fc2ブログ

のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

理論上最強の のむラボホイール5号さん  

お客さんから 理論上最強の
のむラボホイール5号の後輪をお預かりしました。
DSC06762amx14.jpg
28Hのヨンパチ組みで、反フリー側が真の最接線組みです。
お客さんは これとは別に 普通の24Hヨンロク組みの
のむラボホイール5号の後輪を持っていますが、
こちらのほうが「ペダルを踏み切る前から加速しているような感覚」が
あるとのことです。

DSC06763amx14.jpg
ただ、28Hの8本組みは 反ヌポークのスポークヘッドに
ヌポークの軌道が重なって接触し、
この箇所でのスポーク折れのリスクがあることが分かっているので
通常は組みません。

DSC06764amx14.jpg
で、実際に それが起こりました。
スポークの破断が 首とび以外で起こるのは
非常に異例なことです。

このホイールを組んだ時点ですら
こうなることは予期されていたのですが、
それを説明したうえで なお ご希望だったので
ヨンパチ組みで組んでいます。
ちなみに 5年前くらいのことです。

この折れたスポークを交換するには
隣の最終交差も 一旦ゆるめる必要があり、
それをゆるめるには さらにまた隣の・・・となるので
スポーク1本の交換のために
反フリー側を一旦 全部ゆるめないといけない、
という話をしていますが 厳密にはウソです。

DSC06769amx14.jpg
直しました。

DSC06770amx14.jpg
↑目印のテープを貼ったのが
交換したスポークの箇所ですが、
DSC06771amx14.jpg
そのスポークヘッドの根元で第1交差している
反ヌポークを含む
DSC06772amx14.jpg
最終交差にテープを貼っている
この2本のスポークのニップルを 完全にゆるめ切って外せば
(2本とも外さないとダメ)、折れたスポークを回収・交換できます。
ニップルを ゆるめ切って外したくない、
あくまで ある程度ゆるめるだけで何とかしたいというのであれば
反フリー側の全数を ゆるめる必要がありますが。

DSC06765amx14.jpg
時系列が戻りますが、
こんなん どうやって交換できるんだという状態になっているところ
フランジ内側でかぶさっているスポークと
その相方の最終交差1ペアのニップルを ゆるめ切れば

DSC06766amx14.jpg
このように回収できます。

DSC06767amx14.jpg
反ヌポークヘッドとの接触が原因で破断していますが、
このヌポークヘッド側にも 反ヌポークとの接触痕があります。

これとは別の 通常のスポークとびでも
まるで「とびグセ」が付いたかのように 以後
2回目以降が頻発する場合がありますが、
その場合はスポーク全部の張りかえをしたほうが
結果として手間が少ないです。
もし今後 同じような破断が それほど間を置かず起きた場合
反フリー側を6本組みに組み直させてほしいと言ったのですが、
リスクを承知で 今後も8本組みで使いたい、
そのために片側を全交換する費用は別に構わないからと言われました。
ふーむ。

category: のむラボホイール

tb: 0   cm: 1

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2022/01/11 08:45 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/6043-36f88e08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター