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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

303ファイアクレストの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07044amx14.jpg
お客さんから ZIPP303の後輪をお預かりしました。
リムブレーキ用です。
いま使っている後輪よりヌルい気がする(気のせいではない)ので
組み直しを ご希望です。
そのホイールも、ZIPPでは無いですが
あるブランドの完組みホイールを 私が組み直したものです。

DSC07042amx14.jpg
ホイールの実測重量がカタログ重量より重い、
と言っていたので 調べてみました。
公称重量が リムテープありなのか無しなのかは不明ですが、
剥がしたリムテープの重量は 17gでした。
先日のロヴァ―ルのアルピニストCLXのリムテープが
1周巻き(バルブ穴周りのみ2周)で 8gでしたが、
このリムテープは2周巻き(バルブ穴周りのみ3周)だったので
ほぼ倍の重量になっています。

DSC07043amx14.jpg
リムテープ無しの実測重量です。
カタログ重量は842gですが、ZIPPがスラムグループ傘下だからか
公称重量は スラムのXDRフリーボディ装着時の場合となっています。
参考までに、DTの旧スターラチェットのローターキット
(DTでの呼び名で、フリーボディ+右側ポン当てエンドのセット)の
シマノ11S用の公称重量が57g、これがスラムXDRだと46gなので
ZIPPの場合でも だいたい10g前後の差だと考えて
いいのではないでしょうか。
その場合、リムテープ無しが公称重量だとしても
まだ20gほどの差が ありますが。

このホイール、全黒CX-RAYではなく
全黒CXスプリントのヨンヨン組みなので、
半CXスプリントに組み直すのには
反フリー側をCX-RAYの6本組みにするだけなので
ホイールを全バラしする必要はありません。
が、今日もホイー(以下略)。の条件を満たすためという私の都合と
リムの重量を知りたいというお客さんの希望が
全バラしをするうえで合致したので 一旦バラすことになりました。
未知のホイールだと スポーク長さの計算をするのに
リム内径の計測が必要ですが、
今回のリムは 実は未知のリムではありません。

DSC07048amx14.jpg

DSC07049amx14.jpg
一応 リム内径を測ったのですが、
リム穴の厚みが違う箇所がありました。
上の画像は リム内径を測る自作のツールですが、
ニップル部分の見え具合が違います。
ニップルが引っ込んでいる穴を 外側から覗くと

DSC07047amx14.jpg
例によって バルーンを噛んでいましたが、
バルーンの厚みは ニップルの出しろを
変えるほどのものではありません。

DSC07054amx14.jpg

DSC07053amx14.jpg
↑上の画像は先ほどと違う穴ですが、平均的な出しろの穴です。
下の画像は、先ほどの下の画像と同じ穴です。
ニップルの長さが長いので 差が目立たなくなっていますが、
それでも明確な差があります。
あと、先ほどの画像は どちらも 穴振りの向きと逆側から撮っていますが
上の2枚の画像は穴振りの向き側から撮っているので
リム穴の輪郭が見えています。

DSC07050amx14.jpg
↑バラしたニップルと ニップルワッシャー
4個ずつ×6とか、6個ずつ×4に まとめたりすると
数が足りているかどうか 視覚的に分かりやすいです。
今回は4個ずつにしました。
20Hや32Hの場合でも 4個ずつが通用するからというのもありますが、
24Hのときは6個ずつにすることもあります。

DSC07051amx14.jpg
ニップルですが、外周側から回せる六角の部分の縦幅が浅く
サイズが合っている工具(ZIPPの純正を含めて3種類以上持っている)を
かけても かかりが浅くてナメそうになります。
工具のフチの部分が ワッシャーの丸みにかかっているのかもしれません。
ニップルを見る限り メーカーでは
外側をつかんでホイールを組んでいるようですが、
このニップルは内側の四角のつかみしろが
しっかりしている(縦幅が長く、角が丸くない)ので
組み直しのほとんどは内側をつかんで やりました。

DSC07052amx14.jpg
ニップルワッシャーは サピムの新Bでしたが、
ひとつだけ 斜めになった状態で
テンションをかけてしまったワッシャーがあったので
(上の画像 一番下)交換しています。

このワッシャー、仮組みのやり方にも よるでしょうが
長尺方向をリムの前後方向に合わせずに
ニップルを締め込むのは かえって難しいと思います。
メーカー内製のホイールでは しくじっている数が
ホイール1本に付き1個未満
(ひとつも しくじっていないホイールが わりと当たり前)
といったところですが、
ショップの手組みホイールで ばかすか間違えているものを
たまに見かけることがあります。
ZIPP先生の見本(→こちら
クソアホの例(→こちら

DSC07055amx14.jpg
組めました。

DSC07056amx14.jpg
反フリー側をCXスプリントの4本組みから
CX-RAYの6本組みに変えました。

DSC07057amx14.jpg
DSC07058amx14.jpg
DSC07059amx14.jpg
元のZIPPの表記があるリムテープが
貼られていたときから 盛り上がっているのが
分かる状態でしたが、
リムの外周側に 接着剤のような硬質な材質のものが
ところどころ盛られています。
検品の段階で、何らかの理由(鬆(す)を埋めるため?)に基づいて
目視+手作業で 歯磨き粉の容器のようなものから
ムチュ~ッと エポキシ系の接着剤を塗りつけているさまが
想像されます。実際のところは どうなのか知りませんが。

今回、お客さんの希望で リム重量を量ったわけですが、
カンチガイしないでほしいのは それを知る資格があるのは
本来 ホイールのオーナーだけということです。
教えてやることも もちろん可能ですが、
教えてやるとは言っていません。
↑うわこいつかんじわるい














DSC07060amx14.jpg
オ待タセシマシタ!

DSC07046amx14.jpg
コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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