のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

primeのディスクハブでホイールを組みました(前輪なので前編)  

今日もホイー(以下略)。
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プライムというブランドのストレートスポーク用ディスクブレーキハブで
前輪を組みました。リムは38mm高カーボンチューブラーワイドリムです。

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プライムという「ブランドの」という言い方をわざわざしたのは、
これはメーカーではなく Chain Reaction Cyclesの自社ブランドだからです。
リヤハブのときに詳しく書きますが ハブはノヴァテック製で、
ハブの単品売りだけでなく 完組みホイールもやっています。

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スポークは24本ですが、私の定義ではH(ホール)は フランジ穴の数ではなく
スポークが出ている根元の部分の数となりますので
これは12Hハブです。
また、組み方は2クロスなので4本組み相当となりますが
「最終交差しているスポーク同士の根元の部分からの数え上げ」
で見ると3本組みとなるので
私のスポークの計算式上では12Hの3本組みということになります。
構造上は24Hの4本組み相当ということでいいのですが。

スポークは黒CX-RAYストレート仕様で、
別軸フランジ逆イタリアン相当組み(→こちら)になるのは
ハブが組み方を決めているので 私にはどうしようもありません。

DTやパワータップで出ているストレートスポーク仕様のハブで
ホイールを組まないんですか?も訊かれたことが何度かありますが、
そういうリヤハブは たいてい24H(たまに20H)で、
組み方が ヨンヨン組み相当かヨンゼロ組み相当のどちらかに限定されていて
それ以外で組めなくなっています。
ストレートスポークには「首元がとびにくい」という利点はありますが、
仮に24Hであった場合 ヨンロク組みのほうが
駆動方向のねじれにくさや左右のテンション差に関して優れているので、
そのあたりを自由に決められるメリットの方が大きい
普通のハブのほうを選んでしまいます。

前輪は、ラジアル組みでも問題ないので
CX-RAYのストレート仕様の安定供給がなされた今なら
フランジ幅が広いハブを何か見つけてきて
のむラボホイールに採用するというのもありだと思っています。

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この手の別軸フランジハブで組まれたホイールが 一般にそうであるように、
これの最終交差も編みませんでした。
個々のスポークは他のスポークと一切接触していません。
オープンプロ32Hの前輪で、同じスポークで同じくらい張った場合
ラジアル組みよりもタンジェント組み(6本組み)のほうがブレーキの利きが良くなる、
ということが 理論上だけでなく体感出来るだけの差で間違いなくあるということを
経験上 知っているのですが、
これも ローター側または左右両側の最終交差を編み、編んだうえで結線すれば
ブレーキの利きが明らかに違いが分かる程度には向上するかもしれません。

また、スポークの選定について 左右異径組みを仕込むことはできたわけですが
リヤハブほどのオチョコが無いのと お客さんがCX-RAYをご指名だったので
今回は全CX-RAYとしました。

なので、私が完組みホイール工場で働いている気分を味わえるくらい
遊びの無い仕様となったわけですが、
それならこういう仕様に似た完組みホイール(プライムにもあるかも)を探して
それ買えばいいじゃん、とならないのは
リムをこれにしたかったとか 当店で組んだ方が安くあがるなど
お客さんのほうに なにか思惑があるのでしょう。

ハブのモデル名はRD010ですが、
このRDというのはOAの略ではなく この場合は
OAD ISCのアクロニムです。
プライムの、ディスクブレーキ台座の無い
ロード用ハブの品番は RO始まりになっています。

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