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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

シクロクロスのホイールを組みましたたたたたた  

9月20日(木)は お休みをいただきますと言ったな・・・。あれは嘘だ。
というわけで 一昨日もホイー(以下略)。
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店に篭ってホイール組みに専従し、シクロクロス用のホイールを組みました。
シクロクロス系のバックオーダーは これらで全てではないですが、
残りも なんとか9月中に組み終えたいところです。

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まずは1ペア目。TniのCX22リムでホイールを組みました。
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CXの名の通り シクロクロス用としてワイドリムになっていて、
リム高22mmのCX22がチューブラーリム、
CX22にビードフックが付いて その都合上
リム高が28mmになったWOリムがCX28となります。
厳密にはCX22はリム幅23.2mm、CX28だと23mmなので
耳以外 完全に同じリムというわけではありませんが。
CX28は公称490gとリム高なりには やや重めですが
CX22は415gと そこそこ軽量です。

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HB-RS400 28H CX-RAYヨンヨンイタリアン組みです。
ハブはシマノのグレード外グレードのRS400で、
以前にも書きましたが アルテグラ以下のハブには無い28H仕様があります。
アルテグラも6600系までは 24Hと28Hがあったのですが・・・。

カートリッジ式ベアリングと違いカップ&コーン式のハブは
鋼球が大きいのとグリスアップができることで
シクロクロス特有のダメージに強いハブになります。
さらに より高いシール性能を求めると
28Hの場合 デュラエースになりますが、値段が全然違います。

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後輪も組めました。
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FH-RS400 28H 半コンペヨンロク組み結線ありです。



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つづいて2ペア目。
スタンズのアイアンクロスリムと シマノのRS505ハブでホイールを組みました。
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HB-RS505 28H 黒半コンペロクヨン逆イタリアン組み結線ありです。
アイアンクロスリムは当店の在庫分で、
昨シーズンの終わりあたりに買い占・・・仕入れたリムを
お客さんが取り置きしていたものになります。

RS505のハブですが、こちらもグレード外グレードで
RS400のディスクハブ仕様と見ていいです。
クイック式ディスクハブの上位モデルとしてCX75がありますが、
どうしたわけかCX75のハブは すでに廃版、
当店でもお客さんの予約分に充当できるだけの数は
なんとか買い占・・・仕入れてありますが 今後の入荷はありません。
というかクイックのディスクハブの上位モデルを
早々に切るのは とんでもない悪手です。
そんなことしてもシマノの完組みホイールが売れるわけじゃないのにな。
CX75ハブは28H「のみ」の仕様でしたが
RS505ハブは28・32・36Hの展開です。
私としては 28Hがあればそれでいいのですが。

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後輪も組めました。
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FH-RS505 28H黒半コンペヨンロクJIS組み結線ありです。
シクロクロスのフレームですが、クイック式の場合
ハブのオーバーロックナット寸法が130mmのものがあり、
お客さんのフレームが135mmでないのは確認済みです。

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お客さんの希望で 右側から見てバルブ穴を起点に時計回りに
ニップルの色を 金・水色(ターコイズ)・緑で3分割していますが
28は3で割り切れないので 金9個 水色9個 緑10個にしています。



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最後に3ペア目。
DTのRR411dbリムでホイールを組みました。
ディスクハブの場合 前輪にもオチョコがありオフセットリムが有効なので
リムブレーキ用のRR411と違い RR411dbにはオフセットリム仕様しかありません。

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HB-9010 28H 黒CX-RAYロクヨン逆イタリアン組み結線ありです。
先ほどのアイアンクロスは 非オフセットリムで左右異径組み、
こちらはオフセットリムで左右同径組みですが、
ディスクハブ程度の(フリーハブほどではない)オチョコだと
スポークテンション(第2STではない)の左右の是正度は
前者のほうが大きい気がします。

というのも 結線が必要っぽいかどうかの雑感において
アイアンクロスで半コンペ→してもしなくてもよさそう(でも やる)
RR411dbで全CX-RAY→やったほうがよさそう(なので やる)
といった感じになるからです。
RR411dbで半コンペだと 結線は(私の思うところでは)おそらく不要です。
別に やってもいいのですが。

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シマノのハブでは、クイック式のハブだとクイックが付属します。
スルーアクスル式だと スルーアクスルは付属しません。
フレームやフォークによって シャフト部分の長さ、
レバーの首下がテーパーか平面か、
回すだけのスキュワーか 最後に倒す式のレバーかどうかなど
仕様が多岐にわたるからでしょう。

12mmスルーアクスルの場合は、ローターのロックリングが
スプロケットのロックリング工具で締めるタイプとなり
それがローターに付属するので ハブにはロックリングが付属していませんが、
フロント15mmスルーアクスルの場合のみ
ホローテックBBの工具で締めるタイプのロックリングである必要があるので
ロックリングが付属しています。

「前後でローターの固定工具を同じにしたほうがいい」という考えからか
MTBの完成車に付属しているホイールの場合は、
リヤ12mmなのに フロント15mmと合わせるために
BB工具式のロックリングが使われていることも多いです。

XTRハブである理由について。
お客さんのシクロクロスのフレームセットが
スルーアクスル化の過渡期のモデルなので
フロントがMTBと同じ15mmスルーアクスル、
リヤが135mm幅のクイックという仕様で、
28Hのリムで前輪を組みたいものの
シクロクロス用のハブは フロントが12mmスルーアクスル仕様しか無く
15mmスルーアクスルのMTBのフロントハブで組むしかないのですが
28HがあるのがXTRだけだからです。
もし XTに28HがあるのであればたぶんXTにしています。
M9000系XTRの28Hハブも あとから追加された仕様で、
発売当初には ありませんでした。
といってTniのディスクハブにするとローターの固定方式が
センターロックではなく6ボルトとなるので却下、
クリスキングやDTのハブは XTRより価格が高い・・・など
(DTの350ハブの15/100mmだと XTRよりは安いですが)
いろんな条件を勘案するとXTRがいいということになりました。

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後輪も組めました。
DSC06882amx9.jpg
当店最終在庫分のFH-CX75 28H 黒半コンペヨンロクJIS組み結線ありです。

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お客さんの希望で赤アルミニップルにしています。
画像のリムのステッカーに「PHRワッシャーを使え」とあるので

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従っていますが、厳密にはDTのPHRワッシャー付きのリムは
スクオルクスニップルで組まないといけません。

DTの赤ニップルですが「濃い赤」に移行したっぽいので
薄い赤を保護対象にしますと 少し前に書きましたが
直近で仕入れた3箱は 3箱とも「薄い赤」でした。
どっちなんじゃあああああああああ
一応、現状は 濃い赤を使っていきますが
ひとつのホイールで 濃い薄いを混ぜることはしません。

DSC06888amx9.jpg
スクオルクスニップルは15mm長さですが、
外周側から回せるトルクス形状の突起で3mm長いだけで
リムから飛び出す実効長さは 12mmニップル(上の画像右)と変わりません。
では それ以外12mmニップルと同じなのかというとそうではなく、
ニップルとリム(ワッシャー)との接触面の丸みが従来のニップルと異なっています。

スクオルクスニップルで ワッシャー不要の他社のリムを組むのも可能ですが、
一応 PHRワッシャーとの組み合わせに特化した仕様でもあるようです。
スクオルクスニップルには銀と黒があるので
そのどちらかの色で組む場合はスクオルクスを使いますが、
それ以外の色のニップルで組む場合は お客さんの希望を取って
12mm長さのカラーニップルで組むことにしています。
以前にも書きましたが(→こちら)、PHRワッシャーと首下の曲面がスムースに合うのは
むしろ通常ニップルのほうです。
なお、リンク先の記事中では スクオルクスニップルのことを
メーカーサイトの表記からスフェリカルニップルと呼んでいます。

DSC06887amx9.jpg
PHRワッシャーですが、最近 変わった仕様として
リムの前後方向に合わせる目印の黒いドット付きのものが出てきました。
少し前のリム内の赤ニップルの画像にあるのもドット付き版です。
リムに付属のワッシャーは、現在 新旧 入り混じっています。

ホイールの仮組み時に リムの内側のアールに ぐるんっと誘導されるので、
ワッシャーの前後方向を あえて左右方向にするようにわざわざ組まない限り
間違った向きで取り付けることはないですが、
ニップルの回転で多少 供回りはします。

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↑画像左が初期状態、右が正しい向きでニップルで加圧した後の状態です。
真上からだと分かりにくいですが

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結局、おわん状に変形するので(もちろん向きの指示には従いますが)
完全に前後方向にキッチリ合わせきることに固執する必要はありません。

DSC06891amx9.jpg
↑おわん状に変形して以降は、ニップルの回転方向に多少ずれます。
ついでに書くと この傾向はスクオルクスニップルのほうが ひどい気がします。

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↑フロントリムに付属のPHRワッシャーは ドット無し版でした。

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