のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

WH-9000-C24-TUさん  

お客さんから 9000のC24のチューブラーホイールをお預かりしました。
DSC06094amx6.jpg
DSC06095amx6.jpg
お客さんの申告通り リヤハブに横ガタあり、
あとは目立った横振れが後輪にあります。
後輪のセンターがずれていて リムがフリー側に寄っていましたが、
テンションが明らかにタレていたので
フリー側をさらに増し締めし センターずれを大きくしてから
反フリー側の増し締めでセンター出しをしました。
前輪は少し振れていた程度です。

あと、気付いたのですが
DSC06096amx6.jpg
↑フリー側
DSC06097amx6.jpg
↑反フリー側
この後輪、左右異径スポークです。
C17化(ワイドリム化)する前のゾンダやレーシング3など 例外もありますが、
2:1スポークの後輪で左右異径組みは 基本的に不要です。

オプトバルの後輪が左右異径組みだった覚えがないので調べてみたところ、
まず、C24のWOとチューブレスは左右同数組み20Hで
スポークの番手は2.0-1.8-2.0のブレード形状とカタログにありました。
バテッド部分が1.8という丸スポーク的な表現は おかしいのですが、
スポーク比重的にはそうなっているということは分かるので良しとします。
DSC06106amx6.jpg
↑これは9000のC35のチューブラーですが、
C35のWOとチューブラー、
C50のWOとチューブラー、
C75のチューブラー(C75にはWOは無い)、
以上すべて オプトバルの後輪は 2.0-1.8-2.0/ブレードと
なっているところ、

DSC06107amx6.jpg
C24のチューブラーだけが9000のホイールで
唯一の左右異径組みになっていました。
C24のチューブラーはWOほどには見かけないので
見落としていたようです。

これによって左右のスポークバランスが明らかに良い、
と言いたいところですが 2:1組みやオフセットリムの是正度が大きいので
左右異径組み単体の効果は 触って分かるほどではありませんでした。
左右同径組みのC24のオプトバルの後輪があったとして
それと比べれば 分かるとは思います。

あと、これ以前のシマノホイールは
妙にずんぐりした エリプティックエアロスポークを使っていて
供回り押さえの工具で合うものがなかなか無く、
2.0-1.5-2.0/ブレードのスポークも
CX-RAYと微妙に形が違っていました。
今回の後輪は左右ともスクエアエアロ気味で、
スポーク押さえの工具のつかみも良いので助かります。

シマノのC24の20Hの後輪については、
左右異径組みを ある時期からやめていて
理論上の性能は後退しています。
WH-7900と9000のC24のWO、
あと WH-6700と6800で
前者は左右異径組み、後者は左右同径組みになっています。

そのあたり9100のホイールでは どうなのか調べようと思ったのですが
DSC06110amx6.jpg
ロードカテゴリーのホイールのスポークの項が簡略化されていて
分からんようになっていました。

某有名イタリアンバイクブランドで
ヘッド角もフォークオフセット量も(トレールも)非公表のところがありまして、
みんな こんなもんよく買うなあと感心するのですが、それを思い出しました。
スモールサイズになるとヘッド角を狂ったように寝かすのに
(はっきり寝ているのが目視で分かる)、
フォークオフセットは1種類(少なくとも50mmや55mmのものは無い)なので
スモールサイズでは異常なトレールになり
ステアリングの感触がおかしくなります(速度域によってはマシですが)。


この情報量なら もう リム高とホイールの全体重量だけでいいんじゃないでしょうか。

DSC06109amx6.jpg
↑同じ2017年のカタログですが、MTBのホイールのほうが情報が細かいです。
ちなみにXTRの前輪です。

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