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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

クリスキングの無駄遣いを組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから、クリスキングR45ハブと
スタンズのアルファ400リムで組まれたクソホイールをお預かりしました。
クソホイールとは まず私ではなくお客さんの弁ですが、私の見解も同じです。
まずは前輪から。

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R45ハブ28H サピム黒リーダー14番プレーンロクロクイタリアン組みで
黒しんちゅうニップルです。
このホイール、横振れとセンターだけは取ってありますが
とにかく テンションがヌルいのです。
テンションメーターを使って ホイールを組んだことがある方なら分かると思いますが、
低テンションになればなるほど スポークのテンションのバラつきが大きくなります。
で、ちょっと触っただけでも 明らかに低テンションな最終交差が2ヵ所はありました。

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スポークの長さは すり割りとツライチ、適正範囲の下限くらいです。
後輪の組み直し前のフリー側と反フリー側も これと同程度でした。
これについては適正範囲ではあるので、このホイールの組み手が
「スポークの長さを すり割りツライチにすることに こだわりがあり
ちゃんと計算している」のであれば問題はありません。
しかしこれは たまたまそうなっているだけです。あとで リンクを貼りますが。

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組めました。
アルファ400リムでの組み直しではなく、
のむラボホイール5号化をご希望だったのでそうしています。
お客さんは 組み換え前のホイールの最初のオーナーではないので、
結果としては買ったのはホイールではなく
「あまり使われていない、状態のいいクリスキングのハブ」だけになります。
買ってすぐに当店に送ってきたわけではなく、
一応 ちょっとは使ったうえでクソホイール認定しています。

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CX-RAYロクロクイタリアン組みで
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銀アルミニップルです。

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つづいて後輪。

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前輪と同じくR45ハブ28H 黒リーダー14番ロクロクイタリアン組み
黒しんちゅうニップルです。
プレーンスポークにするのであれば、15番リーダーでしっかり張れば
それなりのホイールになったとは思います。

DSC06818amx9.jpg
DSC06819amx9.jpg
で、反フリー側がグニャグニャでした。
センターずれは紙1枚ほどなので ほぼ無いとしていいです。

DSC06823amx9.jpg
組めました。

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半コンペヨンロク組み結線ありで

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フリー側
DSC06826amx9.jpg
反フリー側
銀アルミニップルです。

このホイールですが、いくつかある中から直近で例を挙げると
いつぞや組んだウルサスのリムのホイール(→こちら)と
同じショップで組まれたものです。
リンク先にあるように「アメリカンハイブランドを中心とした高級パーツで
お高めな床の間バイクを提供する あるショップ」と書いたので
どこのショップのことか分かった方もおられたようで
「いや、店長の組むホイールはちゃんとしてる!そんなことない!」と
擁護の声もあったようですが、
もし本当に こいつの手組みホイールに何の疑問も感じないのであれば
それはそれで幸せなことです。
ショップに対する要求水準が決して高くなく、それでいて
高級パーツで飾り立てた床の間バイクに お金をかけてくれるというのは
そういうスタイルのショップ冥利に尽きるといったところでしょう。
もちろん、そういう雰囲気の店内の内装や接客に関して
ショップ側が努力しているという点は 私も認めるところであります。
それとは別の純然たる事実として、
こいつの組んだホイールは とてもまともなものではない、
少なくとも競技機材としては。という点だけは譲れないというだけのことです。

しかし、中には そのことに気付く方もおられるようで、
ウルサスのときも そうだったのですが
DSC06812amx9.jpg
↑最初のオーナーからして ほとんど使った様子がありません。
うーん 慧眼。

組み直し前のホイールでも クリスキングのハブであることは確かなので、
空転時の独特なラチェット音や
ベアリングのスムースな回転を楽しむことはできます。
それを楽しむだけで ホイールに求めているものが
十分に得られるというのであれば、
組み直し前のホイールに不満を感じることは無いでしょう。

スタンズのアルファ400ですが、アルファ340と共に 現在では廃版です。
お客さんの希望でリム重量を量っておいてほしいとのことなので
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量りました。
アルファのあとの数字が公称重量ですが、
だいたい400g前後なので ウソはついていません。
しかし私は このリムがもっと重い(420gくらい)と思っていました。

DSC06830amx9.jpg
アルファ400より軽い アルファ340ですが、
ロゴの数字が小さい初期型は
だいたい350g前後で、まれに330g台の個体もあります。
リム穴の ばくはつが頻発したので 内周側の穴の厚みを増やした
ロゴの数字が大きい後期型は、380g前後になりました。

つまり、後期型ロゴのアルファ340が380gくらいなのに
アルファ400が400g前後だったら ほとんど違いが無いじゃん、というわけです。

DSC06829amx9.jpg
実際に、そうでした。
「とくに軽いアルファ400の個体が とくに重いアルファ340より むしろ軽い」
という現象が十分に起こりうる程度の差しかありません。

ああそうだ思い出した 最後に。
このホイールのお客さんは クリスキングのR45ハブで組まれた
のむラボホイール5号を これとは別に持っているのですが、
なぜ もう1ペア 同じようなホイールが要るのか訊いたら
チームメイトにのむラボホイール5号を貸したところ
借りパク状態で返ってこないから、ということでした。

借りパクというと そのチームメイトが悪いように聞こえるので
擁護しておきますが、むしろ布教用として貸している感じなのだそうです。
すみません別に布教しなくていいです。

category: のむラボホイール

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