のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ボーラ ウルトラ ツー 35 ダークラベルっぽいホイールさん  

お客さんから 謎のホイールをお預かりしました。
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ボーラ ウルトラに見えますが、違います。

35mm高リムのボーラの初出は2014年ですが、
2014年時点でのボーラウルトラ相当のモデルは
50mm高が BORA ULTRA TWO表記/内蔵ニップル
35mm高が BORA ULTRA 35表記/外出しニップル
となっており、リム幅はどちらも20mmで チューブラー仕様のみの展開です。

2015年からは 50mm高モデルも
BORA ULTRA 50表記で外出しニップルになり、
35mm高も50mm高も クリンチャー仕様が出て
リム幅も24.2mmにワイド化しました。

何が言いたいかというと、
BORA ULTRA TWO表記の35mm高モデルは存在しないということです。
このホイールのラベルですが、剥がれません。
クリアの下に貼ってあり 本物同様の質感で手が込んでいます。
また、ニップルは対辺3.2mmの四角のもので汎用品と同じです。
これもまた本物と違う点です。

リムに CULTとありますが

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ハブは リーフハブの兄弟品なのでCULTではありません。
スポークは CNスポークの要スリット穴の扁平エアロです。

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細いハブ胴を フランジより外にも延長している関係上
サイズの小さいベアリングを採用していて、
仁丹みたいな大きさの鋼球が すぐに逝くのが
アメリカンクラシックみたいなハブの弱点のひとつですが、
このハブでは ベアリングだけはそこそこ大きいものを使っているようです。
そのためアウトバテッドした格好になっています。

DSC01147amx6.jpg
ちゃんと、2:1組み用にオプティマイズされたハブを使っています。
オプティマイズというのは「最適化する」という意味ですが、
パーツを軽量化のために肉抜きすることも
オプティマイズと表現することがあります。

フリー側のスポークが逆イタリアン組みですが、
カンパニョーロが 首折れスポークでホイールを組む場合
フリー側はイタリアン組みで組みます(現行では カムシンなど)。

そういえば、2:1組みの手組みホイールを
エラソーに売っていたショップがあった気がしますが、
あれは32Hハブ/24Hリム組みで 専用設計のハブでは無かったうえに
なぜか左右交互の穴振りがきついリムで組んであったので
リム穴の振りとは逆にスポークが出る箇所が必ず発生するという
お粗末なものでした。
穴振りが無い(または無いと思われる)24Hのリムも たくさんあるのに、
なぜ わざわざ穴振りがきついリムを選択していたか不可解です。

このホイールのリヤリムは右左右に穴振りがあるので
間違えて逆に組むことができません。

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↑前後輪とも この程度のうっすらセンターずれありで
後輪は細かい横振れもありました。

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