のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ホワイトインダストリーのH3ハブで後輪を組みました(後輪だけど前編)  

今日もホイー(以下略)。
DSC06720msn.jpg
お客さんから、ホワイトのH3ハブと
オープンプロリムで組まれたホイールをお預かりしました。
元は点検で お持ち込みされたものですが、
あまりに出来がひどいので 組み直しすることになりました。

DSC06721msn.jpg
H3ハブ28H 全黒コンペロクロクイタリアン組みです。
センターずれは紙1枚ほどで ほぼ無し、
工具によっては「出てます」判定がされるので問題視するほどではありません。
縦横振れも吊るしの完組みホイールの平均くらいには出ています。
スポークテンションは、もうちょっと張れますが
ホイールとして成立しないほどヌルいわけではありません。

このリヤハブ、私も何度か組んだことがありますが
ハイローフランジとは思えないほど 反フリー側がヌルくなる、
寸法的に あまりよろしくないリヤハブであります。
というのも ハブ中央から右フランジまでの「右フランジ幅」が狭く、
オチョコが異常にキツイのです。

反フリー側のスポークテンションは、
(もちろん ホイールセンターが出ている前提で)
組み方、スポークの選定、ハブやリムの寸法的条件によって
フリー側のスポークテンションの何割か(通常100%未満)に
決まってしまうわけですが、
私は組み方(左右異本組み)と スポークの選定(左右異径組み)で
その割合を ちょっとでも良くしようとしています。
今回(オープンプロ)は違いますが、リムの寸法的条件というのは
オフセットリムなどで変えられます。
が、それらのプラス方向の要素の積み重ねを
一発で台無しにするほどのマイナス要素が、
このハブのオチョコのきつさです。
一見して 左右合計のフランジ幅が悪くないことと
そこそこのハイローフランジなので
条件は悪くないように思えるのですが、
後輪を組むと ビックリするぐらい反フリー側が張れません。
シマノやクリスキングのハブより悪いのは確かです。
何というか、フリー側のテンションが すぐキンキンになって袋小路に至るので
ホイールセンターが出ている時点で 反フリー側の増し締めが早々に終了、
という感じになります。

しかし 今回のホイールはハブの悪条件を除けば 一応は普通に組めているので、
それが理由で組み直しをするほどではありません。
組み直しをする理由は

DSC06728msn.jpg
バルブ穴から順番にスポークを見ていくと・・・
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反フリー側(スポークが短い)
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フリー側(短すぎて論外)
DSC06726msn.jpg
反フリー側
DSC06727msn.jpg
フリー側
というように、スポークの長さが おかしかったからです。
左右同じ長さのスポークで後輪を組むという
横着をかました・・・というわけではありませんが、とにかくダメです。

DSC06730msn.jpg
反フリー側
DSC06729msn.jpg
フリー側


DSC06731msn.jpg
組めました。

DSC06732msn.jpg
H3ハブ28H 黒半コンペヨンロクイタリアン組み結線ありです。
いやーきつい。スポークテンションの左右差は
エボライトハブ左右同径スポーク6本組みよりは
かすかにマシといったところでしょうか。

DSC06735msn.jpg
お客さんの希望で 青アルミニップルにしました。
DSC06734msn.jpg
端面をちょっと超えていますが許容範囲です。
ここからの増し締めで ねじ山をどん突きまで使い切ることはありません。

前輪も組みたいのですが、おそらくスポークの在庫が足りないです。

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2017/07/19 08:23 | edit

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