レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムカスタム(後編) 
2019/07/26 Fri. 21:28 [edit]
先日の続きです。表題を回収します。

竹フレームに ミカシマ(MKS)のラムダペダルを取り付けたのですが、
このペダルを注文したときに届いたのが

ラムダEzyスーペリアでした。
Ezy(イージー)というのは ミカシマの独自規格で、
ペダル体の脱着ができる(輪行に便利な)機構のことです。
現状では おもに普及価格帯にセットされるのがEzyで、
高級モデルにセットされるのはEzyスーペリアのほうになります。
Ezyと Ezyスーペリアの間には 互換性はありません。

ラムダは税別定価4300円、
ラムダEzyスーペリアは税別定価9800円、
つまり ペダル体よりEzyスーペリアの部分のほうが高いわけです。
安いほうのモデルを注文したのに 間違って高いほうが届いているわけですが、
とくにペダルを手で外したい事情があるわけでもなければ
「よっしゃ 得した!」と思うわけでもなく、
棚卸しが狂うのが気の毒とか
そういう理由で返品交換をすることにしたのですが

その問屋さんというのが
フルクラムをジャパンでゆいいつ扱っている問屋さんでして、
自転車通勤の圏内(家から10分)にあるので
直接 返しに行きました。
上の画像は そのとき撮った問屋さん内にあるホワイトボードですが、
少なくとも半年は蟹光線の落書きが消されていません。
左側に とくに重要でも無さそうなことが書かれているのですが
本当に重要でないかの判断は 私には出来ないので
一応 画像処理をしています。
ペダルは通常のラムダと交換してもらえましたが、
その際に別室に連行され「スピード40Cゴールドリミテッドが完売したなら
レーシングゼロコンペティツィオーネレッドカスタム仕入れられるやろ」と
恫喝されたので 政治的理由により 仕入れるはめになりました。
やや誇張して書いてはいますが、
あの日 ペダルの交換に訪れていなければ
ホイールを仕入れていないというのは 確かな事実です。

というわけで届きました。
レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムです。

コンペティツィオーネのリムですが、2WAY-FITリムです。
ディスクブレーキ仕様のDBシリーズは別ですが、
現状 カンパニョーロとフルクラムは リムブレーキのアルミホイールで
チューブレスリムを出すことにあまり積極的ではないようです
(シャマルミレもレーシングゼロナイトも 非チューブレスリム)。
このリムの品番はR0F(またはR)-2RB21で
R レーシング
0 ゼロ
F(R) フロントまたはリヤ
2 2WAY-FITの意味。クリンチャーならC、チューブラーならT
R リム
B リムの色が黒の意味。赤ならR、ナイトならN、カーボンならC
21 型式。末尾が数字無し→01→11→21・・・と変化
という法則になっていますが、
それ以前からある2WAY-FITリムに
コンペティツィオーネのステッカーを
貼っただけの手抜きモデルなのではないかと思い調べたところ、
2RBリムは 2009年のレーシングゼロ2WAY-FIT、
2RB01リムは 2010~12年のレーシングゼロ2WAY-FIT、
2RB11リムは 2013~16年のレーシングゼロ2WAY-FITのリムで
レーシングゼロ 2WAY-FITというモデルは2016年限りで廃版、
2RB21リムは 2017年~現行までのコンペティツィオーネのリムなので
この2WAY-FITリムはコンペティツィオーネ専用ということになります。
何が違うかというと 2RB11リムは 20.5mm幅、
2RB21リムは23mm幅で ワイドリム化しているという点になります。
なので 専用リムを作ったというより
ワイドリム化のタイミングと重なっただけです たぶん。
リム以外の部分では ハブベアリングがCULT仕様になっている点が
他のレーシングゼロとは違い、
スポークも 単なる赤スポークではなく
コスメチック文字入り赤スポークが1本入っているのが特徴です。

↑後輪

↑前輪
あれ?「コンペティツィオーネです」と自己紹介している
文字入り赤スポークが 然るべき場所にも 然るべき場所以外にも無いぞ~。
これでコンペティツィオーネを名乗ろうというのか こいつは!

というわけで当店では バルブ穴直近の赤スポークを
文字入りスポークに変更した
「レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムカスタム」
として販売することにしました。
ハブ側は文字入りで、

リム側には こういうマークが入っています。

前後輪とも交換しました。
センターずれなど うっすらありましたが ついでに直しています
(スポークの交換が無くとも どのみち販売前には やっていることですが)。
販売価格と在庫の有無は ご来店またはお電話でお願いします。

レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムは
日本の問屋さんオリジナルの仕様で 生産本数限定ですが、
メーカーへの具体的な発注数は公表していません。
スピード40C ゴールド リミテッド エディションは
75ペア限定と公表しています。
が、実は77ペア発注していて 当店に引き当たったうちの1本が
その3本目だと分かるラベルが 箱に残っていました(上の画像)。
今回入荷分のレッドカスタムには こういう痕跡は無かったのですが、
問屋さんの中の人に訊いたので 発注した本数は知っています。
ここには書けませんが。

竹フレームに ミカシマ(MKS)のラムダペダルを取り付けたのですが、
このペダルを注文したときに届いたのが

ラムダEzyスーペリアでした。
Ezy(イージー)というのは ミカシマの独自規格で、
ペダル体の脱着ができる(輪行に便利な)機構のことです。
現状では おもに普及価格帯にセットされるのがEzyで、
高級モデルにセットされるのはEzyスーペリアのほうになります。
Ezyと Ezyスーペリアの間には 互換性はありません。

ラムダは税別定価4300円、
ラムダEzyスーペリアは税別定価9800円、
つまり ペダル体よりEzyスーペリアの部分のほうが高いわけです。
安いほうのモデルを注文したのに 間違って高いほうが届いているわけですが、
とくにペダルを手で外したい事情があるわけでもなければ
「よっしゃ 得した!」と思うわけでもなく、
棚卸しが狂うのが気の毒とか
そういう理由で返品交換をすることにしたのですが

その問屋さんというのが
フルクラムをジャパンでゆいいつ扱っている問屋さんでして、
自転車通勤の圏内(家から10分)にあるので
直接 返しに行きました。
上の画像は そのとき撮った問屋さん内にあるホワイトボードですが、
少なくとも半年は蟹光線の落書きが消されていません。
左側に とくに重要でも無さそうなことが書かれているのですが
本当に重要でないかの判断は 私には出来ないので
一応 画像処理をしています。
ペダルは通常のラムダと交換してもらえましたが、
その際に別室に連行され「スピード40Cゴールドリミテッドが完売したなら
レーシングゼロコンペティツィオーネレッドカスタム仕入れられるやろ」と
恫喝されたので 政治的理由により 仕入れるはめになりました。
やや誇張して書いてはいますが、
あの日 ペダルの交換に訪れていなければ
ホイールを仕入れていないというのは 確かな事実です。

というわけで届きました。
レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムです。

コンペティツィオーネのリムですが、2WAY-FITリムです。
ディスクブレーキ仕様のDBシリーズは別ですが、
現状 カンパニョーロとフルクラムは リムブレーキのアルミホイールで
チューブレスリムを出すことにあまり積極的ではないようです
(シャマルミレもレーシングゼロナイトも 非チューブレスリム)。
このリムの品番はR0F(またはR)-2RB21で
R レーシング
0 ゼロ
F(R) フロントまたはリヤ
2 2WAY-FITの意味。クリンチャーならC、チューブラーならT
R リム
B リムの色が黒の意味。赤ならR、ナイトならN、カーボンならC
21 型式。末尾が数字無し→01→11→21・・・と変化
という法則になっていますが、
それ以前からある2WAY-FITリムに
コンペティツィオーネのステッカーを
貼っただけ
2RBリムは 2009年のレーシングゼロ2WAY-FIT、
2RB01リムは 2010~12年のレーシングゼロ2WAY-FIT、
2RB11リムは 2013~16年のレーシングゼロ2WAY-FITのリムで
レーシングゼロ 2WAY-FITというモデルは2016年限りで廃版、
2RB21リムは 2017年~現行までのコンペティツィオーネのリムなので
この2WAY-FITリムはコンペティツィオーネ専用ということになります。
何が違うかというと 2RB11リムは 20.5mm幅、
2RB21リムは23mm幅で ワイドリム化しているという点になります。
ワイドリム化のタイミングと重なっただけです たぶん。
リム以外の部分では ハブベアリングがCULT仕様になっている点が
他のレーシングゼロとは違い、
スポークも 単なる赤スポークではなく
コスメチック文字入り赤スポークが1本入っているのが特徴です。

↑後輪

↑前輪
あれ?「コンペティツィオーネです」と自己紹介している
文字入り赤スポークが 然るべき場所にも 然るべき場所以外にも無いぞ~。
これでコンペティツィオーネを名乗ろうというのか こいつは!

というわけで当店では バルブ穴直近の赤スポークを
文字入りスポークに変更した
「レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムカスタム」
として販売することにしました。
ハブ側は文字入りで、

リム側には こういうマークが入っています。

前後輪とも交換しました。
センターずれなど うっすらありましたが ついでに直しています
(スポークの交換が無くとも どのみち販売前には やっていることですが)。
販売価格と在庫の有無は ご来店またはお電話でお願いします。

レーシングゼロ コンペティツィオーネ レッドカスタムは
日本の問屋さんオリジナルの仕様で 生産本数限定ですが、
メーカーへの具体的な発注数は公表していません。
スピード40C ゴールド リミテッド エディションは
75ペア限定と公表しています。
が、実は77ペア発注していて 当店に引き当たったうちの1本が
その3本目だと分かるラベルが 箱に残っていました(上の画像)。
今回入荷分のレッドカスタムには こういう痕跡は無かったのですが、
問屋さんの中の人に訊いたので 発注した本数は知っています。
ここには書けませんが。
category: のむラボ日記
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