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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

CLX50さん  

お客さんから ロヴァ―ルのCLX50のディスクブレーキ用の後輪をお預かりしました。
DSC01377amx14.jpg
リヤメカのプーリーケージが突然はじけて、
そのショックでチェーンがスプロケットの内側に落ちて
スポークが曲がったとのことです。

DSC01379amx14.jpg
外側の反ヤマアラシさん方向のスポーク7本すべてに
程度の差はあれ 擦った跡や 変形や
チェーンの噛み込みによる えぐれがありますが、
要交換だと 私が判断したのは 上の画像に移っている範囲の3本です。

DSC01381amx14.jpg
DSC01382amx14.jpg
直しました。

DSC01401amx14.jpg
↑交換したスポーク
3本ともの画像中央にある塗装のかすれは
最終交差の編んでいた部分で、
このあたりは変形が無く平行になっていますが

DSC01403amx14.jpg
↑全体だと こんな感じです。

DSC01404amx14.jpg
↑スポークヘッド付近

DSC01405amx14.jpg
DSC01406amx14.jpg
DSC01408amx14.jpg
今回のCLX50の後輪の 相方の前輪と、
完成車のおまけで付いてきた
CLX64の前後輪も点検していますが、
いずれの前輪もベアリングの回転が ゴリゴリになっていました。
CLX50のほうはハブシャフトを手で回そうとすると
金庫のダイヤルのような手ごたえがあったくらいです。

いずれも 外側に黒シールが向いていて、内側は青シールでした。
黒シール側の外輪に セラミックスピードの61802とありますが、
サイズは汎用規格の6802と同じものです。
これはカンパニョーロのフリーボディに入っている
6902より小さいサイズ(内径は同じ・外径が小さい)で
ハブ体のベアリングを圧入するスペースからしても
不自然に小さいサイズのベアリングです。
CLX64の前輪のほうは完成車(新車)のおまけに付いてきたもので
お客さんが最初のオーナー、つまり使用歴は完全に把握しているわけですが
横風に弱いのとリムが重いというので ほとんど使っていないとのことです。
それでベアリングがイカれるというのは、原因はひとつしかありません。
スルーアクスルの締め過ぎです。
レバー部分が倒しこみのクイックタイプではなく
単なるねじ込みのスキュワータイプだそうで、
これは必要十分に締まっているところから
まだまだ締め込めるものが多いので、
従来のクイック式のハブに対してスキュワーを使うことで
カートリッジベアリングの内輪だけを過度に締めて
中身を急速に傷めるという事例と同じことが起こりえます。

ベアリングは、鉄球ベアリングで補修しました。

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