のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

コスミックカーボンのリムでピストホイールを組みました(前輪だけど後編)  

今日もホイー(以下略)。
DSC02369amx6.jpg
昨日の続きです。
一応 無事に組めました。

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フィルウッドのピストハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。
このハブは オーバーロックナット寸法が100mmなので
ロードバイクに使えないではないですが、
前輪の装着に工具が必要(クイック式ではない)なので ピスト用です。

DSC02371amx6.jpg
これは本来 リヤ用リムですが、
エグザリットの向きに従って組んだ場合の 左側がラジアル組みを想定、
右側がタンジェント組みを想定したスポークの入射角になっています。

DSC02373amx6.jpg
まず左側ですが、
DSC02374amx6.jpg
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ラジアル組み用の穴で ラジアル組みしているので
スポークがカーボンフードに接触している穴はありません。

DSC02377amx6.jpg
つづいて右側ですが、
DSC02378amx6.jpg
DSC02379amx6.jpg
昨日とは逆の方向で接触が起きています。
昨日の場合は「ラジアル組み想定穴でタンジェント組み」ですが
今日の場合は「タンジェント組み想定穴でラジアル組み」になるからです。

DSC02380amx6.jpg
↑こんな感じ

これとは別に 私が気にしていたのは、
このリムがリヤ用なので もしかしたら
オフセットリムになっているのではないか?ということです。
反フリー側ラジアル組みの弱点をオフセットリム化で
軽減しているとすれば、前輪に使うのは少し問題があります。

2005年のコスミックカーボンSLのリムは、
それ以前のコスミックカーボンSSCに対して 両ハトメを片ハトメにし、
さらにリム穴間に切削を入れることで 軽量化をしています。
言うなればキシリウムのような加工をしているわけですが、
キシリウムのリヤリムはオフセットリムになっています。

もしコスミックカーボンのリムがオフセットリムであった場合、
左右とも同じスポーク同じ組み方にしたとき
左右でスポークテンションが違うということが起こります。
ラジアル組みで組むことが確定している場合(←お客さんの希望なので)
左右異本組みでこの差を埋めることはできませんが、
かといって 片側をスポーク比重65%にし もう片側を68%にする、
といったようなことができるほど スポークの選択肢は細かくありません。

DSC02381amx6.jpg
もしオフセットリムであった場合、片側をヌポークラジアル組み、
もう片側を反ヌポークラジアル組みすることによって
実効フランジ幅の中心を リムのオフセットに近づけるというのを考えたのですが、
これはちょっと 理に走り過ぎで見た目がよろしくないですね。
仮に、こうすることで ちょうど左右バランスが出るとしても やりません。
これが問題になるくらいなら ディスクブレーキ用のフロントハブの
オチョコのほうが よほど問題です。

これと同じような考えとして、
ディスクフロントハブとオフセットリムで前輪を組む場合
リムのニップル穴が反ローター側(ホイール右側)に寄るように、
つまり後輪でオフセットさせる場合とは逆側にオフセットさせて
オチョコの軽減を狙うことができます。
昔、ボントレガー(トレック傘下になる以前のキース・ボントレガーのブランド)の
26インチオフセットリムで ディスクブレーキの前後輪を組んだ
元同僚がいましたが、フロントリムの頂点を左寄りで組んでいました。
「オフセットリムは頂点が左寄り」と丸覚えしているだけで
理屈で考えることが出来ない かわいそうな奴だなあと思っていましたが、
あるとき ディスクブレーキのインターナショナルスタンダード台座に使う
極薄のワッシャーを自作すると言って 薄いアルミの板を買ってきたときに、
アルミに穴をあけてから 周りを切るのではなく
ワッシャーの形を切り出してから 穴をあけようとしていたのを見て、
ああこいつは本当にやべえと思いました。
アルミ板を直径1cmほどで丸く切り出したものが
すでにいくつか転がっていましたが、
その真ん中に6mmの穴をあけるのは非常に困難です。

話が逸れましたが、コスミックカーボンのリヤリムが
オフセットリムになっているのかどうかは、

DSC02382amx6.jpg
調べれば分かります。
DSC02383amx6.jpg
ブレーキゾーンよりも内側のリムサイドに、
カーボンフードを接着する のりしろを 段付きで設けています。

DSC02384amx6.jpg
オフセットリムではありませんでした。
ハトメの位置が 真ん中に無いのは
DSC02386amx6.jpg
ローハイトリムに設定されている通常の穴振りと同じものです。

外周側からも(穴振りを別として)オフセットしているのか目視で確認はできますが、
内周側から見る機会があるなら こちらのほうが確実です。

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