のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

フォーリアーズの40Tギヤを使え!と言われました  

とある筋から、FOURIERS(フォーリアーズ)の
後付け式40Tギヤを使え!という毒電波が届き、
DSC00319amx6.jpg
中古の現物も届きました。
16Tと40Tのセットです。

これはいったい何なのかというと、
「シマノ10SのMTBスプロケットの最大ギヤ36Tより内側に
40Tまたは42Tを後付けする」というキットです。
これは金色ですが、他にも色があります。

10S用なのには理由があって、11Sスプロケットだと
純正で11-40Tが存在するからです。
11-40Tや11-42Tなどは キャパシティの制約から
実質フロントシングル専用の歯数になりますが、
コンポを11S化せずに そういう組み合わせのギヤを使ってみたいという
需要に応えたスキマパーツというわけですね。

DSC00377e.jpg
↑シマノのXTの10Sギヤ11-36Tは このような構成となっています。
複数の歯数を同じ四角で囲ってあるのは、分割不可能なカタマリです。
(XTRの場合は、同じ歯数ですがロー側6枚が
「19-21」「24-28」「32-36」という3つのカタマリです)
トップからローまで 9回変速するまでに
2Tとびが5回→3Tとびが1回→4Tとびが3回となっていますが、

DSC00379e.jpg
↑このように15Tと17Tを抜き 代わりに16Tを入れ、
余った1枚を40T(または42T)のローギヤにするというわけです。
トップから2Tとび1回→3Tとび2回のあとに もう一度2Tとびが入るのが
気持ち悪いのですが、スパイダーアームの関係上 仕方がありません。
純正の11→13のあとに16-19-22-25のカタマリを入れれば
2Tとび1回→3Tとび5回→4Tとび3回(ロー40Tの場合)となりますが
その場合10枚中5枚が非純正の歯になるわけで、
そこまでするならpraxisworks(プラクシスワークス)から出ている
11-40Tの10Sギヤを買えよ、ということになってしまいます。
プラクシスの11-40Tも10S仕様しかありません。
スキマ商品だと分かっているからです。
構成は11-13-15-17-19-21-24-28-34-40となっており
15-17を入れたがためにロー側が とび気味という構成です。
フォーリアーズの場合、ギヤ2枚でお手軽に40T化ができるということと、
ほとんどのギヤがシマノ純正になるので 変速性能に問題がほぼ無い、
という点が強いです。
あと、どっちもトライスポーツさんの取り扱いなので どっちが売れても(以下略)

DSC00320amx6.jpg
フォーリアーズというブランドは あまり有名ではないのかもしれませんが、
DSC00321amx6.jpg
16Tにある
DSC00323amx6.jpg
このロゴを見て思い出しました。

フォーリアーズでは「ほとんどフロントメカやんけ!」というような
大仰なMTB用チェーンキャッチャーなども作っているのですが、

DSC00381e.jpg
TOKENやTniなどのロード用チェーンキャッチャーなどでは
DSC00382e.jpg
特許料を取っているようです。

DSC00313amx6.jpg
ところで、私が40T化したいスプロケットはXTやXTRではなく
廉価グレードのCS-HG50です。
歯数の構成はXTなどと同じ11-36Tなのですが、

DSC00314amx6.jpg
トップとセカンドギヤ以降の8枚が ピンでカシメられていて バラせません。
過去、グレードによっては ここがアーレンキーでバラせるものもあったのですが・・・。

DSC00383e.jpg
ちなみに、マヴィックのシマノ用フリーボディの奥にある2mmスペーサーや
一部の11Sフリーボディ用10S変換1.85mmスペーサーで
3ヵ所がぬすんであるのは このピンとの干渉を避けるためです。

DSC00316amx6.jpg
カシメを削り
DSC00317amx6.jpg
ピンを外へ叩き抜き
DSC00318amx6.jpg
バラしました。
スパイダーアームではないので 抜くギヤは自由に選べますが、
15-16-17と 途中を1Tとびにするのもおかしいので、
結局15Tと17Tを抜き 16Tを入れるしかありません。

DSC00324e.jpg
↑そうしました。
あとはトップ側2枚を入れるだけです。

DSC00387e.jpg
この記事は、先日のロードリンクの話の続きでもあります。

DSC00388e.jpg
14-25T(14-15-16-17-18-19-20-21-23-25)

DSC00389e.jpg
11-40T(11-13-16-19-21-24-28-32-36-40
赤字がフォーリアーズの歯

DSC00390e.jpg
後輪をひっくり返す手間を考えないとして、
11-13-14-15-16-17-18-19-20-
21-23-24-25-28-32-36-40の17Sギヤとなり
20枚中3枚しか かぶっていない構成になりました。
いいぞ。(何がいいのかは不明)

DSC00391e.jpg
40Tに変速しました。
ロードバイク用のショートゲージのリヤメカです念のため。

DSC00392e.jpg
36T用のチェーン長さに切ってしまっていますが、
チェーンテンションに余裕を持たせていたので
チェーンのコマ数は そのままでいけました。

DSC00395e.jpg
Bテンションアジャストボルトを少し回しましたが、
ねじ山を使い切るほどではありません。
これで、ゴリゴリした感触も無くスムースに回ります。

「ロードリンクを付けると変速性能が落ちる」と 前回書きましたが
スプロケットの歯の真下にプーリーが来る以上 変速自体はします。
ただ、トップ側3枚ほどは 歯先とプーリーが非常に空くので
変速のためにチェーンが斜めになっている時間が長く 伝播が遅い、
ひとことで言うと もたつく感じは確実にありました。

40T banner
現行のメーカーサイトでは修正されていますが
かつてメーカーサイトにあったと思しき この画像、間違っています。
ギヤ交換前のスプロケットを数えると9Sになっています。
誤:19+21T     24+32+36T
正:19+21+24T  28+32+36T
です。24Tから32Tにとぶわけがありません。
日本の代理店さんでは こちらの画像だったので要注意です。
これは純正のロー側6枚が 3枚+3枚のXTですが、

40te.jpg
現行のサイトではXTRの2枚+2枚+2枚で載っています。
いずれにしても15-17Tを16Tと交換して
ローギヤを一枚足すという点は同じです。

あと、同じ趣旨のパーツとして
DSC00326e.jpg
レオナルディ ファクトリーというブランドの
DSC00327e.jpg
ジェネラル リーというパーツもあるのですが、
DSC00325e.jpg
現物を見たことが無いので画像検索して拾ってきました。
この歯数以外にも色々あります。
メーカーサイトでは
「Leonardi’s General Lee Kit is a simple and cheap way
to upgrade your 10 speed cassette~」
と謳っていますが、メーカー自ら「安っすい方法」とかいうのも どうかと思います。

category: 新手のスタンド使い

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