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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

CLX50の後輪を組み直しました  

ホイールの半バラしからの組み直しなので
今日もホイー(以下略)。には当たりません。
DSC06907msn4.jpg
お客さんから CLX50ディスクブレーキの後輪をお預かりしました。
ヌルい気がするので組み直してほしいとのことです。
気のせいでは無いんですけどね。

リムに ホログラムで名前が書いてあるので
配慮さんが自動発動しましたが、
ホイールのオーナーの名前ではないと思われます。
そちらはプリントなので 爪でカリカリしても
剥がれたりしない仕上げになっていますが、

DSC06908msn4.jpg
ROVALのロゴのほうは 弱いステッカーなので
ところどころ剥がれかけています。

DSC06943amx14.jpg
DSC06944amx14.jpg
↑こんな感じ

DSC06909msn4.jpg
スペシャルモデルだからか
黒ではない銀アルマイトのハブで、
DTのラチェットEXPのフリーボディが付いています。
が、これは厳密には ラチェットEXPではありません。

DSC06911msn4.jpg
旧スターラチェットは 平面ラチェットのパーツを
左右からタケノコバネで押していましたが、
ラチェットEXPのスターラチェットではタケノコバネではない
バネ外径の変わらない円柱状の普通のバネが
フリーボディ側にのみ入っている片押し式となっています。
で、この後輪では タケノコバネが左右に入っている
旧スターラチェットの中身となっていて
フリーボディ体のみラチェットEXPのものになっていました。

カンパニョーロやフルクラムのCULTのリヤハブから
フリーボディを抜くと、ハブ体にしかベアリングが無い
「フロントハブ状態」になります。
この状態では、ベアリングが こなれてさえいれば
リヤハブでも フロントハブ同様に
超低抵抗な感触でスルスルと回るわけですが、
フリーボディを取り付けると 無負荷でハブシャフトを手で回す限りでは
フリーボディのベアリングの抵抗が加わるので
回転が重たくなります。

ラチェットEXPになっている DTの新240のリヤハブは、
ある程度の経年使用を要する場合もありますが
フリーボディを取り付けているとは思えないほど
ハブシャフトを手で回した感触が軽くなっています。
その独特の感触が この後輪に無かったので
フリーボディを引き抜いて 見てしまいました。

ラチェットEXPは ハブ体フリー側のベアリングの位置を
旧スターラチェットのハブより外側にして
ベアリング幅を ワイドにしていますが、
ある意味そのせいで 両押しバネにするスペースを確保できないので
片押しバネにしています。
実際の順序は逆で、片押しにしたことでスペースが余ったので
ベアリング幅で埋めたのでしょうが。

で、このハブは 旧スターラチェットに対応したハブ胴の寸法なので
ラチェットEXPに変換することはできません。

DSC06912msn4.jpg
↑これは ハブ体左側のベアリングですが、
ケース径がデカいメンズのクオーツ式腕時計で
中央に小さく入っているムーブメントとの寸法差を
白いプラスチックで埋めている様子を思い出すくらい
ベアリング径と ハブ体のサイズに差があります。

DSC06913msn4.jpg
元の状態は 全黒エアロライトで16+8Hの24Hです。
反フリー側のスポークのみ CXスプリントにして逆異径組みをしますが
フリー側のスポークの角度が悪いのは どうしようもないので
組み直しには フリー側の結線が必須です。

DSC06914msn4.jpg
半バラしから組み直すので
リムテープを剥がす必要はありません。
上の画像でも そうですが、
ところどころ リムの端にテープが利いていない箇所が
ありましたが お客さんはチューブドで運用しているので
問題は無いかと思います。

DSC06915msn4.jpg
フリー側のフランジ穴には 左右の穴振りがありますが

DSC06916msn4.jpg
反フリー側のフランジには ありません。

DSC06917msn4.jpg
なので 最終交差(といっても1クロス目ですが)で
どちら側のスポークが上になるか選ぶことができますが、
元の状態と同じになるようにしました。
JIS組み相当になるので 私も この重なりのほうを支持します。

DSC06918msn4.jpg
反フリー側のスポークを 黒CXスプリントストレートに置き換えました。
ニップルがリム内に落ちるのを避けるために
フランジに通す前から ねじ込んでいます。

DSC06919msn4.jpg
リムテープは剥がしていません。

DSC06922msn4.jpg
組めました。
結線は あとでやります。
ロヴァ―ルのCLXホイールなどのアルミニップルは
外側の六角をつかんで 調整したほうがいいのですが、
内側の四角も 高テンション時でも回せるくらいには
角が立っているので
「リムテープを剥がしたくない」という事情があれば
内側の四角をつかんでホイールを組むことは可能です。

今回のホイールはCLXなのでアルミニップルですが、
CLの しんちゅうニップルは やたらと摺動抵抗が大きいので
外側から回した方がいいです。

なお、冒頭の配慮さんが 何に対して配慮していたのか
明かすつもりは ありません。












DSC06920msn4.jpg
オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

DSC06921msn4.jpg
さがんノ しぐねちゃーもでるデシタ!
↑やーめーろー!

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