のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

アイオロス3の前輪を組み直しました  

お客さんから アイオロス3の前輪をお預かりしました。
DSC00872amx6.jpg
以前に後輪を組み直したことがあります(→こちら)。
あれは本当にひどかったです。
ナローフランジに反フリー側ラジアル組みという最悪の組み合わせで
ホイールの勉強不足もいいところです。
材料としてのリムは良いものなのですが。

実際 後輪は 組み直して性能が化けたということですが、
前輪も何とか出来るならしてということです。

DSC00873amx6.jpg
ワイドフランジハブに DT白エアロライトのストレートスポーク仕様という
組み合わせですが、スポークもしっかり張ってあるので
これ以上どうにもできません。
スポーク比重65%の軽量エアロスポークでカンカンに張っているわけですが、
これを首折れスポーク用のハブで CX-RAYを使いカンカンに張ったところで
フランジ幅が少し狭くなるだけの劣化コピーになるだけです。
後輪が銀スポークになったので 前輪もそれに合わせたい、というのも
組み直し希望の理由のひとつなのですが
ストレート仕様の銀CX-RAYに交換したところで
これと遜色ないものに落ち着くだけです。

また、後輪と違い 前輪については
「明らかにヌルい」と思っているわけではありません。
なので これを明確に超える仕様というと、
スポーク部分での重量増を許して より硬いホイールにする程度です。
しかし、ちょうどいい落としどころのスポーク比重の
エアロスポークというのがありません。
かといって このリム高で丸スポークというのもマヌケです。
ローヴァルやイーストンや 昔のレイノルズでは このくらいのリム高でも
丸バテッドスポークのモデルがありますが。

DSC00880amx6.jpg
・・・組めました。

DSC00881amx6.jpg
ウイングハブ18H 真エアロスターブライトIII型ヌポークラジアル組みです。
「真」などと現行のSBがまがい物みたいに言われるのが嫌だ、と言うなら
これと同じものを再販してみてください。

床に横たえた前輪を スポークマグネットの磁力だけで起こすという
パフォーマンスを お客さんの前でやりました。

あと、スポーク比重が変わっているので当然ですが
組み直し前よりホイールが硬くなったのを お客さんに確認してもらっています。
スポークの重量としては29g重たくなったのですが、
もがいたときのたわみが減るなど それ以上のメリットを感じられるなら
こういう選択肢もありだと思います。
まず無いと思いますが、総合的にみて以前のほうがいいなら
元の状態に戻せばいいだけですし。

なお、真SBは当店の在庫ではありません。
たまたま通りかかった謎の男から提供してもらいました。

あと どうでもいいことですが これのスポーク長さは
エクセルのスポーク長さ計算式の3500行目でした。

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