のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

コンチネンタルのススメ!  

当店は政治的理由に依らず私の扱いたい商品だけを並べるという
展開なので売り物としての商品は全然並んでいません。
実際に見た方はあまりのしょぼさに愕然としたことでしょう。
同業者にも「こんだけの在庫で店が維持できるのがおかしい」と言われました。

商品点数を増やしたくないのは やまやまなのですが、
私が取り扱いたいと思っているものは別です。
ということでコンチネンタルの取り扱いを始めました。
もう一つの理由は、お預かりする自転車やホイール、
または取り付け希望のお持ち込みタイヤの
コンチネンタル率が非常に高いからです。
個々のお客さんはそれぞれいろんなメーカーのタイヤを使ってきたはずで、
その中で結果コンチネンタル(というよりグランプリ4000S)を
選んだわけですから、多くの方の支持するものだという裏付けがあるわけです。

ということで今日はコンチネンタルの中でも
当店でよく売れるモデルについて ご紹介します。
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まずはグランプリ4000Sから。
同名のチューブラーもありますがこれはWOです。
直進のみの単純な転がり軽さではシュワルベのアルトレモが一番ではないかと
私は思っているのですが、あれは耐久性に難があり過ぎです。
紫外線劣化が激しい、トレッドの摩耗が早い、サイドカットに弱い、
(現行モデルはだいぶ改善していますが)北斗神拳を知らない間に食らうなど
問題の多いモデルです。実測重量は195g前後でしょうか。

グランプリ4000Sは、転がりの軽さはそこそこですが
レース本番に使ってもいいレベルの決戦タイヤとしては耐久性が非常に高いです。
パンクも不思議なくらい しません。
摩耗やサイドカットにも強く、それでいてコーナーでホイールを倒しこんでも
不安感を感じません。ここが大きなポイントです。
転がりだけは軽くてもコーナーや下りが怖いタイヤは使いたくありません。
転がりが重いのはそれ以前の問題で論外です。
これはタイヤ重量だけの問題ではなく、測って軽いものでも
引きずるような粘っこさのあるタイヤがあるのです。
アスファルトをひきたての、タールでネチネチした路面を走る感じといえば
大げさですが、感触としてはそれに近い転がり感のあるタイヤも多いです。
このタイヤも新品時のみ 劣化防止のワックスのような表面が細かい砂を拾いますが、
一皮むけたあとは そんなことはありません。

上の画像は実測重量です。すべて23Cです。
説明書が10gくらいあるので抜いています。
タイヤとゴムひもの重量ですが、ゴムひもは1gもありません。
正直、もう少し重いかと思っていました。
ものが変わっているのかもしれません。
重量にばらつきがありますが、2年前に測ったときは220gのものもあったのです。
乗り心地に関しては変わったように感じないので別にいいのですが。

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つづいてウルトラスポーツです。これもすべて23Cです。
これについては重くなった気がします。
10本ずつ測ればグランプリ4000Sの最も重いものと
ウルトラスポーツの最も軽いものが
同じくらいの重さだったことがあるからです。
グランプリ4000Sと比べて コーナリング時の信用度は
はるかに及びませんが、後輪にはめている分には あまり分からないので
私個人のWOホイールは前輪4000S・後輪ウルトラスポーツが
練習時の状態です。価格が4000Sの半分ほどなので、
減りやすい後輪に常用するのがオススメです。
同価格帯の他メーカーのタイヤよりも全体的な性能が高い気がするので
「安物」と一言で片づけるには惜しいモデルです。

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コンチネンタルのほとんどのタイヤは
「ドイツ製だ!」とうるさいくらいの主張をしたパッケージですが、
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ウルトラスポーツはおとなしいですね。空白がさびしい・・・。
箱の横に台湾製と書いてます。
が、決して悪いモデルではありません。普段履きにオススメです。

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グランプリ4000Sについて。
ここ1年ほどのモデル(たぶん2013年モデルから)は
タイヤ幅が大きく表記してあります。

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ビードの部分の布?がピラピラとめくれて来たり
糸がほどけてきたりしますが実使用に問題はありません。
これはコンチネンタル特有の「良くないポイント」ですが
他メーカーのタイヤの中には
コンチネンタルがこうなるまでかかる時間で比較すると
トレッドが減りきったり サイドカットしたりするものも多いのです。
耐久性が高く寿命が長いからゆえの特徴だと思って
大目に見てあげてください。

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進行方向に対して右サイドにあたる側にのみ 進行方向の表示があります。
4000Sには前後方向があるのですが、非常に分かりにくいです。
おかげで4000Sを見かけたら方向を確認する癖が
付いてしまいました(笑)。

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↑これは1年ちょっとで3000kmちょっと 使用した4000Sです。
トレッドはまだまだいけそうですが、亀裂が出ています。

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同じ部分をよじってみました。こんな感じです。
さっきも同じようなことを書いていますが、
乗った距離に関わらず 紫外線劣化などで1年もたないタイヤもあるので
(特に決戦タイヤはそうです)これは ましな方です。

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↑1年3000kmタイヤ(上の画像左)と
いま私のホイールに付いている1ヵ月1000kmタイヤ(同右)を
並べてみました。丸い穴が2つあるのはインジケーターです。
これが無くなったときがタイヤ交換の目安らしいのですが・・・。

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↑サイドに当て布をした4000Sです。
前後のローテーション無しで21000km使っていて
未だ使用中です。
しつこく書きますが、他メーカーの決戦タイヤならもうとっくに(以下略)。

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↑これ、インジケーターです。
お客さんは「まだある」と言っていますが
交換時期は はるか後方に過ぎ去っている気がします。

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しかし、それでもサイドは健在です。
薄くなっているものの削れ切れてはいません(1ヵ所当て布してますが)。
ここまで使うかどうかは別として、高耐久長寿命なタイヤであることは確かです。

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続いてアタック&フォースです。
アタックが22Cで前輪専用、フォースが24Cで後輪専用という位置づけです。
抱き合わせ前後セットとバラ売りがあるのですが、
前後セットのほうがバラ売りよりもお買い得になっています。
とはいえ後輪に履いたタイヤのほうが たとえ太くとも減ります。
交換のタイミングが違ってきて あとからバラ売りが必要になるのは確実です。
当店ではバラ売りのみの扱いですが、価格は前後セットに準拠して販売しています。

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↑フォースの実測重量
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↑アタックの実測重量
あれ?細いほうが重い・・・。
さっきの4000Sとウルトラスポーツのばらつきを見るに、
個体差でたまたまそうだったということにしてください。
メーカー公称値はアタックが190g、フォースが210gなので
このフォースが飛びぬけて軽いだけのようです。

練習時は前輪アタック・後輪フォース、レース時は後輪を4000Sに換えるという
お客さんがいるのですが、それもバラ売りだけの販売にした理由です。

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最後にチューブラーのコンペティションです。
なぜか異常に内径の小さい、はめにくいタイヤの筆頭です。
19Cと22Cがありますが、19C表記のものでも20Cちょっとあることと
表記上の細さの割りにはコーナーが全然怖くないので
当店では19Cを主にオススメしています。
高級チューブラータイヤはエア抜けの激しいラテックスチューブを
採用していることが多いのですが、このタイヤは極薄ブチルチューブです。
エア抜けが非常に少ないのでパンクしたこれを切開して確かめました。
トライアスロンでバイクを前日預けの場合、
ヴィットリアのラテックスチューブ仕様のタイヤだと
次の日には「スローパンクか!」というくらいエア抜けするものがあります。
ライバルの陰謀ではなく、これはそういうものです。
この点でもブチルチューブは安心です。
一般に、ラテックスチューブのほうがタイヤの中でしなやかに変形するので
コーナリング性能はブチルチューブ以上だとされていますが、
コンペティションは例外的に?ブチルとは思えないコーナーでの信頼度です。
単純な転がり軽さとコーナーの信頼度ではヴェロフレックスがオススメですが、
それプラス「パンクしにくい」「サイドが強い」「エア抜けが遅い」
という条件を加味すると これが最もいいタイヤなのではないかと思います。
チューブラーは他にもスプリンターとジロを常時在庫するよう努めていますが、
これらのタイヤは特段 内径が小さいということはありません。

WOなら4000S、チューブラーならコンペティションの
お持ち込みまたは指名買いが非常に多いので
コンチネンタルを始めました。オススメです。

category: その他 機材の話

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2013/05/27 09:10 | edit

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