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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

サンシンのマイクロライトハブで組まれた前輪を組み直しました  

お客さんから サンシンのハブで組まれた前輪をお預かりしました。
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32Hで、リムは

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アンブロージオのフォーミュラクロノ20で

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CRONOの字が レーザーエッチングではなくペイントの年代のものです。
リムセメントや汚れを落とそうとして アセトンを使うと
剥がれる可能性があるので使えません。

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32Hロクロクイタリアン組み・・・のはずです。
リムの向きから解釈するにイタリアン組みですが、
クイックが通常とは逆の右側についています。

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スポークはイタリアのサチェッティのもので、磁石に非常によくつきました。

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お客さんは このハブの正体を知らなかったのですが、
サンシン(三信)のマイクロライトハブです。
シールドベアリングを採用した最初期のハブで、
サイズは規格ものの6901、
ブランドはナチ(国家社会主義ドイツ労働者党ではなく株式会社 不二越)でした。
ちなみに ナチのドリル刃は 私も愛用しております。

リヤハブはボスフリーだったり MTB用で135mm幅だったりすることもあるので
フロントハブだけが生き残ったのでしょう。

ハブ胴に サンシン マイクロライトという表記があるはずですが
消えていました。

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クイックのレバー部分に サンシンだという証拠がありました。
というのも、サンツアーブランドからも 同じハブが出ているので
ハブ胴の表記が消えたハブ単体では
どちらのものか特定できないのです。

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タイヤはクレメンのソロでした。懐かしい!
私の知る限りこのタイヤをプロで使っていた最後の例は
1997年のオンセ チーム、というか 当時のローラン・ジャラベールです。
チームメカニックかジャラベール個人の秘蔵品で、
当時で すでに廃版だったはずです。

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ホイールをバラしたのち
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ハブを洗浄しました。

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ちなみに これはサンツアー版のマイクロライトハブですが、

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ロゴがなければ 見分けがつきません。

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組めました。
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マイクロライトハブ32H CX-RAYヨンヨンイタリアン組みで

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リムはマヴィックのGL330です。
これは前輪と同時に お客さんからお預かりした後輪のリムで、
耐スポークテンション・耐座屈では クロノ20のほうが
リヤリム向きだろうということで こちらをフロントリムにしています。
しかし実際 張ってみると これより軽いGEL280リムや
CX-RAYと同じスポーク比重のレボリューションなどでは
まず無理なところまで張れたので、
それほど弱いリムという印象は受けませんでした。

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時系列が戻りますが お預かりしたときの後輪です。

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シマノ600(アルテグラの前身、の 600アルテグラの前身)の
フリーボディハブ32Hロクロクイタリアン組みです。
これも クイックが逆に付いていますが、
後輪がイタリアン組みなので 前輪もイタリアン組みとして組んだのでしょう。

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アルマイトについては「650W表記」のほうです。
あと、組み換えに際して リムもきれいにしました。

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スポークは星の「ステンレス」で、磁石に対して全く反応を示しません。

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なぜか1ヵ所だけ 結線を試みていた痕跡がありました。

クロノ20リムで相方の後輪を組みますが、
それは また後日となります。

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