。

これについて私ではなく ある同業者が 星スポークに問い合わせした内容ですが、
Hマークはスターブライト、☆マークはステンレスであることが
圧倒的に多いものの100%ではないらしく
Hマークのステンレスは実在し(←今日買ってきました)、
☆マークのスターブライトも実在するそうです。
(私は☆マークのスターブライトというのは現認したことがありませんが
昔は間違いなく確実に☆マーク=磁石に無反応なステンレスでした)

この話は1年ほど前のことなので
ここでいうステンレスは、磁石に無反応な旧ステンレスではないはずなので
スポーク単品での磁石による確実な判別は困難です(一応つくので)。

スターブライトの性質の良さを認める(実際 昔は使ってました)としても、
スポークヘッドの印字の管理が確実になされていないことと
スターブライト・ステンレスともに 明らかに昔とものが違うということで
ちょっと不信感がぬぐえません。
今日買ったスポークのどちらもがHマークなのには本当に面食らいました。

ステンレスを一切仕入れないようにすれば
混在は避けられるじゃないか、と思われるかも知れませんが
「スターブライトとして買ったスポークが磁石に対して無反応」
という例があることと、
「☆マークのスターブライトも存在します」というのが
(人づてに訊いたので100%確実なソースとは言えないかも知れませんが)
公式の回答だというのであれば、
やはり お客さんに対して出すのには不安があります。

ひとつ前の記事で書いていませんでしたが、
ご指摘のコメントありがとうございました。
今回のこれがきっかけで 知ったこともあります。

DSC08710amx5.jpg
↑これはCNスポークの ION ゴールドというカラーのものですが、
このスポーク、磁石にほぼ無反応です。

DSC08712amx5.jpg
銀のスポークと並べないと金色っぷりが分かりません。
これはハブ・スポーク・ニップル・リム全てゴールドのホイールを組むのに
使ったときの余りですが、余ったのが補修用となったので ちょうど良かったです。
なぜなら、このスポーク、非常によく首とびを起こすのです。
私の友人のホイールですが 何度交換したか知れません。
もし のむラボホイールが この頻度でとんでいたらエライことになります。
DTのコンペティションは、お客さんにも私にも そういう手間をほとんどかけないことが
経験上分かっているので、入手性のみで選んでいるわけではありません。

この金スポークは色だけで選んでいますが。
とびやすいのは元々分かってたけど こんなにとぶとは思わなんだ。

DSC08713amx5.jpg
磁石に ほぼ無反応です。
ほぼ、というのはもっと強い磁石であれば
スポークの首折れ加工付近のみ かすかに磁性を示すからです。

category: スポークの話

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2016/04/06 16:23 | edit

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