のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ニュートロンさん  

お客さんから ニュートロンをお預かりしました。
DSC01951amx6.jpg
DSC01958amx6.jpg
ニュートロンの後期型アッパーモデルの「ニュートロン ウルトラ」が
出て以降のスタンダードモデルとしてのニュートロンです。
違いは、リムの内周部に切削加工があることと
チューブラーモデルが廃止になったことです。

上の画像はどちらも作業後のものですが、
DSC01952amx6.jpg
前輪は ダストキャップをはめると左右の区別が付かなくなるので、
目印を付けておきました。
クイックを通すか スポークマグネットを付けるかした後に剥がしてください。

このダストキャップは、かつて「よく必要になるスペアパーツ ベスト20」に
ランクインしていたので 常備を努めていましたが、
現在では需要が激減したので ランク外にしていました。
ところが先日 在庫を使い切ったうえ
お客さんが欲しい数に1つ足りなかったので
やっぱり常備するように努めます。

DSC01945amx6.jpg
ハブの内部は脱脂された状態だということなので、
私が「これがいい」と思うグリスを差しました。
超有名メーカーの とあるグリスなのですが、
そこの営業さんいわく 自転車屋でそれを注文するところは
ほぼ当店だけなのだそうです。

前後輪とも横振れはほぼ無いのですが、
ごく最近 追い込んだかのような いい意味での不自然さがあります。
こういう場合、最後に触った人が
センターゲージを持っているかどうかが問題となりますが

DSC01948amx6.jpg
DSC01947amx6.jpg
↑前輪が これだけずれていたので

DSC01949amx6.jpg
DSC01950amx6.jpg
直しました。

DSC01954amx6.jpg
DSC01955amx6.jpg
↑後輪も これだけずれていたので

DSC01957amx6.jpg
DSC01956amx6.jpg
直しました。
こちらについては、反フリー側の一方的な増し締めで対処できたので
むしろ良かったかもしれません。

DSC01959amx6.jpg
DSC01960amx6.jpg
ニュートロン(とハイペロン)ですが、
スポーク比重65:100くらいの左右異径組みに
ハイローフランジ(とくに反フリー側のロー具合が小さい)、

DSC01961amx6.jpg
あと かなりのオフセットリムなので
左右同数スポークの反フリー側ラジアル組みとは思えないほど
反フリー側がカッチリしています。

反フリー側ラジアル組みで
これほど まともな後輪は ほとんど無いわけですが、
ほぼカタログ重量だけで ホイールを選ぶ層に訴求するのに
フリー側に太いスポークを使うというのは
売れる売れないで考えるとデメリット以外のなにものでもありません。
のむラボホイールでも、全CX-RAYに対して
半コンペでは20gほどの重量増になるわけですが
(スポーク長さで変わるものの だいたいそれくらい)、
その20gで後輪の重量が100g台の境目を越えることも当然ありえます。
例えば全CX-RAY695g、半コンペ715gのように。
以前に同じようなことをblack incのホイールを
引き合いにして(→こちら)書きましたが、
もっとこういう細部のこだわりが分かる人が増えればいいのに、
と思います。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/3040-066657e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター