のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

キシリウム プロ エグザリット SLさん  

お客さんから キシリウムの前輪をお預かりしました。
DSC03837amx6.jpg
「前後輪のどちらか片側だけを持って来られた場合は
お客さんの見立てで明らかに分かるような異常があるということなので
重篤な症状であることが多い」と何度か書いていますが、
これも一応 その部類です。

前輪がシュータッチするそうです。ブレーキゾーンがエグザリットだと、
シュータッチをすると「キュッ」と鳴るので分かりやすいのですが
前輪のシュータッチは非常に珍しい症状です。
ホイール体そのものが硬くて(キシリウムなら なおさら)、
ハブに横ガタがあるので もがくとシュータッチする・・・
と思っていたのですが ハブにガタはありませんでした。
一応、どこかのショップで振れ取りはしたらしいのですが

DSC03835amx6.jpg
DSC03836amx6.jpg
センターがずれています。
吊るしの状態なら 目くじらを立てるほどの量ではないですが、
振れ取り台にかけたのなら ちゃんとセンターも出しとけよって話です。

しかし このセンターずれも、シュータッチに関係するほどの量ではありません。
もしブレーキがダイレクトマウントタイプであれば、
左右のシューからリムの間隔を調整するのが
キャリパーブレーキほどには簡易ではないので
「センタードンピシャのホイールで位置出ししたあとに
センターずれのホイールに交換したため
片側の間隔が詰まり シュータッチもしやすくなっている」
という状況が考えられますが、
お客さんのブレーキは ダイレクトマウントでは無いとのことです。

スポークテンションは出荷基準の下限よりは上ですが けっこうゆるめでした。
お客さんの前で作業をしていますが、
「ねじピッチが粗いジクラルスポークで こんなに増し締めさせてくれること自体が
そもそもゆるめの個体だという証明です」と説明しながら張っています。

今後の振れ取りしろは十分に残していますが、
それでもお持ち込みの状態よりは かなり張りました。
バイク全体を見ていないので分かりませんが、
シュータッチに関して 前輪そのものに
原因が無い(無くなった)ことだけは確かです。

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