のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

アイオロス5さん  

お客さんから アイオロス5をお預かりしました。
DSC02697e.jpg
DSC02699e.jpg
ワイドリムのWO仕様です。
前後輪とも ほぼ振れ無しで センタードンピシャ、
しかもスポークテンションがキッチリ張られています。
前後輪ともこの状態というのは
吊るしでは考えにくい(というより ありえない)ので
どこかで ちゃんと点検していると思うのですが、
お客さんが最初のオーナーではないということなので
はっきりしたことは分かりません。

DSC02698e.jpg
DTのシマノ11Sフリーボディです。
10Sフリーボディから交換した場合、
右エンドナットが10Sよりも長いものになるので
ハブの右半分だけが伸びる格好となり、
新しいオーバーロックナット寸法に対して
リムが左(反フリー)側に ずれることになります。
10Sフリーボディからの交換の場合、
それによって起きたセンターずれは「直すな」というのが
トレックの公式見解らしいですが、何をばかげた事を。

同社の旧マドンのBB下のダイレクトマウントブレーキに
この幅くらいのワイドリムの後輪を取り付けた場合、
ブレーキシューをあらかじめ薄いものにしたとしても
リムとのクリアランスが非常に少ないので、
10S→11S化によるセンターずれを修正しなかった場合
リムにシューが常時 擦る状態になってしまいます。
今回の場合は元から11Sフリーボディだったと思いますが、
いずれにしてもセンタードンピシャなので その点は問題ありません。

このアイオロスと 一つ前の記事のボーラワンは
同じお客さんのものですが、
どうしてもリムがブレーキシューに当たるので
センターずれ疑惑を払拭したいということでお預かりしました。
ホイールには問題無しで しかも元から及第点という結果でしたが。

利く利かないは別として、
デュラエースのダイレクトマウントブレーキ(BR-9010)よりは
フレームに元から付属しているブレーキのほうが
調整幅が大きかったように思います。
また、BR-9010より後に出た BR-6810は
リヤブレーキのスプリング調整のほかに、
そのスプリングをかける位置が2ヵ所から選べる
(出荷時は弱い方にかかっている)ようになっているので
調整要素がひとつ多くなっています。
また、今回の件とは関係ありませんが
現行のイーストンの28mm幅カーボンリムの後輪と
旧マドンの組み合わせでは、元から厚みが薄いブレーキシューを
さらに削って使う必要があります。
私がやったときは、イーストンのリムに性質上合うとは思えない
スイスストップの「イエローキング」のイーストンとのWネーム仕様で
通常の厚みのものを、1mm薄い同社の「EVO」と同じところまで
薄く削りましたが それよりもさらに削る必要がありました。
もちろん、シューの使用期間は短くなります。
ボントレガーに 特別に薄いシューがあるのですが
それはスイスストップのEVOと同じようなものです。

お客さんは遠方のかたなので 私がブレーキを見ることはできませんが、
ホイールに問題が無いことだけは確認させてもらいました。

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