のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

シャマルウルトラ 2WAY-FITの前輪のリム交換をしました  

お客さんから シャマルウルトラの前輪をお預かりしました。
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チューブレスリム(2WAY-FIT)です。
別件でWOリムの組み換えもお預かりしているので
間違わないように注意しないといけません。

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リムが座屈(たぶん)で変形しているので
交換をご希望です。

DSC09201amx5.jpg
2WAY-FITが出てから以降のリムは、ステッカーが別売りとなっています。
なので昨日組んだ初代レーシングゼロのリムはステッカーが貼付済みでした。

DSC09202amx5.jpg
ハブとリムが全てのスポークでつながって
ホイールの体を成した状態を「仮組み」と呼ぶとして、
仮組みまでの作業時間と 仮組みからの作業時間で
前者のほうが極端に長いのは この手のホイールだけです。

DSC09203amx5.jpg
横振れと縦振れをほとんど取り、
センターがだいたい出ているところまで仕上げました。
スポークテンションも ほぼ組み終わりの状態です。
完組みホイールメーカーのほとんどは この時点で出荷するだろうけどな!
そこから、画像の側のハブエンドにセンターゲージを当てて寸法を採り
反対側に当てると・・・
DSC09204amx5.jpg
↑紙1枚ほど ずれています。
DSC09205amx5.jpg
ゲージの先端をスライドさせると分かりやすいでしょうか。

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ハブの回転に濁りがある場合、ハブ体に圧入されているワンを
再度 工具で押すと回転がスムースになることがあります。
(実は その圧縮自体に意味は無くて、
その後の玉当たり調整が効いただけかもしれません)
それからハブを再度組み立てたときに、
作業前には無かったはずの センターずれが発生していることがあります。

ところが、ワンの圧縮作業なしにハブをオーバーホールした場合でも
センターずれが発生する場合が明らかに存在します。
ホイールセンターが動いているということは、
どこかでオーバーロックナット寸法の変動があるわけですが
それは 画像の「くさび型割り入りセンタリングワッシャの食い込み具合」
ではないかと思うのです。

DSC09207amx5.jpg
まだハブのオーバーホールをしていないので ここでやります。
ストレートスポークとハブの関係は「通し」と「引っかけ」の2種類に分かれますが
このハブはジグソーパズルのように 特殊な形状のスポークヘッドを
ハブフランジに「はめ込み」しているタイプで、引っかけ式の亜種になります。
昨日のレーシングゼロと違い ハブの洗浄時に
スポークヘッドにパーツクリーナーがかかったり
ウエスが引っかかったりしないので このタイミングでやりました。

DSC09208amx5.jpg
↑これの食い込み具合が変わると
ハブの片側だけ長さが変わる(=センターがずれる)というわけです。

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再度 ゲージを当て直しました。先ほどの寸法を当てたのではなく、
もう一度 玉当たり調整ナットの反対側で寸法を採り
それを玉当たり調整ナット側で見ています。

あれ?ほとんど変わりないですね。
今回は「ほーら ずれた」という結果にはなりませんでしたが、
そういう現象は確かに存在するので要注意です。
ハブをバラす前に 横ガタが無かったからかもしれません。

DSC09213amx5.jpg
組めました。

DSC09211amx5.jpg
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センター ドンピシャです。

DSC09214amx5.jpg
ホイールをバラすときに、ねじれているスポークが
1本あったので交換しました。

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