のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

恐怖!メタルクワガタ!!  

ここまで 散々引っぱってきた「メタルクワガタ」について書きます。
DSC09911amx8.jpg
↑淀川(だけじゃないと思いますが)にある この車止めのことです。

DSC09915amx8.jpg
↑別の箇所の同じもの
牙が内側に向かって伸びていますが、
下側が長いのが最高にいやらしいところでして、

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ギリギリってわけではないのですが けっこう狭いです。
メタルクワガタが夜行性かどうかは知りませんが、
私は夜行性です。この画像を撮ったのは2016年の6月で、
照らしているライトはVOLT6000を買う前なので VOLT1600です。

淀川の河川敷を そこそこの速度で流して走っていると
感覚的には しょっちゅうメタルクワガタに止められることになるので、
降車して歩けば安全に通り抜けられるところ
ついつい乗車したまま抜けようという横着をしてしまいがちです。
メタルクワガタに対して 真ん中かつ真っ直ぐに進入、
そのままスッと前に抜ければ
乗車したまま通り抜けられないこともない点も 罠です。

降車せずに通ると早く抜けられるというリターンの割りには
しくじった場合のリスクが あまりに大きいのです。
そしてリスクについては、やらかすまでは思い知ることがありません。

ここで実例を見てみます。
DSC00476amx8.jpg
当店でリム交換をした シャマルウルトラのリヤリムです。
お客さんの証言により メタルクワガタにやられたことが確かです。

DSC00479amx8.jpg
リムに凹みがあるので チダヌ(→こちら)をピーンと張りました。

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かなり凹んでいます。
リムの頂点というよりは、やや横にかけて凹みがありますが、

DSC00482amx8.jpg
これは、メタルクワガタの牙は リムの頂点にかからなくても
かすっただけで凹むということを示しています。
ゼロ発進からの加速とはいえ 乗り手の体重もかかっているので、
引っかかった場合は 交換を要するほどのダメージを
リムに対して与えることも あるわけです。
実は 昨日のレーシングゼロナイトのリヤリム破損も、
メタルクワガタによるものだと お客さんから聞いています。

で、ここで疑問なのですが、
本当にすり抜けをしくじったくらいで リムがベコッたりするものなのでしょうか?
乗車したままメタルクワガタを抜けるのは「行ける!」という確信があるわけで、
狭いとはいえ この程度のすき間を抜けられないのはおかしいはずなのです。

実は メタルクワガタには秘密があり
DSC00483amx8.jpg
↑このような状態で地中に埋まっており
獲物が引っかかるのを待っているのです。

DSC00487amx8.jpg
そして、どのように感知しているのかは知りませんが
・乗車したまま抜けようとしている
・誰の視界にも入っていない
・牙がリヤメカ辺りを通り過ぎた
という条件が揃った場合にのみ
牙を\ガシャ~ン!/と閉じてリヤリムを挟みこむのです!
という習性を持っているとしか考えられない壊れ方をした後輪を
これまでに多々見てきたので、確実にやられない方法として
メタルクワガタを通るときには いちいち降車するのをオススメします。

「淀川の河川敷が通勤路で、
いつも乗ったまま抜けてるけど大丈夫!」と言っていた人が
ある日突然やられた例もあります。
乗り手によって 下の牙の幅を絶妙に調整し、
確実に狩れる機会を待ったメタルクワガタの粘り勝ちです。

ちょっと前に リム交換をした のむラボホイール5号の後輪(→こちら)も
原因は メタルクワガタで、お客さんいわく
「後輪が引っかかったまま 立ちゴケした」ということになっていますが、
真相はというと メタルクワガタが後輪を挟みこんだまま
頭をブンブン振り回したのでしょう。リムが明らかに反っていました。
その半月後、同じお客さんが また来られたのですが
リム交換をしたばかりのはずの後輪が少し振れています。
原因を訊くと「またメタルクワガタにやられた」ということでした。
なんで いっぺんやられたのに また横着してんねん。
2回目は 落車をせず、振れ取りだけで済んだのが幸いです。




おまけ
メタルクワガタという表現は 今回が初めてではなく
以前からちょっと書いていましたが、それについて
「メタルクワガタとは橋の伸縮継手のことではないですか?」という
コメントをいただいていました。
で、リムが破損しうるような状況であった場合
道路管理瑕疵にあたる可能性があり、
道路管理者(市町の建設課、県の土木事務所、国道事務所など)に
賠償責任が生じるということも コメントをいただきましたが
それについては私自身が体験したことがあるので
ついでに書いておきます。

のむラボ開店前に 大阪の臨海線を走っていたときのこと。
信号が青になり 停止線からのゼロ発進で横断歩道の上にさしかかった時、
グレーチングのフタの溝が腐り落ちていて 縦溝だけになっており
ちょうどそこに すっぽり挟まって落車したことがあります。

unnamed (6)amx8
↑これは後日 別のホイールで検分したときのもので、
実際に はまったのはキシリウムESです。
臨海線の岸和田あたり、ローソンと吉野家が並んでいるところと言えば
分かる人には分かると思います。
(今 そのローソンはつぶれて 整体の店になっていますが)

信号待ちのときに 後ろにオートバイがいるのが分かったので
車道より外を走ったのでフタにはまり、ジャックナイフ状態になって落車、
左にこけて左ひじを すりむきました。右にこけてたらヤバかった。
あと、オートバイの人も急停車気味に停まってくれたので
事故は私の自爆だけで済みました。
たまたま携帯電話を持っていなかったので ローソンの公衆電話から110番、
自損事故の調書を取ってもらい 後日 大阪府土木事務所に電話したところ
その現場だと 岸和田土木事務所の管轄だというので
「たらい回しされるだけだったらどうしよう」と思いつつ連絡したら
手慣れた手続きで わりとすぐに解決しました。

DSC00485amx8.jpg
私の初代アテナのエルゴパワーレバーの
DSC00486amx8.jpg
↑この傷は そのときのものです。

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↑キシリウムの前輪は ハブ寸前くらいまで落ち込んだ痕があります。

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タイヤサイドが切れてパンクしたので、
持っていたパークツールのタイヤブートを貼ってチューブ交換しました。

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↑グレーチングに はまったときの傷
再度の現場検証をして話し合い、
賠償は キシリウムの前輪とヘルメットだけで
エルゴパワーレバーや擦過傷は不問にしました。
この件を蒸し返さないというサインもしています。
もしかしたら当たり屋的クレーマーだと思われたのかもしれません。

あと、土木事務所のほうでグレーチングのフタを全数検査したところ
要交換と思われるものが 私の事故現場含めて5ヵ所あり、
早急に交換して目印に赤いスプレーを噴いておきましたという報告もされました。
後日 現場を通ったら その通りにしてあり、
いまでも夜練で そこを通りますが 現在はまた別のフタに変わっています。

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unnamedamx8.jpg
キシリウムは 私のほうで修理できるので
金額的には少し儲かった格好にはなりますが、怪我もしてますし
もっと大怪我をしてたかもしれないので 得したという感じではありません。
上の画像、ESのリムを 別のESのリムに交換したのであって
K10のリムはまた別の機会に使っています。
赤いスポークが多いのは気のせいです。


ちなみに、メタルクワガタでリムを壊した場合は
この手の賠償の対象にはならないので ご注意ください。
奴は 訴えられないギリギリの線で 我々の後輪を狙っています。
おとなしく降車して通りましょう。

category: 新手のスタンド使い

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2017/09/27 06:05 | edit

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