のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

Tniのディスクハブで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC03492amx6.jpg
ここに載せられない前輪を一昨日に、後輪を今日に組んでいます。
後輪は20H 半コンペヨンヨン組み結線ありです。
と、これを今日もホイー(以下略)枠に充てるのは味気が無いので

DSC03509amx6.jpg
頑張って もう1本組みました。
リムはTniのCX22チューブラーリム、
ハブはTniのエボリューションディスクハブです。

DSC03510amx6.jpg
28H 全CX-RAYロクヨン逆イタリアン組みにしました。
結線は たぶんやります。

ポン当て式のエンドを外しているのは、
クリックリリースから12mmスルーアクスルに変換するためです。

これはシクロクロスの前輪ですが、
スルーアクスル式フロントディスクハブのアクスル径は
15mmと12mmがあります(MTBだと20mmもあります)。
シマノのEスルーという規格がフロント15mmなのですが、
最近はフロント12mmを主流にしようという動きがあるのか
この前輪を取り付けるGIANTのTCXアドバンスド プロでは
2016年モデルがフロントハブが15mmだったのに
2017年モデルでは12mmを採用しています。
15mmなら シマノのMTBハブがそのまま使えます。
シマノのMTBハブは価格が安い点はいいのですが、
原則 32Hしか仕様がありません。
2017年になってからXTRのみ28Hが追加されました。

お客さんのバイクは2017年モデルのTCXなので、
シマノのMTBフロントハブは使えません。
TCXの完成車に付属しているホイールのハブは 2016年も2017年も
フォーミュラ(イタリアのディスクブレーキメーカーではなく
台湾のハブメーカーのほう)のディスクハブで
フロント28H・リヤ32Hとなっています。
バイクの納期が1月下旬予定ということで、
実は まだお客さんのほうに届いていないのですが
その完成車のハブを使ってリムのみ より軽いチューブラーリムに
組み換えてはどうですかと提案もしたのですが、
それはそれで持っておきたいということなので 別個に
前後12mmスルーアクスルハブのホイールを用意することになりました。

フロント12mmスルーアクスルの規格は、言いだしっぺというか 焚き付け役が
フォークがENVE、ハブがクリスキングであり
クリスキングのハブであれば すぐに入手は可能です。
問屋さんに在庫もありました。
が、ちょっと高いので 他の手を探したところ
Tniのディスクフロントハブを
スルーアクスル化するということになったわけです。

DSC03493amx6.jpg
↑Tniのディスクフロントハブです。

DSC03494amx6.jpg
クイックリリース式のポン当て式エンドを
DSC03495amx6.jpg
外して
DSC03496amx6.jpg
12mmスルーアクスル用のものに
DSC03498amx6.jpg
交換することが出来ます。
しかし これだけでは問題があり
「この組み合わせ」では ハブの回転に異常に擦ったような感触があり
ホイールとして使うことはできませんでした。

DSC03507amx6.jpg
ノヴァテックのハブは、2016年度製造ぶんから
シリアルナンバーを細かい字で ハブ体に印字しています。
Tniのディスクハブには バージョン違いがあり、
印字無しのハブと ありのハブでは
ポン当て式エンドの形式が異なっているのです。
問屋さんでの呼称に倣い印字無しをA、印字ありをBとすると
現状では28Hと32HがA、24HのみBとなっています。
いずれは全てBに移行する可能性がありますが、
現状ではフランジの穴数でも判別できます。
この記事を ずっと未来から見ているという方は、
穴数に依らず 印字の有無を判定基準にしてください。

で、今回のハブは28Hなので エンドの形式はAということになりますが

DSC03508amx6.jpg
現在の問屋さんの在庫では12mm用のアダプターは
どちらも欠品しているので すぐに入手ができません。
先ほどの画像にあった12mmアダプターは、
ホイール組みの治具に改造しようと思って買ってあった
当店の在庫です。

で、当店に今あるアダプターがB、ハブがAなので
回転がおかしいというのが 先ほどの話です。

DSC03499amx6.jpg
クイックリリース用Aエンドをはめ込むと(元々の状態)、
ハブ体とツライチ辺りで はまります。

DSC03500amx6.jpg
が、12mmスルーアクスル用Bエンドを はめ込むと
少し飛び出した状態になります。
クイック用Aエンドでセンタードンピシャにホイールを組んでから、
スルーアクスル用Bエンドにしてセンターゲージを当てると、
左右ともに リムにすき間が見られました。
どちらのアダプターでもオーバーロックナット寸法は
本来変わらないはずなので、これは左右ともに
Bエンドが はまり切っていないということです。

DSC03501amx6.jpg
どこの寸法が違うのか調べてみます。ハブに入る部分の長さ、
ベアリングの内輪だけを押すための段差の長さと直径など
まったく同じでした。
どこが違うねん。

DSC03502amx6.jpg
↑クイック用Aエンド
DSC03503amx6.jpg
↑スルーアクスル用Bエンド
違いが分かりました。
上の画像は どちらも画像上が外側ですが、
Bエンドはダストシールの外側の径が少し大きいのです。
Aエンドの内外の径と Bエンドの内側の径が同じなので、
Bエンドの外側の径を内側と同じところまで削げば
Aエンドと同寸法になるようです。
ということが判明しましたが 夜中にグラインダーが回せないので
今日は ここまでです。

バイクが未だにお客さんの元に無く、予定通りに届いたところで
関西シクロで使えるのがせいぜい2~3戦という状況であり
問屋さんのBエンドの再入荷は待っていられませんので、
それまでの姑息的処置として改造エンドを作るしかありません。
また、防塵防水性能が下がってもいいなら
「Bハブ体にAエンド」は可能ということになります。
ハブ体とダストシールの間にすき間はできますが、
シールゴムの径は同じです。

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