のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

コスミックカーボン40チューブラーの後輪を改造しました  

お客さんから コスミックカーボン40の後輪をお預かりしました。
DSC09769amx5.jpg
チューブラーモデルです。
これのWO版はコスミックカーボン40エリートというモデル名ですが、
このホイールは WOモデルのほうが技術的に進んでいるという
非常に珍しい例です。
WOモデルは ジクラル式スチールスポークなので
リムの内周側にしか穴が無く(もちろんバルブ穴は除く)、
ニップルの構造上 スポークテンションを非常に上げられるのですが
チューブラーモデルは外周側からも調整できる点は違うものの
寸法的には汎用品と同じニップルになっていて、
ジクラルスポークほどには張れません。
あと、コスミックカーボンは本来 ねじ山が13番になっている特殊スポークを
採用していたのですが これは14番です。
リムも 汎用ニップル用のリム穴なので 20Hの汎用ハブで組むことも可能です。

DSC09770amx5.jpg
つまり、この後輪は ストレートスポークの反フリー側ラジアル組みという
どこにでもあるような ふつーの完組みホイールでしかないわけですが、
実際に乗ってもヌルいので フリー側のスポークを
スポーク比重が大きなものに交換してほしい、というのが
お客さんのご希望です。

本当に「スポーク比重」という単語を使っていましたが、
これはどっかのブログでの造語であったはずなので
そこからホイールに関する余計な知識を得たのかもしれません。

DSC09771amx5.jpg
フリー側10本の スクエアエアロスポークをバラして重量を測りました。

DSC09772amx5.jpg
つづいて、サピムのリーダー14番プレーンのストレートスポークで
元のスポークと同じ長さに切ったものを10本測りました。
スポーク比重がこちらのほうが大きいのは間違いありません。

ちなみに このスポークは14番プレーンなので
スポーク比重は理論上100%ちょうどになるはずですが
実測では99.3%になりました。

元のスポークは71.0%です。
CX-RAYより厚くて四角いぶんだけ 少し重いという感じです。

DSC09773amx5.jpg
組めました。

DSC09774amx5.jpg
半バラしする前にホイールセンターを見ていますが、
マヴィックとしては不自然なまでにドンピシャだったので
お客さんに訊いたところ、振れ取りとセンター出しは自分でやったということです。
組み換え後の状態も もちろん同様にセンタードンピシャですが、
左右異径組みのお手本にしたいくらい 反フリー側が化けました。フヒヒ。

さっきからお客さんとか書いていますが
これを持ってきた奴(←やつ呼ばわり)は 私の自転車仲間で
それなりの選手でもあるので、すべてのユーザーが
このホイールをヌルいと感じるというわけではないことは
書き添えておきます。

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