のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レイノルズの旧アサルトの後輪を組み直しました  

お客さんから レイノルズの旧アサルトの後輪をお預かりしました。
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アサルトといっても現行モデルのそれとは違い、
実質は同社の46(フォーティーシックス)のWOリムに
ペットネームが付いただけのようなものです。

パワータップハブで組まれていて、リムテープもパワータップのそれであることと

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アメリカ人以外は まずやらない逆イタリアン組みの後輪であることから
パワータップの吊るしかホイールビルダードットコム製だと思われます。

ちょっと前から 組み換えをご希望だったのですが、
面倒くさいので はぐらかし続けていたところ
今日のサイクリング中にゆるんだニップルが
リム内に落ちてカラカラと鳴り 振れがすごく出ているということで、
できれば 修理ではなく 組み直してほしいとのことです。
確かに、24H全コンペヨンヨン組みなので、
フリー側のスポークをそのままに
反フリー側をCX-RAYの6本組みにすれば
半コンペヨンロク組みの出来上がりとなり、
その場合 スポークを12本交換することになりますが
作業時間にすれば1本交換の12倍もかかるわけではありません。

いざ組み換える段になったから言いますが、
この組み換え前の状態が もし「手組みホイールの典型例」であるならば
そりゃみんな理屈が優秀な完組みホイールを買うわな、
というくらいには しょーもない出来であり、
何も知らない人が このホイールを使って
「レイノルズのホイールってこういう乗り味なんだ」と思ったとすると
それはレイノルズにとっても もったいない話だ、というくらいには
リムの無駄使いをしているホイールであります。
シュータッチまでは しなかったそうですが。

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ニップルがリムに落ち込んだ原因は ゆるみではなくスポーク折れでした。
折れたスポークの回収は無理でしたが、
ニップルは EDGE~ENVEの付属ニップルでいうと3代目に当たる
ピラーのしんちゅうニップルだったので、
補修に使う程度の数なら在庫はあります。

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組めました。

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G3ハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。

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組み方はイタリアン組みに変更してあります。

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フリー側のニップルはゆるめるだけでなく 一旦 完全にほどき、
ヌポークと反ヌポークの関係が変わらないように
フランジ穴からスポークを外すことなく 向きだけを変更しました。
折れたスポークは反フリー側ですが、
フリー側と同じスポークが折れたという 負の実績があるものの
スポークは使い回すことにしました。

フランジ穴からスポークを外すことなく、というのは一部ウソで、
私が実測したリム内径から計算したスポーク長さと合致するかどうか調べるのに
1本だけ抜いて すぐに戻しています。
それが私の計算値より0.5mmほど長かったのですが 誤差の範囲、
そしてその程度の違いしかないということは
反フリー側6本組みの計算値も どうやら確からしいということになります
(内蔵ニップルの補正値が このホイールの組み手と同じ)。

あと どうでもいい話ですが
この後輪の フリー側のスポーク長さがエクセルの表の3999行目、
反フリー側の長さが4000行目となりました。
この行数は、既知のホイールだと計算しないので増えません。
(例えば ひとつ前の記事のROAD38は
のむラボホイール2号と同じ長さなので そらで覚えており計算式を使っていません)

リム内径を測るためと 逆イタリアン組みをイタリアン組みに変更するという都合上
一旦 リム単体の状態になるので 実測重量を量っていますが
リム高とWOリムだという点を勘案すると 思っていたより軽かったので驚きました。
もちろん、ここに晒してタダで教えてやるわけはありませんがね。
↑うわこいつ感じ悪い












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オ待タセシマシタ!

DSC00034msn.jpg
コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

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2017/09/04 15:47 | edit

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