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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

スーパーソニックのチューブの正規取り扱いが再開されていますが  

ガーミンが日本で展開され始めたころの話ですが、
当時の現行モデルのサイクルコンピュータ、エッジ500は
本体色が ブルー/シルバーのものだけが
正規代理店の取り扱い品でした。
今でも ガーミンのサイトに載っているエッジ500Jは
ブルー/シルバーと あとから追加されたブラック/シルバーの2色のみです。
これ以外には レッド/ブラックと
20110525055750amx14.jpg
当時あったプロチーム ガーミン・チポレの
レプリカカラー(上の画像)などもありました。
ちなみに上の画像は 私の自撮りではなく
(→こちら)から 承諾も無く取ってきました。

何が言いたいのかというと、ある時期までは
エッジ500のレッド/ブラックを使っている人を見かけた場合
それが悪いとは言いませんが
「この人は海外通販を利用している人なんだ、
そして おそらくは「よく」利用している人なんだ」というのが
確実に 分かったということです。
ちなみに 先ほどのリンク先の人は
海外通販を 非常に よく利用しており
この10年 フレームやコンポなどの大きな買い物も含めて
日本の実店舗形態のショップに
ほぼ お金を落としていないという 豪の者です。
それが悪いとは言いませんが。


魚肉ソーセージの包装に見えるポリウレタン系チューブの
「チューボリート」ですが、あれも日本に正規代理店ができる以前に
個人輸入、というよりは おもに個人輸入している人から買ったという形で
流通していた時期が1年ほどあり、
点検などでお預かりしたホイールに入っていた場合
仮に 何か やらかすと 同じものを渡すという形で弁償できないので
かなりビビりながら扱った覚えがあります。


で、表題のコンチネンタルのスーパーソニックですが
これは軽量WOタイヤと 軽量ブチルチューブの2つがあり、
タイヤのほうは日本の問屋さんで ずっと取り扱いがありますが
チューブは長らく取り扱いがありませんでした。
なので、点検などでお預かりしたホイールに
スーパーソニックのチューブが入っていた場合
これまでの例と同様に「あ、これ海外通販で買ったやつでしょ」
と 断定できたわけです。
スーパーソニックのチューブですが、
かつては日本の問屋さんでも取り扱いがあったものの
バルブの根元から空気が抜けるという不良が非常に多く、
問屋さんから聞いたというような確実なソースでは無いものの
私の雑感では20本に1本、5%くらいは発生していたように思います。
そもそも不良として認識されていなかったり
あるいは泣き寝入りする場合もあると思うので、
仮に5%という数字が正しいとして そのうちすべてが
返品・交換のクレームに至らないとしても
問屋さん視点で1000個 売ったもののうち
数十個の交換対応を強いられるとなると
取り扱いをやめるという対応は妥当です。
が、このたび10年ぶりくらいに
スーパーソニックの取り扱いが再開されたので
かつてあった問題が解決したのかもしれません。

DSC04063amx14.jpg
というわけで 私が使う分として1個 仕入れてみました
(まだ ぎりぎり信用していない感じ)。
コンチネンタルの700Cのロード用チューブは、
700Cを インチに無理やり呼びならわすと(厳密には間違いなんですが)
ヨーロッパでは28インチになることから
「レース28」というモデル名で展開しており、
スタンダードモデルの「レース28」、
パナレーサーのR-AIRと価格も重量も同じくらいで
少し軽量なモデルの「レース28ライト」、
ブチルチューブ最軽量クラスの「レース28スーパーソニック」の
3つがあります。
上の画像 左はレース28、右はレース28スーパーソニックです。
レース28ライトが無いので 箱の大きさも極端に違うように見えます。
ちなみにレース28は 客寄的大熊猫により 不当廉売スレスレの
税込400円での販売を強いられております。


DSC04064amx14.jpg
公称50gで
DSC04065amx14.jpg
バルブナット・バルブキャップ・輪ゴムを含めて
実測52gでした。
まとまった数を量ったわけでは無いですが
大本営発表的公称値ではないようです。

DSC04066amx14.jpg
当店には すでに 常備を努めているチューブとして
マキシスのフライウエイトがあり
(上限が25Cまでというのもスーパーソニックと同じ)
これが公称51gであるところ

DSC04067amx14.jpg
この個体ではバルブナット・バルブキャップ・テープを含めて
実測52g、実をいうと これはやや軽い個体で
同じ状態で55gくらいまでは見たことがあります。
スーパーソニックの個体数が十分ではないので断言できませんが、
マキシスのフライウエイトのほうが かすかに重い気がします。

スーパーソニックは 税込定価2530円ですが、
フライウエイトは 客寄的大熊猫価格で
当店での税込売価が1200円と非常に安く
価格を合わせるのが不可能なので、
レース28と違い 店頭に置く予定は今のところありません。
バルブの根元の不良について改善されているかどうかを調べるのに
私物として買い続けはしますが。

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