のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

カンパニョーロの右クランクのボルト穴を修正しました  

タップがうなる!
ドリルは一切うなっていませんが、
記事の性質上「ドリルがうなる!」に含めました。

お客さんから カンパニョーロの右クランクの
チェーンリング固定ボルト穴のねじ山をナメたので
何とかならないかということで相談を受けました。
DSC03018amx6.jpg
↑ここですね。
ウルトラトルクではなくパワートルクなので、
クランクを外すのが面倒なので このままで作業します。

DSC03019amx6.jpg
↑チェーンリング固定ボルトが斜めに入っていますが、
これには理由があります(後述)。

DSC03020amx6.jpg
ボルトのねじ山がナメていますが、

DSC03021amx6.jpg
DSC03022amx6.jpg
クランク側もナメています。
奥のほうは まだ生きていますが。
チェーンリング固定ボルトはM8ねじです。
そして規格もののM8ねじは ねじ山が1.25mmピッチになっています。
ところが、チェーンリング固定ボルトのねじ山は
M8の0.75mmピッチなのです。

お客さんに、もし工具を用意してくれたら買い取るからということで
タップとダイスを持って来てもらいました。

DSC03024amx6.jpg
↑M8×0.75のタップで
DSC03025amx6.jpg
シャリシャリすると
DSC03026amx6.jpg
一応 直りました。

DSC03027amx6.jpg
ボルト側もシャリシャリしましたが、
DSC03028amx6.jpg
これは もう使いません。

DSC03029amx6.jpg
固定ボルトを単体でねじ込みました。
スムースに「まっすぐ」入ります。
では なぜお持ち込みの時点で ボルトが斜めに入っていたのかというと・・・

DSC03033amx6.jpg
クランク裏以外の4ピンを取り付けました。
カンパニョーロのクランクですが、
コンパクトギヤの場合 PCDが5つとも110mmではなく、
クランク裏のみ113mmなのです。

このチェーンリング、PCD110mmのものを1ヵ所だけ
113mmに加工したつもりの加工をしていますが、
削りが足りなかったため固定ボルトが斜めに入り、
結果 ねじ山をナメてしまっていました。

DSC03035amx6.jpg
DSC03036amx6.jpg
というわけで、固定ボルトがまっすぐ入るところまで
削りを進めました。

DSC03040amx6.jpg
お客さんの手持ちの固定ボルトは いずれもアルミ製で
ねじ山が潰れているので(ダイスをかけて一応は使えるようにはしましたが)

DSC03037amx6.jpg
私の手持ちのスチール製ボルトに交換しました。
まっすぐに入っています。

DSC03030amx6.jpg
↑加工前
DSC03038amx6.jpg
↑加工後
内側の、爪状のすき間が 加工後のほうが大きいのが分かります。

なぜ この固定ボルトがイカレるほど
頻繁にチェーンリングを交換しているのかというと、
このクランクを取り付けているのがシクロクロスバイクで
コースによって歯数を変更するからです。

ストロングライトなどで110/113mmのチェーンリングが出ていますので、
今後は できればそういうのを使ってください。
なお、最初にこのチェーンリングを加工したのは お客さんではありません。

category: ドリルがうなる!

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