のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

メルキュリオ 60 LTDさん  

お客さんから 3Tのメルキュリオ60をお預かりしました。
DSC01211amx6.jpg
DSC01209amx6.jpg
前後輪とも そこそこの横振れはありましたが、
作業前の暫定センターは ずれ無しと出ました。
最も振れている箇所でセンターゲージを当てて寸法を取り、
リムの位相も変えて逆側のどこかで見れば
ずれが検出されるかもしれません。
が、こういう場合は「ほぼセンターずれ無し」として
ひと通り 振れ取りをし、それから再度ゲージを当てて
もしずれていれば 直せばいいだけのことです。
暫定センターを見るのは
「反フリー側にリムが寄っているのに
反フリー側の増し締め中心で振れ取りをして
センターずれがかえって増大した」
みたいな結果を避けるためです。

で、前後輪とも左右に振れがあったのですが
振れ取り後にセンターゲージを当てるとドンピシャでした。
元々ずれていなかったのでしょう。

DSC01210amx6.jpg
問題はそこではなくて、エドコ製の このハブです。
フリーボディのスプラインが シマノ/カンパニョーロ兼用で、
2種類のスプラインを重ね合わせたような形になっていますが
カンパニョーロのほうがスプライン径が小さい関係上
「カンパニョーロのスプラインに シマノを付け足した」ような 作りになっています
(なので ロックリングもカンパニョーロの工具と適合)。

で、ロックリングを付けていても
シマノのスプロケットがスプラインの回転方向(前後方向)に
ガタつくという現象が起きていました。
このあたりから異音がする、というのが
お客さんが これをお持ち込みされた理由です。

ローギヤの奥に入れるスペーサーの寸法が間違っていて
ロックリングでスプロケットが固定できていない可能性を疑い
スプロケットを抜いて確認しましたが、合っていました。

フリーボディがハブ体に対してガタついているのでは、
と思い これも確認しましたが
ガタつきは スプロケットとスプラインの間で起きています。

こういうことが起きにくいように スプロケットとの隙間に
丸いシャフトを1本挿しているのですが、
ガタつきが軽減するものの 完全には無くなりません。

ロックリングをやや強めに締め付けたところ 治まったので、
ガタつきが無くなるまで締めるというのが正解なようです。

ロックリングを強く締めるまでは スプロケットが前後方向にある程度 動くので、
ペダリングで絞られる方向(画像の向きから スプロケットを持って
時計回りに絞った方向)側のどん突きになっている状態で
ロックリングを締めています。

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