fc2ブログ

のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レーシングゼロカーボンDBさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンDBをお預かりしました。
DSC04026msn3.jpg
新品です。先に点検したのが後輪なので まずは後輪から。

DSC04024msn3.jpg
DSC04025msn3.jpg
センタードンピシャ、ほぼ振れ無しでした。
前輪も、画像を撮っていませんが同様でした。

DSC04027msn3.jpg
このカーボンリムですが、基本は ユニディレクショナル模様で

DSC04028msn3.jpg
リム穴周りのみ クロス模様となっています。
これは補強の意味合いがあるとのことですが、
スポークテンションが リムブレーキモデルより
極端に高いというわけでもないので、
むしろ補強部分が リムブレーキモデルと同じ厚み、
それ以外の部分が リムブレーキを想定していないので
軽量化のために薄くしてあり 結果
リムブレーキ用リムより軽量に仕上がった、という可能性があります。
それについては いずれリム交換などする日が来れば知ることになるかもしれません。
まあ教えるつもりはないけどな。
↑うわこいつかんじわるい

DSC04029msn3.jpg
リム穴周りの補強なので、お休み位相にはありません。
センターゲージは リムに貼ってあるステッカーの厚みを拾うので
ディスクブレーキ用リムで リムサイドにまでステッカーがある場合
ステッカー無しの位相にセンターゲージを当てる必要がありますが、

DSC04030msn3.jpg
この補強、そこそこの厚みがあるので
センターゲージを当てる位相にしてはいけません。
となると、ごく限られた位相に注意深く当てる形になります。
あるいは 補強の位相同士で見てもいいかもしれませんが。
この点、要注意なのですが
注意するのは私であって お客さんには関係の無い話ですね。

DSC04034msn3.jpg
前輪も点検しました。
先ほど書いたように ほとんど なにもせずに済みましたが。

DSC04033msn3.jpg
前後輪とも2:1組みのスポークのうち

DSC04031msn3.jpg
2側のスポークより

DSC04032msn3.jpg
1側のスポークのほうが厚くなっています。
幅は同じです。
これが、そのうち書くと以前に書いていた「第3のアルミスポーク」です。
別の機会に書こうと思っていて それ用の画像もあるのですが、
とりあえず 触れておきます。

なぜ 2:1組みの1側、左右異数組みの少スポーク側の
スポーク比重を大きくするのかですが、
後輪の場合 ディスクローター側が
ラジアル組みになるという理由が考えられます。
が、このホイールでは 前輪の1側も厚スポークになっています。

左右異数組みに対するカウンターとして
左右逆異径組みをしている後輪といえば
コリマの12:8Hのホイールがありますが、
あれはリムブレーキなので
反フリー側のスポークを太くする理由に
ディスクブレーキ云々は関係ありません。

また、当初 カンパニョーロではディスクブレーキ用のホイールを
ゾンダDBと ボーラワン50DBの2モデルで展開していましたが、
このうち左右逆異径組みを採用しているのはゾンダDBのみで、
現行のボーラDBには 50に加えて35、WTOの45とありますが
これらは いずれも左右同径組みです。
私が最初に アルミスポーク仕様のホイールで
左右逆異径組みを見たのは シャマルウルトラDBです。
コリマの12:8Hの後輪でも、
リム高が高いモデルでは 左右逆異径組みになっていません。
カンパニョーロ/フルクラムも コリマも、
リム高がある程度高くなると 左右逆異径組みをしていません。
ある要素の大小を勘案したときに
おそらくはリム高がどうこうではなく
スポークの短さで 逆異径組みを採用するかどうか
決めていると思うので、仮にゾンダに24インチ仕様があったとすれば
左右同径組みにすると思われます。
カンパニョーロ/フルクラムとコリマと私で
左右逆異径組みを決定する判定基準というか
勘案している要素は 同じか、大筋では違わないと思うのですが
メシノタネコードに引っかかるので 詳しくは書きません。
ゾンダDBを見たときに、仮に今後 シャマルウルトラやレーシングゼロで
ディスクブレーキ用のホイールを出すなら
少なくとも前輪は 逆異径組み用に 幅か厚みの違うスポークを
わざわざ用意するかもしれないと思ってはいたのですが
本当にやったので 驚きました。

2:1組みのリムブレーキ用の完組みホイールは
フロントとリヤ左スポークが同じ長さで共用ということが多いですが、
ハブの寸法を根本から設計できるメーカーであれば
「ディスクブレーキ用の2:1組みホイールは
後輪のほうがオチョコが大きい
=フランジ径が同じなら リヤ右とフロント左では
後者のほうがスポーク長さが長くなる、のを
同じスポーク長さになるように フロントハブの寸法を調整する」
ことで リヤ右とフロント左のスポークを同じに出来ると思うのですが、
実際に調べてみたところ
ボーラWTO45DBでは リヤ右とフロント左、
リヤ左とフロント右がそれぞれ同じ長さで
前後輪で2種類のスポークとなっていました。
私が思いつく程度のことを カンパニョーロがやらないはずがありません。
と思っていたら
ボーラワン50DBと35DBとゾンダDBでは
確かにリヤ右とフロント左が同じスポークではあるものの
リヤ左とフロント右が別個の長さなので 前後輪で3種類、
シャマルウルトラDBでは全て違っていて 前後輪で4種類でした。
スペアスポークの在庫を揃えるのががががっがっがg

category: スポークの話

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/4913-9036b2f4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター