ボーラ ワンさん 
2019/07/30 Tue. 23:45 [edit]
お客さんから ボーラワンをお預かりしました。

まずは 後輪から。
これぞ まさに「ボーラ ワン」です。
なにが言いたいのかというと、これは「ボーラ ウルトラ ツー」の弟分であり
35mm高仕様や WOリム仕様が出る前のモデルで、
ボーラといえば「50mm高のチューブラーホイール」しかなかった時代のボーラです。
もちろん内蔵ニップル仕様で、(今で言うところの)ナローリムです。
ちなみに新品です。こんな死蔵品が まだあったとは。
念のため書いておきますが、後年のボーラウルトラ50が50mm高リム、
ボーラウルトラ35が35mm高リムだからといって
それより前の年代のボーラウルトラツーが 2mm高リムというわけではありません。

カンパニョーロ用フリーボディ仕様ですが、
シマノ用フリーボディへの換装をご希望です。


フリーボディの交換で ホイールセンターがずれることはありませんが、
交換前後の どちらか片方のフリーボディのベアリングが異常に磨耗していて
右エンドを締め付けたときの深さが かすかに違う、などの
最悪に極端な事例であれば ありえなくもないので、
交換前後で どちらも新品ですが、一応 交換後にセンターゲージを当てました。
センタードンピシャのオチョコがある後輪を 経年使用ならぬ
経年放置した場合、センターずれが発生するのか?といえば
5年10年スパンであれば発生すると思います。
それとは別に、左右異数組みの後輪は
「左スポークの負担が大きい=左スポークが伸びやすい」からか
左右同数スポークの後輪より 経年使用によるセンターずれが
早い気がする(経験上 確信がある)ので
「新品の死蔵品のボーラG3だと フリー側に紙1枚ほどずれている」
と予想したのですが 実際はドンピシャでした。
振れも ほぼ無しです。

つづいて前輪。


ガッツリずれていました。こんなことがあるんですね。
カンパニョーロでは 数十本に1本も無いくらいのセンターずれです。
もしかして、保管時に曲げてしまったスポークがあり
その位相でひどい横振れが出ている状態で
たまたまセンターゲージを当てた位相がその付近だったのでは、
と思いましたが ほぼ振れは無く スポークに異常もありませんでした。
カンパニョーロのホイールは、そう考えてしまうくらいには
センターずれが無い確度が高いのです。


右側(玉当たり調整ナットの逆側)のニップルを
適度に増し締めしつつ かすかにあった横振れを取った時点です。
まだ 紙2枚ほどのセンターずれがあります。


センターを出しました。

まずは 後輪から。
これぞ まさに「ボーラ ワン」です。
なにが言いたいのかというと、これは「ボーラ ウルトラ ツー」の弟分であり
35mm高仕様や WOリム仕様が出る前のモデルで、
ボーラといえば「50mm高のチューブラーホイール」しかなかった時代のボーラです。
もちろん内蔵ニップル仕様で、(今で言うところの)ナローリムです。
ちなみに新品です。こんな死蔵品が まだあったとは。
念のため書いておきますが、後年のボーラウルトラ50が50mm高リム、
ボーラウルトラ35が35mm高リムだからといって
それより前の年代のボーラウルトラツーが 2mm高リムというわけではありません。

カンパニョーロ用フリーボディ仕様ですが、
シマノ用フリーボディへの換装をご希望です。


フリーボディの交換で ホイールセンターがずれることはありませんが、
交換前後の どちらか片方のフリーボディのベアリングが異常に磨耗していて
右エンドを締め付けたときの深さが かすかに違う、などの
最悪に極端な事例であれば ありえなくもないので、
交換前後で どちらも新品ですが、一応 交換後にセンターゲージを当てました。
センタードンピシャのオチョコがある後輪を 経年使用ならぬ
経年放置した場合、センターずれが発生するのか?といえば
5年10年スパンであれば発生すると思います。
それとは別に、左右異数組みの後輪は
「左スポークの負担が大きい=左スポークが伸びやすい」からか
左右同数スポークの後輪より 経年使用によるセンターずれが
早い気がする(経験上 確信がある)ので
「新品の死蔵品のボーラG3だと フリー側に紙1枚ほどずれている」
と予想したのですが 実際はドンピシャでした。
振れも ほぼ無しです。

つづいて前輪。


ガッツリずれていました。こんなことがあるんですね。
カンパニョーロでは 数十本に1本も無いくらいのセンターずれです。
もしかして、保管時に曲げてしまったスポークがあり
その位相でひどい横振れが出ている状態で
たまたまセンターゲージを当てた位相がその付近だったのでは、
と思いましたが ほぼ振れは無く スポークに異常もありませんでした。
カンパニョーロのホイールは、そう考えてしまうくらいには
センターずれが無い確度が高いのです。


右側(玉当たり調整ナットの逆側)のニップルを
適度に増し締めしつつ かすかにあった横振れを取った時点です。
まだ 紙2枚ほどのセンターずれがあります。


センターを出しました。
category: のむラボ日記
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