のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

モントリオール メタドールオロで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
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今日組んだホイールは 昨日の旧エアロ1と同じお客さんのものですが、
7400デュラエースハブのオーバーホールもお願いされていたので やりました。

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ダストキャップの内側にデルリンっぽい 白いリングが入っていますが、

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ダストキャップを回すと 白リングにあいている穴と位相が合うところがあるので
グリスガンでグリスを注入することも出来ます。
バラしてグリスアップしたので今回は関係ありませんが、
ダストキャップの穴が白い=穴が通っていない、ことは確認しないといけません。

今日もホイー(以下略)。
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今日組むホイールは 6400ハブです。
600というコンポのグレードですが、
600→600アルテグラ→アルテグラという流れなので
デュラエースの次のグレードということになります。
シマノ・サンテ?ああ ありましたね デュラとアルテの間に。

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ハブの回転を見た限りではバラす必要を感じなかったのですが、
お客さんの希望であることと 長い間 何もしていないそうなので
オーバーホールをしています。
玉押しの筋も きれいに付いていて、虫食いなどはありません。

冒頭のデュラエースと違い ハブ単体の状態なので
ややシブめで玉当たりを調整すれば
スポークテンションで ちょうどの軽さになるはず・・・という目論見は
だいたい当たりはしましたが 後から少しだけ調整を要しました。

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リヤハブは、オーバーホールをしてよかったと言えると思います。
ダストキャップに FH-6401とありますが、
6401はオーバーロックナット寸法126mmで 7Sフリーハブであるはずのところ、
このハブは6402の中身を移植したようで130mm/8Sフリーボディになっています。
つまり、この時代のシマノは前規格のユーザーを切り捨てずに
ちゃんと対応していたということです。
「ユーザーのほうで勝手にパーツを換えただけだろ」と言われるかも知れませんが、
7900のハブに9000のフリーボディは付かないので(→こちら
7Sハブを8S化するように 10Sハブを11S化するのは無理です。
ユーザーのほうで勝手に換えることができない罠を
わざわざ仕込んでいる点が違います。

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リムはアンブロージオのモントリオールですが、
現行の同名モデル(480g)とは全くの別物です。
画像の状態は 358g+360gです。
同名リムのまま別物レベルに重たくなるというのは
マヴィックのGP4と同じような話です。

モントリオールのほかに メタドール オロ(金メダル)とありますが、
イタリアメーカーのリムでありながら ここはフランス語です。
(フランス語→médaille イタリア語→medaglia)

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リムの中に異物が入っていましたが、
両ハトメのリムなので バルブ穴以外の出口がありません。
リムの中から見れば、穴振りが付いた両ハトメは
長い廊下の中で 左右交互にそびえる柱のような状態になりますが、
それを縫うようにして バルブ穴の部分まで誘導してきました。

DSC04648amx6.jpg
こんなん出ました。

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タイヤ張り面にある轍のような模様は、昔のリムには よく見られるもので
リムセメントの食いつきをよくするための加工です。
これは けっこう控えめですが。
リムの継ぎ目は、プレート状のジョイントを挿してあって さらにピンを打ち込んでいます。
このピンは 内周側まで貫通しているのですが
つい先日も書いたようにリムのステッカーは この手の跡を隠す仕事を

DSC04650amx6.jpg
しています。

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もう1本は してへんやんけ。ちゃんと貼れや。

DSC04655amx6.jpg
組めました。

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HB-6400 32H CX-RAYロクロクイタリアン組みにしました。
旧エアロ1リムと同じお客さんのリムだから書きますが、
より重たいこちらのリムの方が むしろ許容スポークテンションが低いです。
おそらくは、スポーク比重約65%の丸バテッドスポークである
DT レボリューションや サピム レーザーでも、
うにょーんを起こす手前で ホイール組みを終えることができます。
レボとCX-RAYは 本当にスポーク比重が同じくらいで、
同じ長さのスポーク100本の束同士で1g違うかどうかといった結果になります。
つまり、この前輪のスポークがレボに置き換わっても
ホイールの重量は変わりません。
(バテッド部分の断面形状(丸かエリプティックエアロか)による
ホイールの前後と左右それぞれの変形しにくさや
空力効果についてはもちろん違ってきます)

こういうオールドリムを組むためのレボリューションの用意も
多少はあるのですが、今回はCX-RAYにしました。
結果としては、思ったよりは張れたのですが
旧エアロ1ほどではありませんでした。
仮にレボで組んで うにょーんが起きたかどうかというと、
たぶんギリギリ起きなかったと思います。

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スポークテンションがかかって リムのすき間が減りました。

後輪は、今日は組めませんでした。
スポーク長さ1mm(四捨五入前は0.7mm)を妥協するか、
CX-RAYのカット可能長さの内規「マイナス6mmまで」を
少し破るかすれば 反フリー側の16本を用意できますが、
そういうことをして後悔したくないので諦めます。

のむラボホイール2号の後輪のみ リーフハブ黒半コンペ結線ありの
ご注文分を組もうと思ったのですが、
先日の宇都宮で落車して フレームのエンドが曲がったのと
ホイール4本振れ取りしてくれという お客さん(一応)が
夜中の22:30に来たので出来ませんでした。
預かって店が狭くなるのが嫌なので やりましたが、
そんな時間でもいるはずという確信を持って
飛び込みで来るのは やめなさい。

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2017/03/22 03:26 | edit

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