のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

フネに気をつけろ!  

先ほどの記事の続きです。
DSC04955msnn.jpg
リヤリムの右側だけに特徴的な削り痕が付いているのは、
ブレーキシューのフネ(シューホルダー)の
羽に付いているインジケーターまで ブレーキシューが磨耗した状態で
なおブレーキをかけたからです。

DSC05002msnn.jpg
DSC05001msnn.jpg
まずは、フネについている羽について。
これは カンパニョーロが最初にやったことで、
フネの下に羽をつけることによって ホイールを取り付けるときに
四角いブレーキシューに ごっつんこせず
スムーズに誘導されるという工夫です。
この時代のリムは、超ローハイトリムしかないので
シューの磨耗で 羽がリムに当たるということは まずありません。

DSC05003msnn.jpg
DSC05004msnn.jpg
既存のフネに 羽を追加したい!ということで
別体の羽だけのパーツを出したのは、ヨシガイが最初です。

DSC04992msnn.jpg
↑これはBR-7800ですが、
シマノでは BR-7700から デュラエースのフネの羽に
ブレーキシュー磨耗インジケーター(交換式)というものを設けておりまして、

DSC04993msnn.jpg
マイナスドライバーで取り外しや交換が可能です。

DSC04994msnn.jpg
マイナスねじにしたのは、磨耗しても工具がかかるようにするためです(たぶん)。

DSC04995msnn.jpg
で、このインジケーターは ブレーキシューが減りきる前に
リムに当たることによって、すごい異音とともに
マジで今すぐシューを換えろと促すように なっています。
画像では リミットラインまでブレーキシューが使えないように見えますが、
ローハイトリムだとインジケーターがあたることは無いですし、
そこそこ以上のリム高があっても たいていのリムサイドは
内側に向かっていくらか弧を描いている(絶壁ではない)ので
インジケーターが仕事をするのは リミットラインのあたりです。

DSC05005msnn.jpg
シマノの7700のホイールは
7700系デュラエースのコンポよりも後に出ていますが、
首折れスポークヘッドのエルボーが リムサイドの外周部寄りにあり、
7700のブレーキアーチで使うと シューがそれほど磨耗していないのに
スポークヘッドにインジケーターが カンカンと当たります。
なので、シマノからはインジケーターのねじを
外して使うようにとのお達しが 当時出ていました。

DSC04997msnn.jpg
デュラエース以外のグレードでは、

DSC04998msnn.jpg
ねじによる交換式インジケーターでは無くなり、

DSC04999msnn.jpg
インジケーター具合も 明らかに控えめになっています。
最近のホイール事情では「減りが早いカーボン用ブレーキシューに
絶壁に近いリムサイドのカーボンディープリム」という、
フネの羽がリムを攻撃する可能性が高くなる条件が
揃いがちなのでそういう機材をお使いの方は ご注意ください。
フレームの下側にダイレクトマウントブレーキの場合は
ブレーキシューの磨耗に気が付きにくい、というのも悪条件のひとつです。

DSC05000msnn.jpg
フルクラムのアルミリムは
インジケーターの先にリムサイドがある リム高ではあるものの、
ブレーキゾーンが リムサイドから張り出した形状になっているので
かなり磨耗しないと当たりません。

category: その他 機材の話

tb: 0   cm: 1

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2017/04/09 18:07 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/3356-21b94d6d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター