のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

RR415リムの後輪を一部組み直しました  

お客さんから DTのRR415リムで組まれた後輪をお預かりしました。
DSC08910amx5.jpg
ヌルいので組みなおしてほしいということですが、
なるべく低予算でという条件付きです。

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どっかのショップのステッカーが貼ってありますが、
ここで組まれたわけではありません。
元の状態がヌルいので 別の組み手が
スポークを全交換して組み直していますが、
その第2の組み手いわく「これ以上は張れない」とのことです。
第2の組み手は 私も一応知っていますが、
まともなホイールを組める奴ではなかったと記憶しています。

DSC08915amx5.jpg
32Hハブを15番プレーンスポークでロクロクイタリアン組みにしていて、
DSC08912amx5.jpg
スポークは CNスポークのものです。
「これ以上は張れない」ということらしいですが、
そんなことはありません。
この条件下からでも もう少しは増し締めできます。
それ以前に・・・

DSC08918amx5.jpg
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ホイールセンターが出ていなくて リムがフリー側に寄っているので、
センターが出るまでは反フリー側を一方的に増し締めできるはずです。

DSC08913amx5.jpg
最終交差のところに目印のテープを貼って
DSC08914amx5.jpg
スポークの変形が無くなるまで手で握りこみました。
組み直し後に これが減っていればいいわけです。

DSC08916amx5.jpg
リムはRR系なので、ハトメがあります(R系はハトメ無し)。
ハトメありのリムにはミドリルが使えませんが
それ以外にニップルのすべりを良くする工夫を怠っていた
(のではなく たぶん方法を知らない)ので
ニップルが回せないだけであって、
増し締め自体が不可能なわけではありません。
このリムは指定限界テンションが それほど高くは無いのですが
それでも もう少しやりようはあります。

DSC08920amx5.jpg
フリー側のスポークを十分にゆるめてからバラしました。

DSC08921amx5.jpg
フリー側のスポークを サピムの黒リーダー14番プレーンにして
組み方を 左落とし6本組みから右落とし4本組みに変更しました。

DSC08922amx5.jpg
仮組みの段階では フリー側のテンションがゆるいので
DSC08923amx5.jpg
反フリー側もゆるゆるです。

DSC08926amx5.jpg
DSC08927amx5.jpg
バラす前から、反フリー側のニップルを一切調整しないようにして
フリー側を張れるだけ張りました。
この段階で横振れはほぼありませんが、
本来ここまででしているはずの縦振れ取りをしていないので
縦振れは 後から追い込む必要があります。

バラす前の状態より センターずれが大きいですが、
これもリムがフリー側に寄っている状態なので
反フリー側だけを一方的に増し締めできるわけです。
ここまで反フリー側のニップルは一切触っていないので、
反フリー側のスポークの変形量は
確実に組み直し前より少なくなります。
フリー側はスポークの番手(スポーク比重)が そもそも異なるので
反フリー側以上に組み直し前との違いが大きいです。

DSC08932amx5.jpg
組めました。

DSC08930amx5.jpg
DSC08931amx5.jpg
同じ条件で反フリー側を握りこみました。
恣意的な方法は取っておりません念のため。
むしろ もうちょっと硬くなると思っていたので物足りないくらいです。
フリー側がこれ以上に別物なので その点だけでも大きいのですが。

これで私は このホイールの第3の組み手ということになりますが
第1の状態はおそらく レボリューションのロクロク組みです。
もうちょっとホイールのことを分かっていれば
第1の状態からの組みなおしで
15番プレーンでの左右同径同本組みにはしないはずですが、
それを言っても仕方がありません(←じゃあ言うな)。

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2016/04/22 20:19 | edit

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