のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

旧エアロ1リムでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 旧エアロ1リムのホイールを長らくお預かりしておりました。
たいへんお待たせして 本当に申し訳ありません。

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HB-7400ハブ32H 星ステンレス15番プレーン ヌポークラジアル組みです。
ヌポークラジアル組みですが、私が組んだものではありません。

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スポークヘッドが☆マークのステンレススポークです。
ステンレスというのは「ステンレス製のスポーク」という一般名詞ではなく
「ステンレス」という商品名です。

ハブのフランジ穴にタンジェント組みした痕跡が無いので、
ヌポークラジアル組み→ヌポークラジアル組みという経歴でない限りは
このスポークが このハブの初めての相方ということで間違いなさそうです。
何が言いたいのかというと、これは 旧エアロ1や7400ハブと
同時代のスポークだということです。
かなり強い磁石に対しても、ウンともスンとも反応しません。
同時代の星のスポークで、Hマークのスターブライトは 磁石にバチッとくっつきます。

これが後年になると☆マーク(ステンレスのはず)が ややくっつきを示すようになり、
Hマーク(スターブライトのはず)が くっつき具合が弱くなり、
磁性に関して ☆とHの性質がかなり似通うようになります(もしかして同じかも?)。
完全に作り分けていたものがそうでなくなったという時点で
まともなスポーク屋として認められなくなったので 私は星のスポークは使いません、
ということを過去に何度も書きましたが、最近のスターブライト(Hマーク)は
往時並みに バチッとくっつくものに変わっています。
だからといって採用はしませんが。

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旧エアロ1なので、カマボコ型ワッシャが必要です。

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組み換えました。

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CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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つづいて後輪。
FH-7403ハブ32H ロクロクJIS組みで、

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反フリー側が星のステンレス、

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フリー側が旭(アサヒ)のステンレス(という商品名のスポーク)です。
左右でスポークが違うのは左右異径組みを意識したものではなく、
番手は左右とも15-16番でした。
長さが合う在庫の都合でこうなったといったところでしょう。
旭スポークのステンレスですが、私の知る限り 最もよくとぶスポークです。
首元が15番だと さらに顕著です。
このホイールでは とんでいませんが、それなりの数 ホイールを組むと
明らかにとびやすさの違いを感じます。

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星の丸バテッドは くっきりバテッド、

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旭は のっぺりバテッドです。

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FH-7403は、8Sフリーボディ仕様です。
10Sギヤが付かない8Sフリーボディもあるのですが、
このハブは 10Sギヤまで対応しています。

左エンドが丸い形になっているのは、多段化に対応させるため
フレームの幅が126mmから130mmへと変更された過渡期のリヤハブであったため、
126mmのフレームに対して 広げるように無理に突っ込むことも 想定しているからです。
オーバーロックナット寸法を実測したところ、
129.9mmか130mmジャストといったところでした。

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カマボコワッシャは32個で
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これくらい、
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リムは この通りです。これと同時代のリムで、
ウォルバー(WOLBER)にプロフィル(PROFIL)というモデルがあるのですが、
旧エアロ1と同じような形状とリム高になっており
幅の違いで プロフィル18と20があります。
この旧エアロ1は19mm幅なので ちょうどその間になりますが、
プロフィルのほうがやや重いにも関わらず 旧エアロ1のほうが張って組めます。
カマボコワッシャのおかげでしょうか。
といっても それはハードアノダイズドカラーに限っての話で、
銀リムになると 明らかに軟らかくなります。

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組めました。

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半コンペヨンロク組み結線ありです。
のむラボホイール4号のリム(410g)ほどには張れませんでしたが、
この時代のリムとしては かなりカッチリと張れました。
組み換え前の前後輪は どちらもヌルかったのですが、
経年使用のタレと スポークの番手からすると
与えられた条件下の最善くらいであったと思われます。

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