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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レーシング3 2WAY-FITさん  

お客さん(一応)から レーシング3をお預かりしました。
DSC01955amx12.jpg
なんで 2WAY-FITのステッカーだけ 残すねん。
まあいいや。

DSC01956amx12.jpg
フリーボディにガタがあるとのことです。

DSC01960amx12.jpg
←←←

DSC01961amx12.jpg
→→→
スプロケットを持って左右にゆすると
フリーボディごとガタつきがあります。
これはよくあるフリーボディのベアリング摩耗、または破損ですが

DSC01962amx12.jpg
外側のベアリング、グリスをぬぐうと

DSC01963amx12.jpg
シールがありません。
外輪に対して 内輪が回転方向以外に動きすぎるので 外れたようです。

DSC01964amx12.jpg
ベアリングを抜こうとしたら 内輪だけが外れました。
こういう場合、保持器(リテーナーリング)が潰れることで
鋼球が外輪から抜けるのですが、今回は違いました(後述)。

DSC01965amx12.jpg
フリーボディの中に鋼球が いくつか落ちていました。
このベアリング、サイズそのものは規格品ですが
シールが片側のみの仕様なので なにか異常があった場合
鋼球の脱落が起きやすい気がします。
それ以前に片側シールなので
両側シールよりも 異常そのものが起きやすい気もしますが。

DSC01966amx12.jpg
フリーボディが偏心して動いていたので
ハブ体側と擦った跡がありました。

DSC01967amx12.jpg
外側のベアリングの外輪がフリーボディ側に残りましたが

DSC01968amx12.jpg
外側であれば回収は容易です。

DSC01969amx12.jpg
内側であれば ほぼ無理で、リューターで外輪を削って回収したことが
無いではないですが 基本的にはフリーボディそのものの交換となります。
カンパニョーロ・フルクラムのフリーボディのベアリングは
外側のほうが傷みやすく、
交換の際は外側のみか 両方ともの場合がほとんどで
そのうち外側のみで済む場合が多く、
内側のみ交換というのは 非常に珍しいです。
さらに、内側ベアリングの外輪がフリーボディに残るほど
中身が傷んでいるというのは 更にレアケースとなります。

上の画像では 内側のベアリングもすでに抜いていますが、
今回は 外側と内側の両方とも交換を要しました。

DSC01970amx12.jpg
ついでに ハブのオーバーホールもして

DSC01971amx12.jpg
フリーボディを組み付けて 振れ取りもしました。

DSC02689amx12.jpg
↑外した外側のベアリング
カートリッジベアリング式のヘッドパーツでも そうですが、
鋼球がボロボロと こぼれ落ちるのは
保持器の破損が原因であることが多いです。

DSC02690amx12.jpg
が、今回は見ての通り 保持器に変形はありませんでした。
鋼球が異常に摩耗しただけで
他の鋼球が保持器から落ちるとは考えにくいので、
今回は 割れた鋼球があったのかもしれません。

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