のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

乗鞍を1時間切れなくなるホイール(重いコンダラ)を組みました  

先日、お客さん(一応)が
「職場の自転車チームで走りに行くときには(他の人がロードバイクのところ)
あえてシクロクロスで行くんですよ、そのほうが足が合うから」と
クソ生意気なことをほざいていて、重いホイールが欲しいというので
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組みました。
重いホイールを使えば練習になるのかというと、
ごく限定的な状況を除いては そんなことは無いというのが 私の考えです。
複数人で練習に行って、登りなりスプリントなりで駆け合いをして
一人ではまず出さない全力を出すことで
ほんのちょっとだけ自分の天井を叩いて上げる というのが
一番いい練習だと思うのですが、
例えば 登りで重たいホイールを履いていって
いつもの練習相手からも千切れて 下を見てダラダラ走る破目になると、
それは一人で練習しているのと変わりません。
レース機材か それに近いもので練習したほうがいい、という意見もあります。
このホイールとは全然別のお客さんに言われたのが、
例えば テニスで極端に重たいラケットを使って練習して、
本番で軽いものに換えたところで 調子が狂うだけじゃないのか
というようなことを言われたこともあります。
あと、普通のラケットなら返せるボールが
ラケットが極端に重たいために追いつけない返せないとなると
練習そのものが破綻していることになります。

先ほど書いた 重たいホイールが有効な限定的な状況というのは、
一人で練習に行って 登り坂に相手をしてもらうような場合です。
これも、極端に重たいホイールだと
バイクの振りの感触や コーナーやブレーキの挙動が変わるので
その点は要注意です。

DSC01866amx6.jpg
前輪はHB-5800 32H
全ストロングロクロク組みしんちゅうニップル、
DSC01869amx6.jpg
後輪はFH-5800 32H
全ストロングヨンパチ組みしんちゅうニップル結線なしにしました。
とにかく重量だけにこだわって もっと重たい仕様で組むことも可能ですが、
リムの精度が比較的ましなメーカーのもので ブレーキもそこそこ利き
ロードバイクに取り付けられるリム幅で 11S対応フリーボディにするとなると
このあたりが落としどころとなります。

落としどころと言いつつも「極端に重たい」練習機材になったのかというと・・・

DSC01867amx6.jpg
↑前輪です(念のため)。

DSC01872amx6.jpg
↑後輪です。

DSC01871amx6.jpg
RR585の名の通り 公称重量は585gです。
それはいいのですが、リム内径(ERD)582mmというのは
完全にウソなので要注意です。
以前にも書きましたが、DTのリムにある
Effective Rim Diameterを信用するとエライ目に遭います。
これは直径なので 半径にすると291mmになりますが、
私が今回使った数値は289.5mmです。
291mmで計算した場合のスポーク長さでは、
ホイールが組めないことはないですが ニップルの端面からスポークが飛び出します。

このホイールのお客さん(一応)ですが、
ライトウェイトのホイールを使ったときに乗鞍で1時間を切る奴なので
「絶対に乗鞍の1時間切りが出来なくなるホイール」というコンセプトで作りました。

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2016/10/14 12:28 | edit

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