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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

リムブレーキ用のCL50の前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC06896amx14.jpg
先日 後輪を組み直したCL50ですが、
前輪も組み直すことになりました。

DSC06897amx14.jpg
空力を大要素として過度に崇めるビョーキにかかった
メーカーにありがちなことですが、
50mm高とはいえ16Hという本数は少ないです。
このスポークはDTの「コンペティションレース」で、
コンペティションの14番ベース(両端2.0mm)の
中央のバテッド部分が1.8mm、
レボリューションの14番ベースだと1.5mmであるところ
コンペレースでは1.6mmとなっており、
コンペと言いながら レボに近いスポークとなっています。
近いのは寸法だけではなく、1.6mmの丸断面は
昔の超ローハイトアルミリムなどリム側の閾値が低い場合を除いて
張ると うにょーんを起こす寸法です。
通常の範疇で うにょーんを起こしうる分水嶺の
向こう側にあるという意味でも、
コンペレースはレボ寄りのスポークです。
28Hかそれ以上であれば 1本あたりのテンションを低く抑えられるので
使えなくも無いのですが。

お客さんが 乗った感触で特に問題視しているのは
後輪のほうですが、相談した結果 前輪も組み直すことになりました。

DSC06899amx14.jpg
元のスポークですが、256mmが16本で75.3gなので
スポーク比重は 75.3÷16÷256÷0.0257=
0.7153225・・・となり 約71.5%です。

CX-RAYは約64.5%なので 単純にスポーク比重だけなら
コンペレースのほうが カッチリしたホイールになりそうですが、
CX-RAYでは うにょーんが起こらないので
(厳密には 起こる前にリムが割れるかニップルのねじ山がとぶ)
結果として CX-RAYのほうが硬いホイールが組めます。
元の前輪は、コンペレースなりには張ってあるので
メーカーのほうでも うにょーんの閾値に突っ込まないように
気をつけている節はあります。

DSC06900amx14.jpg
組めました。

DSC06901amx14.jpg
黒CXスプリントストレートで組み直しています。
先ほどCX-RAYを引き合いに出しましたが、
16Hであれば CXスプリントが選択肢にあるなら
CX-RAYを使う必要はありません。

ロヴァ―ルのリムは 実測重量に偏りが少ない傾向がありますが、
何十何百と量ったわけではないものの
リムブレーキ用のリムは ディスクブレーキ用のリムより
やや重い傾向にあるのかもしれません。
今回のリムが たまたま そう思わせる重量なだけかもしれませんが。
え?実際にどれくらいなのか教えろだと?
そんなんタダで教えるわけないやろ。
↑うわなにこいつかんじわるい











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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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りやりむデス!
DSC06898amx14.jpg
ふろんとりむデス!
ナオ、でぃすくぶれーき用ノ りむニ ツイテハ
(→コチラ)ヲ ゴ参照クダサイ!
↑やーめーろー!

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