のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

内装7Sハブと105ハブでホイールを組みました  

お客さんから、通勤用のクロスバイクの大改造を
私のほうから申し出て 今やっているのですが
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その一環で後輪を組みました。

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リムはアラヤのTX733という700Cリムです。
クロスバイクに合う幅のダブルウォールリムで
バルブ穴が仏式サイズで 銀リムであれば
何でもよかったのですが、探したところ これになりました。

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ハブはネクサスの内装7段でローラーブレーキ仕様のものです。
一般車(ママチャリ)でいうと 高級車に使われる価格帯のハブです。
スポーツバイクだと アルフィーネという もっと高価なコンポがありますが。
SG-C3000-7Rハブ32H DTチャンピオン14番ロクロクJIS組みにしました。
JIS組みにしたのは、ハブ側ブレーキだからです。
ハブは ローラーブレーキの取り付けを含めてもオチョコがありますが、
左右異本組みや異径組みをするほどの差では無かったので やっていません。

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↑これがローラーブレーキ取り付け用のスプラインですが、
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左側は ローラーブレーキの固定ナットがハブのエンドになるので
センター出しの時点ではブレーキの取り付けが必要です。
チェーン引きを右側のみに付ける場合は
それの厚みも勘案する必要がありますが
今回は両側チェーン引きなので関係ありません。

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元のホイールです。

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ハブ体がスチール製の ネクサスの内装3段ハブですが、
単に内装3段というだけでなく
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「オートD」という自動変速機構が付いています。
これは ホイールに付けたマグネットからスピードを計測し、
それによって自動で変速するというシステムなのですが
はっきり言って ありがた迷惑です。

登り坂で変に軽くなったり、
平地でちょっと踏み込むと 意図しないタイミングで重たくなったりします。
クルマと違って、自転車の場合オートマは かえってうっとうしいということですね。
一応、変速が切り替わる速度帯を 好みで多少は選べるようになってはいますが、
それでも意図しない変速は避けられません。
さらにうっとうしいのが、電池切れや故障が起きた場合
一番重たいギヤ(外装式でのトップギヤ)のシングルギヤになるということです。
といっても シマノの内装3段は「内装ギヤにかけていない状態」と
「ひとつ軽い状態」と「さらにもうひとつ軽い状態」の3つなので
一番重たいギヤといっても内装変速無しのハブのそれになるだけです。
(お預かりしたバイクでは フロント31T×リヤ20T)

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で、過去にオートDの復活を試みたこともあるのですが
この数年は壊れたままで放置していました。

この後輪、たまに振れ取りをするのですが
しんちゅうニップルが中まで錆びているのか ニップルがきれいに回りません。
スポークテンションも 全体にかなりタレているものの
増し締めもままならないので、スポークの全交換をするくらいなら
ハブとリムも一新してしまえというのが 今回の趣旨です。

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前輪もボロボロなので 組み直します。

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リムはALEXRIMSのDA22です。何かがあって前輪は一回交換しています。
ダブルウォールな点だけはいいのですが、
お預かりしたバイクのフロントブレーキが カンチブレーキで、
それの経年使用で ブレーキゾーンがかなり摩耗しているのと
これの 超ロングしんちゅうニップルも全然回らないので 交換します。
ハブの中身もかなり傷んでいるのでハブも交換します。

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ハブ・リム・スポーク・ニップルを交換したので、
組み直しじゃなくて 別のホイールを用意した形になりました。

「テセウスの船」でいうと 部品交換のプロセスが無く
もう一艘 別に用意した形になります。
タイヤとチューブは使い回しますが。

リムは リヤリムと同じTX733です。

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ハブは 105グレードの HB-5800の32Hのシルバーです。
コンポ同様 同じ型番でブラックもありますが、
付属しているクイックは 銀ハブでも黒クイックであることには だいぶ萎えました。
105は、そういうことに文句を付けてはいけないほどの
廉価グレードでは無かったと思うのですが。

組み方は後輪と同じく DTチャンピオン14番ロクロク組みにしましたが
JIS組みではなくイタリアン組みにしました。

一般車の前輪は タ・チ交換(ギョーカイ用語。タイヤ・チューブ交換のこと)などで
無作為にひっくり返っても 組み方が変わらないようにするためか
JIS組みを採用していますが

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↑これのロゴの向きの意図が伝わらない お客さんではないので
イタリアン組みにしました。

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