のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

スルーアクスル用スタンドアダプターを作りました  

ドリルがうなる!
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↑これは先日組んだ スペシャライズドのディスクハブの後輪ですが、
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オーバーロックナット寸法142mmの
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12mmスルーアクスル仕様となっています。
これが困ったことに、

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フレームに取り付けた際、
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シャフトの端が フレームから出ないので
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この手のスタンド(幽波紋)に掛けることができません。
シャフトの中空穴の内径は6mmちょうどでした(←ここ重要、テストには出ません)。

オーバーロックナット寸法は問題ありません。
130mm用のものを狭めて 120mmのピストハブに合わせることも出来るので
142mmに広げることくらいは可能でしょう。

以前に ゲイリーフィッシャーの29erのMTBを整備するためだけに
わざわざミノウラのスタンドを買った(後に さらに改造した)ものがあり
それに掛ければ整備は可能ですが、脚の部分が広くて場所を取るうえ
クランプ部分の出来が悪いので(だったらパークツールを買え)
作業性がよくありません。

なので この手のスタンドに掛けるべく
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20mmのアルミ丸棒、6mmの鉄棒(ステンレスではなく鉄)、
ゴム板を買ってきました。

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6mmシャフトを12mmアクスルに突っ込むと、
突き抜けずに どん突きになったので
その位置で目印のテープを貼っておきます。

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工具やバイスでつかむ長さが欲しいので
ちょっと余計めで切りました。
とくに意味のない暴力がエヘン虫を襲うのは
いつものことなので気にしてはいけません。


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だいぶ はしょりますが

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このように加工しました。

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アルミ棒には、だいたい半分が6mm穴 そこから先は6.3mm穴をあけて
6.3mm穴にヘリサートコイルを打ち込んでM6ねじ穴にしています。
ここまでする必要は無いのかもしれませんが、
単なる接着だけだと 信用できなさそうなのでやりました。

鉄シャフトの端面は M6ねじを切っています。

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取り付けました。

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アルミ棒の頭が この手のスタンドに入りません。
クイックのナットの外径は19mmくらいのものが多く、
アルミ棒ですぐ入手できるものは20mm未満だと15mmとなり
それはちょっと細すぎると思い20mmにしたのですが・・・。

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テーパーに削りました。
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まあ ええじゃろ。

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どん突きの目印でシャフトを切り、端面を平らにして面取りもしました。
ここまでに、ねじ山側の端面もグラインダーで削っているので
この状態でスルーアクスルに突っ込んでも
シャフトは どん突きには届きませんが、

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ゴム板の厚みぶん さらに引っ込むので
間違いなく どん突きには届きません。

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フレームに傷を付けないためのゴム板を接着しました。
ゴム板をハンダこてで熱して6mm弱の穴になるまで
突っ込んで溶かすという方法を採ったので、においがヤバかったです。

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出来たでよ。
シャフトを手で持って思いっきり曲げようとしてもビクともしません。
6mmシャフトをアルミにしようとも思ったのですが、
ちょっと反っただけで12mmアクスルに入らなくなるのが
目に見えているので 鉄シャフトにしました。

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寸法ドンピシャで スススーッと入っていきます。
引き抜くと、ポンッ!と空気の音がします。
かなり高精度な携帯用ポンプよりも さらにガタが少ないので、
テレスコピックになっていると言っていいでしょう。

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不適切な画像

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アルミ棒の高さは、もう少し低くても良かったかもしれません。
機会があるかどうかは知りませんが 今後の参考にしましょう。
材料は まだまだあるしな!

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この手のスタンドに取り付きました。

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スタンドをこのフレーム専用にするなら、
右エンド(いま作ったやつ)を受けている部分を
少し切り詰めてもいいかもしれません。
固定ローラーでもいける、とは思いませんが
整備程度であれば 全く問題ありません。

今回 これが出来たのは 12mmアクスルの中空穴の内径が
たまたま6mmであったからで、
全てのスルーアクスルに対応するとは限りません。
6mmシャフトの長さは このスルーアクスルのどん突き寸前にしてあるので
どん突きまでの寸法がこれよりも短いアクスルだと長さの調整が必要です。

お客さんが希望されるなら「固定ローラーで使わない」
「実走のときは必ず外す(スタンド側の付属品扱い)」
というのを了承していただいたうえで お渡ししようと思います。

ていうか みんなこれどうしてるの?
すでに同じ趣旨の商品があるんだったら
すみません 知らなかっただけです。

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従来のクイックのシャフト径ですが、
画像上のシマノはアウトバテッドしている部分で5mm径、
画像下の固定力がしょーもない軽量クイックで約4.4mm径でした。
なのでクイックのレバー部分(左側)を切りとばしたものを
突っ込むというのは やらないほうがいいです。

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