のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

メカニコの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC06612amx6.jpg
お客さんから メカニコの後輪をお預かりしました。
ヌルいとかシュータッチするとかいう症状は無いようですが、
もっとカッチリ目に組み直せるなら そうしてほしいとのことです。

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ノヴァテックの482SLハブ24H 黒CXナントカヨンゼロ組みです。

CXナントカ(→こちら)というのは、サピムのエアロスポークだけど
明らかにCX-RAYではないスポークのことです。
サピムのメーカーサイトでは
エアロスポークはCXとCX-RAYしか記載が無いので、
ハブの丸穴を通るスポークなのにCX-RAYではない
サピムのエアロスポークは、全てCXナントカという
特注品またはOEM専用品ということになります。

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SAPIMの打刻を先に施した半製品のスポークを
さらに加工した痕跡があります。

DSC06624amx6.jpg
↑これは当店在庫のCXとCX-RAYですが、
CXがS A P、CX-RAYがSAPIMで打刻が入っています。
「S A P」は I Mの表記がバテッドに埋まっているのではなく、
元からこういう表記です。

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で、明らかにCX-RAYとは別のスポークです。
厚みと幅は ほぼ同じなのですが 形状はスクエアエアロになっていて、
私も数えきれないほどのCX-RAYを仕入れて触ってきましたが
このような形状になっているCX-RAYは見たことが無いので
個体差では説明が付きません。

DSC06617amx6.jpg
反フリー側ラジアル組みの首下にのみ
スポークワッシャーを入れてあります。
これが無意味だとは言いませんが
私はやりません(ワッシャーの在庫はありますが)。
反フリー側ラジアル組みをするのであれば使うかもしれませんが
反フリー側ラジアル組みをすることがまず無いので機会がありません。

DSC06618amx6.jpg
スポークが気になったので、丁寧にバラしてスポーク比重を調べることにしました。
12本ずつでサンプルが少ないですが、
0.1gまで量れる秤にすることで多少は正確になります。
反フリー側265mm12本で53.3gでした。
53.3÷12÷265=0.016761006・・・で
スポーク比重は0.0257を100%としているので
このスポークのスポーク比重は 65.2%となります。

DSC06619amx6.jpg
つづいて、フリー側270mm12本を測りました。
スポーク比重は63.7%です。
上の画像、6本ずつに分けているのは
元ヌポークと元反ヌポークを分けてあるからです。
結果として使い回さなかったのですが、
この時点では使い回す可能性があったので。

DSC06621amx6.jpg
なぜ同じスポークの12本の束で
265mmよりも270mmのほうが むしろ軽いのかですが、
270mmのほうが首下のプレーン部分が短くなっていたからだと思われます。
サピムの吊るしのスポークは、長さに限らず 首下のプレーン部分は
ほぼ一定の長さなので ここの長さが違うのも特注品っぽいです。
当店在庫の 公称270mmの黒CX-RAY12本を測ったところ、54.0gでした。
今回のCXナントカはじめ 私がスポークの長さを測るのは
パークツールのスポークレングスゲージでですが、
サピムの公称270mmは パークツールのゲージで測ると269mm寄りなので
今回のCXナントカと 吊るしのCX-RAYは
扁平バテッドの形状が違う 同スポーク比重のスポークと見ていいです。

CXナントカにも色々あるのですが、
私の関心事は左右異径組みが出来るかどうかなので
それが出来ない今回のフリー側のスポークは使い回さないことになりました。
スポーク比重80~85%くらいであれば使い回しています。

DSC06622amx6.jpg
組めました。

DSC06623amx6.jpg
黒半コンペヨンロク組みにしました。
結線は あとでやります。

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