のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ボントレガー TLRホイールさん  

お客さんから、ボントレガーブランドの
チューブレスレディのホイールをお預かりしました。
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お預かりしたというか、のむラボホイール5号に履き替えた外し品のホイールを
ついでに点検しますと 私のほうから申し出たのですが、
縦振れが あまりにえげつないので その場では対処できず、
少しお時間をいただきました。
トレックのレディースバイクに最初から付いていたホイールですが
おそらくリムが異常に重く、使われているエアロスポークが
すべてスポーク比重100%と思われる断面積のものなので
ホイール全体が信じられないくらい重たいです(前後輪とも24H)。
ワイドリムでチューブレスレディというのも重たくなる要素ですね。

のむラボホイール5号(21gのリムテープ込み)との重量差は、
クイック無し・ホイールマグネット無し・リムテープありという同じ条件で
前輪が297g、後輪が337gでした。
このうち200gくらいは リムの重量差だと思われます。

前輪の縦振れですが、
DSC02986amx6.jpg
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↑信じられないことに、振れ取り台のゲージが全く同じ位置で
位相によって こんなに差があります。

DSC02988amx6.jpg
リムの継ぎ目だけが当たるところまでは追い込めました。
ここまでやって気付いたのですが、このリムは
ブレーキゾーンの縦幅が位相によって ばらついているという
とんでもない仕様だということが分かりました。
よって、先ほどの縦振れの画像もブレーキゾーンの見た目ほどには
縦振れが大きくはないのですが、それでもひどかったこと自体は事実です。

後輪も、前輪ほどではない縦振れがありましたが それよりも
DSC02991amx6.jpg
DSC02992amx6.jpg
センターがガッツリずれているのには 参りました。
リムが反フリー側にずれていますが、
フリー側のスポークテンションが袋小路ではないものの
フリー側の増し締めだけで これを埋めるのは無理です。
仕方なく、反フリー側を いくらかゆるめました。

DSC02994amx6.jpg
後輪はイタリアン組みになっていますが、
これはボントレガーらしからぬポイントです。
冒頭でボントレガー「ブランド」の、と書いたのは
これが気になったからです。

DSC03010amx6.jpg
↑これは別件ですが ボントレガーがペアスポークに拘っていた時代の
レースというモデルですが、

DSC03011amx6.jpg
逆イタリアン組みというところに
アメリカ人のフィロソフィーが込められているのを感じるのです。
アメリカではイタリアン組みをしない、というわけではありませんが
逆イタリアン組みをするのは ほぼアメリカ人くらいのものです。

完成車に付属のホイールとはいえ、
エアロホイールでもここまで重たくはないという重量なのは
ちょっと どうなんでしょうか。
ワイドリムやチューブレスレディなど、余計な流行りを押さえようとしなければ
もうちょっと軽くなったはずなのに、と思います。
ちなみに リムテープは梱包バンドみたいな材質の廉価品で
幅が合っていない(細い)ものが付いていたので、
ただちに チューブレスタイヤを使えるというわけではありません。

DSC02990amx6.jpg
ハブはジョイテック製です。ジョイテックは
台湾で自転車部品のOEM品を作り始めた最初期のメーカーのひとつで、
台湾メーカーとしては古参中の古参です。
かのノヴァテックも、実は ジョイテックのスポーツ車用高級ブランドです。

このハブどこかで見たぞ!(→こちら
ハブ胴の外径が違う、ダストシールが かぶせゴムではなく
アルミのエンドになっている、などの点で異なりますが
フリーボディは同じものです。

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2016/12/25 21:28 | edit

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