のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ゼウス2000のクランクのペダル穴について  

お客さん(たぶん)から ZEUS 2000のクランクをお預かりしました。
DSC05393amx6.jpg
ゼウスはスペインのコンポメーカーで、
カンパニョーロのコピー的な製品を作っていたメーカーですが、
2000(という名前のコンポ)は 仕上げが凝っているので
私の知る限り カンパニョーロ本家のスーパーレコードより
高額な場合もあるコンポセットになります。

クランクセットだけでも チェーンリングの肉抜きや
メインアームの2段切削など かなり手が込んでいるのが分かります。

ZEUSブランド自体は 同じスペインのオルベアのパーツブランド
(トレックでいうところのボントレガー)として名前だけは復活しています。
堕ちるところまで堕ちたな。

で、用件は「ペダルが外れない」ということです。
ペダルのねじ山のうち、半分ほどをねじ込んだところで
焼き付いたように固着していました。
まっすぐに ねじ込み損なった、というわけではありません。
ていうか 手応えが明らかに固いのに 無理やり ねじ込んでんじゃねーよ。

DSC05394amx6.jpg
ペダルは なんとか外せました。
ねじ山の規格(径とピッチ)が 特殊というわけでは無いのですが、
ねじ山が高いか 山の角度が鈍いようで、ペダルが入りにくいのは確かなようです。
これが この個体 特有の問題でないことは

DSC05396amx6.jpg
私の2000も同様だったので分かりました。
これに色んなペダルを取り付けようとしたところ、
ねじ山のかかりが 明らかに固いのです。

DSC05397amx6.jpg
というわけで ペダルタップをかけました。

BBのタップなどでも、ホーザンの工具は全ねじ通しきっても大丈夫ですが
カンパニョーロの工具でそれをやると 山が痩せるのか
BBが軽く入り過ぎ、以後ゆるみやすい傾向になるので
奥のほうは あえてかけずに固い山を残す、というコツが必要になります。

DSC05398amx6.jpg
お客さん(たぶん)のチェーンリングは バフ掛けの具合なのか
私のものよりも ポリッシュ気味の仕上げになっていますが、

DSC05399amx6.jpg
私のほうはZEUSの打刻が入っています。
つまり 私の勝ちですね(意味不明)。

DSC05400amx6.jpg
DSC05401amx6.jpg
私のほうのチェーンリングのみ 歯数の打刻もあります。
ちなみに このクランク、PCD120mmで最小ギヤ36Tという
普及しなかった規格でもあります。

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