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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ナストロ  

キャットアイの有線式サイクルコンピュータを
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必要最低限の長さにしたうえ コードの途中で分割できればいいなと
昔から思っていたのですが、ついにそういうのを作りました。

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防水コネクタです。

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当然、マグネットに反応します。
以上、これから書く話には全く関係ありません。
キャットアイつながりなだけです。

表題の「ナストロ」というのは、
イタリア語で テープやリボンを意味する単語ですが、
自転車のパーツで使われるのは ほとんどの場合バーテープ、
あとは まれに リムテープのことを指すこともあります。

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↑例えば これ、ピナレロのバーテープですが
ナストロ コルクとあります。
意味はそのまま コルクのバーテープという意味です。

去年の乗鞍のチャンピオンクラスで入賞した ある選手に、
みみっちい軽量化の一環として
キャットアイの「シャイニー」というバーテープを勧めて、取り付けました。
レース後に受けた取材で「特に こだわった機材はなんですか?」と訊かれて
「シャイニーバーテープです」と答えたそうです。
そこは「レース直前に買ったライトウェイトのホイールです」とか答えとけよ。まあいいや。

一見すると ナイロンの幅広ひもにしか見えないものですが、
素手で握って手汗をかくなどしない限りは 意外に滑りません。
つまり、単なる軽量パーツとしてではなく
実用上でも普通に使えるバーテープなのです。
要注意なのは、バイクをデコボコした壁に立てかけたときに
ハンドルがズリッと動くと あっさり破れる場合があることです。
立てかけるときに気を遣うのは シャイニー使いの嗜みです。

で、その彼はシャイニーを気に入るあまり
いろいろと探したそうですが、
とっくの昔に廃版なので状態の良いものが
そうそう見つかるわけはありません。フヒヒ。

で、あるとき 別のレースでキャットアイのブースが出ていたので
そこにいたキャットアイの人に「シャイニー、再販しないんですか?」と訊いたら
「ウチはバーテープなんて やったことが無い」
という衝撃の答えが返ってきたそうです。
みんながみんなとは言いませんが、
過去の自社製品を知らない社員もいるということなのでしょう。

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シャイニーについては あとで詳述しますが、
確実な反例を 先にひとつ挙げておきます。
「キャットアイのバーテープ」で

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これはコットン製です。

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あと、付属のバーエンドキャップが
「MODEL-100」だというのを覚えておいてください。

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私が持っている「ロードバイクが丸ごとわかる本 3」という本に
ミヤタ(当時)の真鍋選手のバイクが載っていますが、

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このハンドルバーに巻かれているのは キャットアイのシャイニーです。

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製造中止になって久しいと書かれていますが

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この本が出たのは 約20年前です。

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同じ本にベルナール・イノーの1985年の実車が載っており、

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これにも シャイニーっぽいバーテープが巻いてありますが
これはシャイニーではなく「ベノット」です。

ベノットというのはメキシコのブランドで、
バーテープ以外に フレームも出していたのですが
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ロゴが似ているからやめろと ピエールカルダンに訴えられた
旧ロゴ(上の画像)時代のパールイズミのポスターで、
当時の女子の強豪選手レベッカ・ツイッグ
(ウィ○ペディアではトゥイッグ表記)のものがあり
現物も持っているのですが すぐに見当たらないので

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ネットから画像を拾ってきました。
チームはセブンイレブン、フレームとバーテープはベノットです。


ここから怒涛の自撮り画像じゃあ
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シャイニー系バーテープの始祖と思われる
3Tの「セロ ナストロ プロフェッショナル」です。
意味はそのまま セロテープとなりますが、
シャイニー系のバーテープには 粘着テープの類は付いていません。

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パッケージとバーエンドキャップのロゴも 最も古い3Tの時代のものです。

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つづいて、セロ ナストロ プロの
次のロゴの時代のものです。

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カンパニョーロの昔のスモールパーツの小袋にも見られる、
日本の標準的なものより幅が短い ステープラー(ホッチキス)の針です。

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セロ ナストロ プロと関係があるかどうかは不明ですが、
ベノットの「セロテープ」です。

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一部 紙パッケージで BENOTTOロゴ入り
バーエンドキャップ仕様のものが初期型で、

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後期型は このパッケージとなります。

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メキシコ製です。

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後期型のバーエンドキャップは、ロゴ無しでメッキをした
プラスチックのものに変わっています。

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つづいて キャットアイのシャイニーの初期型です。

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初期型は「ベノット キャットアイ」とWネームになっています。
商品としての品番はNo.2500です。
ここまで「シャイニー」と表記してきましたが 正式には「シャイニィ」のようです。

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バーエンドキャップは MODEL-100です。

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後期型のシャイニーは

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キャットアイ単独ブランドの表記となりますが
モデル名はNo.2500と同じもので、

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バーエンドキャップは 基本的にはMODEL-100ですが
なにも書いていないMODEL-100のようなキャップ(形も やや違う)に
仕様変更されているものも混じっています。

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シャイニーには、No.2500の後に
No.2600という仕様のものが出ており

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これらは簡素な包装になっています。
ベノットや No.2500と比べて
風合いというか 手触りがやや違う気がしますが
古いセロテープやシャイニーが かすかに劣化しているので
そう感じるというだけのことかもしれません。

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あと、No.2600にはMODEL-300という バーエンドキャップが付属しています。
バーテープと同じ色のキャップで、指で潰すように押すと
ブニブニと かすかに変形するような材質ですが、
バーエンドキャップとしては重たい部類に入るので
軽量化目的の場合 これは使われません。

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MODEL-100系のバーエンドキャップです。
チネリのロゴのものはキャットアイではなく 昔のチネリ製です。

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この手のキャップは軟らかく、バーテープを巻く前に
先にバーエンドに嵌めるタイプのもので、非常に軽量です。
先日も レース仲間が これの水色を持っていないかと訊いてきたので
譲りました。貴重品やぞ

というわけで、キャットアイは過去に
バーテープを商品展開していたという話ですが、
最近 気になるものを手に入れました。

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キャットアイがサイクルイベントなどで配布している
非売品のバーエンドキャップです。

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MODEL-330という表記があり、MODEL-300と似ていますが
やや軟らかいナイロン製ではなく 硬質なプラスチック製で、
メッキ仕上げになっています。

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MODEL-300が重たい理由のひとつが
ねじで呼んで拡げるパーツが金属製だからですが、
MODEL-330は ねじ以外のパーツは
全てプラスチックなので それほど重たくはありません。

先ほど書いた「気になる」というのは、
バーエンドキャップを出すくらいだから
シャイニーの復活も考えていたりするのかなと・・・思ってみたり・・・です。

とくにキャットアイのステマじゃないけど
記事のカテゴリは「キャットアイのステマ」にしておこう


追記:この記事用に用意したけど使うのを忘れてたボツ画像
DSC09943amx10.jpg
シャイニーを巻いたバイク、何でもいいから乗ってきてくれと
レース仲間に頼んだところ これを撮らせてくれました。
結果として 私物だけでも間に合いましたが。
これを巻いているハンドルバーは
チネリの「ダイエット エビオス」というモデルで、
サイクルコンピュータの取り付けバンドに隠れていますが
EUBIOSの右上にDietと書いてあります。
ダイエットエビオスは エビオスというアナトミックバーの
バーエンドの最後の直線部分を短くカットしてあるモデルで、
それ以外の違いはありません。
つまり、エビオスのバーエンド部分を少し切れば
実質ダイエットエビオスになるわけです。
が、上の画像のハンドルバーは
ダイエットエビオスのバーエンド部分を さらに切っており
直線部分が ほぼありません。
よって言うなれば ダイエットダイエットエビオスです。

DSC09942amx10.jpg
あと ついでに、新旧デルタブレーキの内部構造の違いも撮っておきました。
旧型は 単純な菱形パンタグラフのほうで 形状が正三角形に近く、
新型は 構造がやや複雑になり縦長になっています。
厳密には この旧型のほうも初期型ではなく、
初期型は白い蛇腹が無く カバーのカンパニョーロのロゴが
プリントではなく 打刻になっています。

以下 私物バイクの画像
DSC09970amx10.jpg
先ほどのベルナール・イノーの実車と
フレーム以外のスペックをほぼ同じくする
チネリのスーパーコルサを持っていますが(→こちら)、
その再現のために ベノットの白を巻いています。

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4kg台を実現するために軽いバーテープが必要なので
シャイニーの青を巻いています。

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使い込んでも 汚れが目立たないという理由で3本ローラー用のバイクに
シャイニーの茶を巻いています。
茶色にしているのは 最も余っている色だからです。
DSC09969amx10.jpg
ハンドルバーエンドに肉抜きがあるのですが、
バーテープが薄すぎて 肉抜き穴が透けています。

「貴重なので自重しよう」とは思いつつ、よく考えれば けっこう浪費しています。
再販してくれれば オリジナルを消費する必要が無くなるのですが・・・。

category: キャットアイのステマ

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2019/04/12 21:26 | edit

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