のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ハイペロンのボールレースを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ハイペロンをお預かりしました。
前後輪とも ハブの回転がゴリゴリしていて、
ボールレースに虫食いがあることは まず間違いありません。
お客さんのほうで グリスアップを試みているようですが、
ハブ胴内部にまでデュラエースグリスを詰めていて 洗浄に苦労しました。

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ハブをバラして ワンをぬぐいました。

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ワンに虫食いがあります。
これを交換すればいいだけなのですが・・・

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この時代のカーボンハブは
スポークを抜かないことには ワンを外すことができません。
修理に必ず ホイール組みを伴うということです。
実は以前に何度かしたことがあるのですが、
それについて 詳しくは(→こちら)をどうぞ。
今回はリンク先にあるようなCULT化ではなく、
「同じ品番の」新品のパーツに交換するだけですが
ワンと玉押しを 黒から銀にします。
メーカーは認めないようですが 黒ワンと銀ワンの耐久性は全く違います。
銀ワンに移行してからすでに何年も経ちますが、
銀ワンの明確な虫食いは ほとんど見たことがありません。
黒ワンの虫食いは上の画像の通りです。

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リンク先でも触れていますが、フロントハブには左右の区別があります。
玉当たり調整ナットにアーレンキーをかけるための
切り欠きがある側が 左側になります。

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今回の前輪はWARNINGステッカーが左側だったのですが、

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ハイペロンの後輪は オフセットリムなので
WARNINGステッカーは右側にあります。

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また、フロントリムを左WARNINGにすると
ディファレンシャルリム/ウルトラリニアジオメトリーのステッカーが
リヤリムの同じステッカーのの向きと反転するので
今回のフロントリムの場合は右WARNINGで組み直したほうが
前後のステッカーの向きが揃います。

DSC04295amx6.jpg
黒ワンを抜きました。

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銀ワン圧入中・・・。
スポーク穴にかかるところで わざと止めているのは、
スポークヘッドがあるとワンが通せないのを 見せたかったからです。

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↑これは現行のカーボンハブです。
スポークヘッドが沈頭になっているので ワンの交換の妨げになりません。

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圧入しました。

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玉押しも、黒から
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銀に交換します。
リテーナーベアリングも、鋼球の濁り具合は左右で違いますが
いずれにしても 新品にはほど遠いので交換します。

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右WARNINGで組みました。

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このステッカーの向きも 前後で揃っています。

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つづいて後輪です。リヤハブをバラしました。
ワンの交換にスポークを抜く必要があるのは反フリー側のみです。

DSC04310amx6.jpg
が、反フリー側に虫食いがあるので 半バラしは確定です。
あと、お客さんのしたことをあげつらうのは本意ではありませんが
ハブ胴の中のグリスに意味はありません。

DSC04311amx6.jpg
フリー側のワンの摩耗の筋はきれいなので 交換は必須ではないですが、
今日換えなかったがために 次にこちらが虫食うのが嫌なので
左右とも銀ワンに交換します。

グリスの色が2種類に分かれているのは、
カルシウム石鹸基の変質によるものです。

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というのはウソで、洗浄したあとに残るこれは
右アルミフランジをカーボンハブ胴に固定している接着剤です。
硬質なものなので ビクともしません。

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黒ワンを抜きました。
現行のハブと違い、大径でない細いハブ胴なのと接着剤のせいで
ワンを抜く工具によっては使えない(ハブ内部にセットできない)
場合もあるかもしれません。
私は 自作の工具があるので何とかなりましたが。

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銀ワンを圧入しました。

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フリーボディの爪起こしバネは歪みが無いので 引き続き使います。

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組めました。
前輪は ややヌルめだったのでテンション微増にしていますが、
後輪は 吊るしとは思えない張りっぷりだったので
フリー側の増し締めはしていません。

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↑外したベアリング一式

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2017/03/08 00:12 | edit

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