のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

エウラスを偽ボーラに組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
DSC03461amx6.jpg
お客さんから エウラスをお預かりしました。
現在と違い 日本語資料でのEURUSの読みに表記ゆれがあった時代の
ホイールなので、シャマルウルトラ以前のスチールスポークのEURUSは
ユーラスではなくエウラスと呼んで(私は勝手に)区別しています。

DSC03462amx6.jpg
えらく振れがありますが、曲がっているスポークがあるので
リムの歪みなどが原因ではありません。
スポーク交換や振れ取りで修理は可能ですが、

DSC03464amx6.jpg
(画像で分かるかどうか)ブレーキゾーンが非常に摩耗しているので
リムの交換を ご希望です。

DSC03466amx6.jpg
組み換えました。

DSC03468amx6.jpg
16Hハブ 黒CX-RAYラジアル組みです。

DSC03470amx6.jpg
リムは、赤い繊維を織り交ぜた3Kカーボン仕上げのもので

DSC03467amx6.jpg
生産国は不明ですが「紅3K」と書いたテープが貼ってありました。
原产国是未知的,但用“红3K”被粘贴。

DSC03465amx6.jpg
DSC03476amx6.jpg
ハブはオーバーホールしています。
ボールレースに摩耗の筋が走っていましたが、
虫食いはありませんでした。

と、ここまでであれば このホイールを
表題にあるように「偽ボーラ」呼ばわりをすることも
無かったはずなのですが・・・

DSC03472amx6.jpg
後輪も組み換えます。
あと どうでもいいですが、シクロクロスで使ってたな これ。
汚れ方がそういう感じです。

DSC03480amx6.jpg
組み換えました。
G3位相の穴がオーダーできるらしいです。
さらに頼めば、BORAもしくはFFWDのロゴを入れてくれるという
ヤバい話を聞いたのですが聞かなかったことにします。
すでにどこかで(→こちら)見たような気もしますが。

如果进一步问,那我把BORAFF山口的标志
我听到一个故事危险,而且我没有听到。

DSC03488amx6.jpg
紅3Kとは別に「G3孔」と書いてありますが
どのような意味かは分かりません。

DSC03489amx6.jpg
↑これ、20Hのところにチェックを入れているのではなく、
21Hと書きなおしています。

DSC03474amx6.jpg
びふぉー
DSC03486amx6.jpg
あふたー(左ダストキャップは あとで付けています)

DSC03475amx6.jpg
びふぉー
DSC03485amx6.jpg
あふたー
この「びふぉー あふたー」が好きだという ご意見を
いただいたことが何度かあります。

DSC03484amx6.jpg
申し遅れましたが スポークは全黒CX-RAYにしました。
2:1組みでヘタに左右異径組みなどやるとエライことになります。

DSC03477amx6.jpg
スポーク首下の専用ワッシャーは、
DSC03478amx6.jpg
新品が 使いきれないほどあります。

DSC03479amx6.jpg
フリーの爪起こしバネが歪んでいたので交換しました。
今回の場合は 全く歪んでいなくても たぶん交換しています。
気のせいではないと思うのですが、
触ったところ 明らかにバネが痩せているのです。

DSC03481amx6.jpg
リヤリムの見なし右側
DSC03482amx6.jpg
同 左側

バルブ穴根元のWARNINGステッカーは片側しか貼ってありません。
総張り換えを除くスポーク交換などでは あまり意識されないことですが、
カンパニョーロのラジアル組みの前輪は逆穴振りになっています。
組み換え後のフロントリムは、スポークの向きの指示の
ステッカーに従うと 正穴振りになります。
リヤリムでは、バルブ穴の両隣りともがフリー側に向かって伸びる関係上
明確に左右の区別があるということになりますが、
そのときにWARNINGラベルがフリー側になるので
前輪の見なし右側をWARNINGにして(正穴振りで)組みました。
ハブの見なし左側に玉当たり調整ナットがあるように組んでいます。

DSC03473amx6.jpg
DSC03490amx6.jpg
組み換え後のリムは メガG3ハブを想定したリム穴の間隔になっています。
本物のボーラのための、より安価なスペアリムを想定しているのかもしれません。
ハブが同じで リム側のみG3の間隔が違うことから
最終交差の角度も変わります。
フリー側のフランジは スポークの軌道に合わせた
非常に狭いスリットが切ってあるので、
フランジとスポークの干渉が起きるかもしれませんと
事前にお客さんには言っていましたが

DSC03491amx6.jpg
かえって やわらぐ方向に角度が変わるので助かりました。

DSC03483amx6.jpg
ニップルの色は、すみませんが銀にさせてもらいました。
今まで あまり触れませんでしたが、
アルマイトの色によってニップルとリムとの摺動抵抗が変わるので
厳密なことを言えば ニップルの色によって限界テンションは変わります。
もし私が お客さんの希望や好みに沿わないで
ホイールのスペックについて押しつけがましく決めていいなら、
銀スポーク銀ニップル以外では 手組みホイールを組まないかもしれません。
黒スポークやカラーニップルでホイールを組んだところで
銀スポーク銀ニップルと比べて明確に性能が劣るというわけでもないので
(組んでいる感触や作業性は違いますが)スポークとニップルの色は
お客さんの希望するもので組んでいます。

DSC03487amx6.jpg
前輪は、これも訳あって しんちゅうニップルにさせてもらいました。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/3186-44fb429d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター