エモンダのボトルケージねじを回収しました 
2019/01/19 Sat. 23:21 [edit]
ドリルがうなる!

お客さんから トレックのエモンダの
フレーム付属のボトルケージねじが
首下で折れて回収不能なのを
何とかしてほしいと言われました。

↑これです。
ボトルケージ穴は、リベッターナットではなく
M5六角ナットをフレーム製造時に封入しているという構造になっています。
キャノンデールのスーパーシックスなどもそうですが、
チューブ厚が異常に薄いカーボンフレームの
このあたりの補修は非常に気を遣います。
まあ無理そうなら 最初から手を出さずに心の師匠に丸投げするのですが。
今度 レダイグの10年(ウイスキー)持っていきます。
ボトルケージねじが フレームのツライチより低いところで折れています。
ねじの材質がアルミというのが 不幸中の幸いですが、
仮にステンレスであっても サクッと通る小径の超硬ドリル刃で
ほぼ中心に ガイドの穴をあけるのを試みてみます。

うまく いきました。
ここからは汎用鉄鋼ドリルで
ナットのねじ山を損なわない程度に穴を拡張し、
ある程度の径と深さに達したら
ドリルを底に押しつけながら逆回転させると抜ける場合があります。
それが通用しないとなれば 次の段階の荒事がありますが
できれば 逆回転で抜けてほしいところです。

抜けてきました。
ここからでも、イモネジ状態のこれを 指でつかんでゆるめることはできません。
ドリルの押し回し逆回転では ゆるみます。

ぎゅいーん。
ここらで余裕をぶっこいて ドリルを正回転に切り換え、
何故か もう一度フレームにねじこむというギャグをかましましたが
お客さんには 全くウケませんでした。

ウケなかったので抜きました。
これ以外の3ヵ所も含めて、純正のねじを全て捨てて
ねじ穴にタップをかけ直しています。
今回 作業したのは ダウンチューブの上側の穴ですが、
シートチューブの下側の穴が とくに抵抗が大きく
ねじ切れ予備軍状態でした。
半年以上 この状態だったそうですが、
シートチューブのみのシングルボトルというのも 見た目におかしいので
最近は ボトルケージ無しで乗っていたそうです。
ちなみに このフレームのオーナーですが、
とある強くて有名な選手なので、
シートチューブにのみボトルケージを付けていると
「エアロ狙いで縦パイプにだけ付けているんですか?」とか
ボトルケージ無しだと
「軽量化か、水をあえて飲まない練習をしてるんですか?」などと
よく 変な感じで勘ぐられたそうです。
ドリルがうなる!系の案件は
画像を撮ったのに記事にしていない件が
ゆうに20以上はあります。
この正月休みに一気に上げようかと思っていましたが 無理でした。
これをやったのは 今日です。
何とか溜めずに出していこうかなと思い 書きました。

お客さんから トレックのエモンダの
フレーム付属のボトルケージねじが
首下で折れて回収不能なのを
何とかしてほしいと言われました。

↑これです。
ボトルケージ穴は、リベッターナットではなく
M5六角ナットをフレーム製造時に封入しているという構造になっています。
キャノンデールのスーパーシックスなどもそうですが、
チューブ厚が異常に薄いカーボンフレームの
このあたりの補修は非常に気を遣います。
今度 レダイグの10年(ウイスキー)持っていきます。
ボトルケージねじが フレームのツライチより低いところで折れています。
ねじの材質がアルミというのが 不幸中の幸いですが、
仮にステンレスであっても サクッと通る小径の超硬ドリル刃で
ほぼ中心に ガイドの穴をあけるのを試みてみます。

うまく いきました。
ここからは汎用鉄鋼ドリルで
ナットのねじ山を損なわない程度に穴を拡張し、
ある程度の径と深さに達したら
ドリルを底に押しつけながら逆回転させると抜ける場合があります。
それが通用しないとなれば 次の段階の荒事がありますが
できれば 逆回転で抜けてほしいところです。

抜けてきました。
ここからでも、イモネジ状態のこれを 指でつかんでゆるめることはできません。
ドリルの押し回し逆回転では ゆるみます。

ぎゅいーん。
ここらで余裕をぶっこいて ドリルを正回転に切り換え、
何故か もう一度フレームにねじこむというギャグをかましましたが
お客さんには 全くウケませんでした。

ウケなかったので抜きました。
これ以外の3ヵ所も含めて、純正のねじを全て捨てて
ねじ穴にタップをかけ直しています。
今回 作業したのは ダウンチューブの上側の穴ですが、
シートチューブの下側の穴が とくに抵抗が大きく
ねじ切れ予備軍状態でした。
半年以上 この状態だったそうですが、
シートチューブのみのシングルボトルというのも 見た目におかしいので
最近は ボトルケージ無しで乗っていたそうです。
ちなみに このフレームのオーナーですが、
とある強くて有名な選手なので、
シートチューブにのみボトルケージを付けていると
「エアロ狙いで縦パイプにだけ付けているんですか?」とか
ボトルケージ無しだと
「軽量化か、水をあえて飲まない練習をしてるんですか?」などと
よく 変な感じで勘ぐられたそうです。
ドリルがうなる!系の案件は
画像を撮ったのに記事にしていない件が
ゆうに20以上はあります。
この正月休みに一気に上げようかと思っていましたが 無理でした。
これをやったのは 今日です。
何とか溜めずに出していこうかなと思い 書きました。
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